わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
3.33
  • (66)
  • (169)
  • (334)
  • (50)
  • (21)
本棚登録 : 1834
レビュー : 238
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033224

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • わたしの読み方は文脈とスキーマに強く影響されていることを自覚した。というかその影響下にあることが当たり前で「わかったつもり」でいいじゃん、みたいな開き直りすらあったな。うん。「わかったつもり」は本だけじゃなくて、対面コミュニケーションでも起こりそうだと思う。「個別化」で(唐突なストファイ)対話相手の文脈を勝手において、相手のことをわかったつもりにならないように気をつけたい。

  • たくさん本を読むなかで、自分が理解できているのか不安になり手に取った一冊。
    タイトルにあるように、「わかったつもり」になっている原因は、分かったが、これに対しての対処法まで欲しかった。

  • 文章を読んで「わかった『つもり』」になっているカラクリを分析、説明。
    具体的に問題が設定されていて、特にセンター試験などでもやもやした経験が氷解した。それ以外は少し冗長に感じたけれど、いろんな論文を引用しているあたり、この手の専門家さんなのかなーと思った。
    文脈、スキーマ、わかった【つもり】がキーワードなのかなぁ。

  • 文章を読解する上で起こりがちな「分かったつもり」について分析・改善方法について書かれた本。
    自分が陥りがちな、「善いこと」(環境汚染は問題だ、等)やクリシェを勝手に文脈に当てはめて読んで「分かったつもり」になってしまうことについても記述されており、参考になった。

  • 具体例が多く,実際に課題を考えながら解説されているので,わかりやすかった。

  • 文脈や勧善懲悪を望む意識によって人は文章を誤解する。

  • 比較的本を読む方だと思うが、いまいち身になっている気がせず、一から読書を見直してみようと思い購入。作者の言う「わかったつもり」の数々に当てはまることが多くあり、なるほどつもりでしかなかったのかと納得。本を多く読むからこその読み飛ばし、勝手な推測、勝手な文脈からの解釈等々、を非常に分かりやすく具体例を持って教えてくれる。もう一度読んでおこうかなと思える本。

  • 国語教育への提言に共感。
    まさに大学受験当時のもやもや。
    もともと本を読むのが好きだったから、特別な勉強なんてしなくてもそれなりの点数を取れてはいたものの、「最も適切な」解答を選ばせる問題で提示される選択肢は理解できないことが多くて、結局ほとんど感覚で選んでたなあ。
    本書に書かれているような読解力は試験とか仕事向けの技術であって、趣味としての読書ではまた違う読み方もあると思うけれど、それにしても国語の授業ってどんな内容だったっけ。

  • 読んでよかったの一言。

    本を読んでも断片的にしか覚えていなかったり、
    本の内容を誰かに話そうとすると、もやっとはいえるけど自分の言葉になってないことがありませんか?

    この本は本を読んで、「わかったつもり」(よんだつもり)がなぜ起こるか、またそうならないためにどういった読み方をするのが良いかがわかりやすく書いてある本です

    この本のいい点は、
    実際に文を読んで自分が「わかったつもり」になってるのが体感的にわかるところですかね。自分の本の読み方がわかったつもりだったってのがわかるのがいいです。



    これを読みながら思ったことは、「人に説明するつもりで読む」という行為がいかに頭に内容を落とし込むのに理に適っているかということです。
    人に説明するためには自分の頭の中で読んだことを自分の言葉で組み立てなければならない。そんな根本的なことに気がつく良いきっかけになりました。



    ちなみに、具体的にどういうことが「わかったつもり」を引き起こすのかは本を読んで確認して下さい。(本の内容が頭に入ってないからまとめられないやつではないです)笑

  • 国語の教師だって、わからんものはわからん。
    なぜわからんのか。

    それは脳がわかったつもりになって、
    読み飛ばすから。

    じゃあ、どうすればいいの・・・
    そこを知りたかったのに・・・
    結局、自分次第なんかいな・・・
    いまいちすっきりしませんでした。

全238件中 31 - 40件を表示

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)のその他の作品

西林克彦の作品

ツイートする