100の悩みに100のデザイン 自分を変える「解決法」 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
2.88
  • (6)
  • (12)
  • (52)
  • (16)
  • (10)
本棚登録 : 260
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033668

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • デザインシンキングでの問題解決へのヒントが沢山の本でした。物事の捉え方を変えれば、いくらでも各々の抱える問題に向き合えると教えてもらえたような気がします。

    他の方のレビューを読んで、答えがないとか、内容が浅い、という言葉も見受けられましたが、それは自分の抱える問題への答えを探すという目的と本書は異なるからだと思います。読んだ内容をどう消化し、自分の問題に当てはめ解決していくか、それは自分自身で考えることです。そして、それは自身の考えを柔軟にさせるためのトレーニングであり、本書は自分の発想を豊かにするための肥料のように捉えたら、有意義なのではないでしょうか?確かに本職のデザイナーさんには、当たり前のようなことであるかもしれませんが、この考え方が家庭や職場、プライベートの空間で利用されれば、より良い生活ができるのかもしれません。あとがきを読めば、分かることだと思うのですが。

  • サクサク好きなページから読める

    誰でも抱えるような様々な悩みを
    サクッと、ズバっと解決する

    一個一個でみると
    「いやそんな簡単な話じゃーないよ」
    とか
    「そんなんじゃ解決しないよ!」
    とか思いました

    ただ、全体を読み終わる頃には
    「悩みこむこと自体、生産性がなくて、センスないよなぁ」
    っと悟っていました

    本書はつまり
    ざくっと悩みなんて解決してしまえ!
    と言っているのかも知れないですね

    しらんけど

  • 見開きでワンテーマになっていて、
    自分の気になるところをいろいろ見ていけるのが面白い。
    図解にすることで、より分かりやすくなり、
    下段の解説では、難しいと思っていた言葉の基本的な意味、役割が書かれている。
    マーケティングやら、経済的な話やら、仕事でつかえる分析の方法などが
    その延長にあるのがわかる。
    デザインは現状を変えていく思考の持ち方。
    物事をスッキリと整理し無駄をなくし
    生活をいい方へ向かわせるヒントがたくさん。
    どの話の中だったか「幹事は報われない」の一言が
    アタマから離れません。

  • 「デザイン」という言葉に惹かれて読んでみたのだけれど、ごく普通のhack本だった。「テレビを見なくとも別に困ることなどない」「節約はちゃんと成果を上げているか、漠然とではなくデータ管理が必要」などなど、スキルアップのための時間の使い方、身辺の管理方法が書かれている。アタリマエといえばそうなんだけど、でもできないんだよね。読んだだけで満足しちゃいけないよ。

  • 2007年3月5日読了。

    「デザイン」と書いてあって著者はデザイナーの方なのだが、これはいわゆるビジュアルなデザインの本ではなく、物事の考え方の本。悩みに応じて考え方、つまり解決法は「デザイン」されるという。曰く「デザインとは思いやり」。必要に応じて考えられるものであると。こうしたいけど、その方法は? という流れで進められている。なるほどー。説明のしようがないので、気になる方は是非読んでみてくださいっ(おい)。

  • 「デザインの力」で課題(悩み事)を解決する事例が100個掲載されている。。。ことになっているが、正直言って、つまらない出来の本。本書にケチをつければキリがないし、「デザインの力」に過度な期待した側が悪いのかもしれないし、何か為になる話があるかと思って最後まで読んでしまった。100個中5個くらいは、ちょっとは役立つ話があったもしれない。:p

  • 意表をつく構成で面白い!巻頭ページにいきなりカラーパターンがいくつか並べられていて「え?何これ?」と。デザインとはこうした色使いのセンスに関連しているのかと思いきや、「はじめに」で、「ビジュアル的なデザインのことではなく、この本では、デザインの本質的な考え方を紹介」と書かれてあり、これまた意表をつかれた。
    99の悩みが索引になっていて、イラストや図表もありわかりやすい。
    私は「47 どうも最近老けてきた」の悩みに対して「元気をデザインする」という項が一番好き。積極的に問題解決に取り組む姿勢が学べるユニークな一冊だ。

  • さらっと読める。少し強引かなぁと思うところはあった。

  • ≪内容≫
    デザイナーが日常生活もデザインである、とのコンセプトで100のテーマでまとめたもの。2ページで1テーマなので、食い足りないし、左ページは表や図でまとめられているので、さらに物足りない感じが否めない。
    ヒントになるようなことはちょくちょく顔を出すので、興味がある人は、拾い読みをどうぞ!
    (学校図書館)

  • この本に載っている悩みへの「解決策」はただの例であって、それを導くための考え方、というかデザインの仕方、の思考の訓練をするためのものである。ということはわかっている。
    だが、書いてあることが上っ面ばかりなで回したようなものばかりで、しかも筆者が上から目線な感じ(違うかもしれないけど)が伝わってくるのがいやだ。
    想像力を養えばテレパシーが使えるようになるんだと。なんなんだ。

全40件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

デジタルハリウッド大学名誉教授・大学院教授。先端色彩研究室室長。
金沢美術工芸大学産業美術学科卒業。 1968年よりデザイン教育に携わる一方でグラフィックデザイナーとして活躍。
研究テーマはデザイン理論と表現技術。
長年にわたる研究と「カラーイメージチャート」によって、実戦向きのデジタル色彩システムを実用化させた。
国内10万人以上が「カラーイメージチャート」による配色を行っており、デジタル色彩システムは高い評価を得ている。
特に中国での普及は目覚ましいものがある。中国の大学でも教鞭を執り、デザイン教育に力を注いでいる。
中国メディア大学・上海音楽学院教授。
日本カラーイメージ協会・国際カラーイメージ協会理事長。色彩関連著書多数。

「2020年 『日本の美しいことばと配色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

南雲治嘉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×