アンダースロー論 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033712

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  • 2000年代に入り、アンダースローの第一人者だった渡辺俊介の自伝。

    技術的な話が多かったが、面白かった。

  • ミスターサブマリン、渡辺俊介のアンダースロー論。
    個人的にアンダースローのピッチャーが好きなので、面白そうだなと
    何となく手にとって読んでみたけど凄く良かった。
    はぁ~とかへぇ~とか思わず頷いてしまう(私は投げれないけど)
    地上スレスレで投げる球とか、あのフォームってすごく独特で
    思わず惚れ惚れしてしまう。何故かは分からないけども。
    中学生の頃、途中でピッチングフォームを変えて
    その後もすっごい苦労してるのに弱音も吐かず。
    色んな人にも意見をもらいに行き、学ぶ姿勢が素晴らしいなと心から思う。
    まさに球界の「ミスターサブマリン」
    今もアンダースローの投手はもちろんいるけど
    やっぱり希少だと思うので少しでも長く野球を頑張ってほしい!

  • 【要約】


    【ノート】
    ・「グーグル・アマゾン化する社会」の「関連本宣伝」で

  • 90 早い時点で失投だとわかれば、それを甘い球にするのではなく
    ボール球にしてしまう。
    これができるかできないかが一軍と二軍の差だと、
    いまは思います

    98野手の動きを確認してから投げ始める。
    野手が守りやすいマウンドさばきがある。
    <早いこと>ではなく、余裕をもって試合を支配する感じ

    ワンバウンドの球が無い
    肩を壊しにくい
    絶滅危惧種とされるアンダースロー投手

  • この著書が上梓された2006年の前年が渡辺投手のキャリアハイで年間15勝。この本を手にとった前年の2008年の13勝を最後に成績は奮わなくなる。先発ローテの1勝は1千万の価値があるとか技術論だけではない面にも解説していたのが良かった。

  • 4年くらい前に読んだ本を,久しぶりに手にとったので再読.
    かなり赤裸々に2006年当時の渡辺俊介の投球ノウハウが凝縮されていて面白い.ストレートを投げるときの握りを外角と内角で替えるとか,体重移動のエッセンスとか,かなり詳細に書かれている.
    この本が出版されたのが2006年.当時の渡辺俊介,30歳.38歳となる2014年からは米球界に挑戦するわけだが,今の彼の野球観も気になるところ.特に,当時は先発の柱として活躍しており,本書では先発投手としての調整について書かれているが,中継ぎ投手となった渡辺俊介は何に悩み,どう対応しているのか,とか書かれた「続・アンダースロー論」が出来たとしたら,かなり面白いと思うなぁ.

  • 2013.9.12 了/最近こんな本ばかり読んでいるが、全部長男が図書館で見つけてきた本。ヤクルト石川選手の本もそうだが、プロ野球選手になりたいという夢を持つ少年には、なかなかいい。少年野球の指導者にとっても、大変勉強になる。投球技術についてもかなり参考になった。いま、自分のチームの選手一人に、サイドスロー投手を目指してみないかと助言しているが、この本を読んで、あながち悪くないのではないかと勝手に思いました。野球は面白い。

  • 中学、高校、大学と常に二番手投手だった渡辺俊介がどうやってプロ野球選手として活躍できたのかが良くわかる本。

    2013年の今読み直すと清水直やコバヒロの事も少しだけ書かれていて05年の強い投手陣を思い出し少し寂しくなりました。

  • 千葉ロッテマリーンズに所属している、渡辺俊介投手の著書。
    自身が球界でも貴重なアンダースロー投手であり、その経験等をまとめた内容。
    タイトルに「アンダースロー論」とはあるものの、タイトル通りにアンダースローの投球技術や考え方について触れている部分以外に、プロ入りして一軍に定着するまでの話や、先発マウンドに立つまでの準備の話、第1回WBCで代表に選ばれた際の話などもあり、ロッテファンの方や渡辺投手のファンの方が読んでも楽しめる内容だと思います。

  • 意外とあるようでなかったテーマを、日本を代表するアンダースロー投手である千葉ロッテの渡辺俊介が余すところなく語っています。基本的には投球技術論が中心ですが、同時に生い立ちなどにも触れています。投球技術の伝承と子供へ夢を与えたい熱意がひしひしと伝わってきますし、全体に話の内容が散漫になることもなく絞り込まれていますので、野球少年にとっても非常に読みやすくなっています。

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