メンタル・コーチング: 流れを変え、奇跡を生む方法 (光文社新書 308)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034092

感想・レビュー・書評

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  • メンタル・コーチングについて知りたくて読書。

    奇跡は突然発生するものではなく、起こるべくして起こっている。
    自分の限界を超えた無の力が奇跡的な能力を生み出す要因となっているのではないかということを高校野球、ボクシング、マラソン、プロ野球、プロレスなどの幅広い事例から説明している。

    偶然を偶然と思うなという師匠の言葉を思い出す。

    現代は努力や地味な訓練を否定しがちな風潮がある。しかし、反復訓練の力を感じさせてくれる。自分の限界へ挑戦しないと成長することはない。でも自分の限界へ挑戦する、自分の弱さ、負の部分と対峙することは非常に辛いことである。だから多くの人間はその作業を避けて逃げる。

    小さなことから挑戦して自分を成長させたい。同時にメンターや師匠の必要性を再認識した。勝間さんの言葉ではないが、毎日0.1%改善すれば年間で36.5%の改善となる。

    読書時間:約55分

    本書はバンコクのブックオブワールドで購入しました。

  • 「№1理論」とともに読むとおもしろいです。

  • いろいろなスポーツの監督・選手の逸話を例にとりあげて、古臭い根性論ではなく、心から信頼関係を築けるメンタル・コーチングが時代にふさわしいと、述べているのかなと感じた。
    読み物として楽しめた本だった。

  • メンタル強化の方法を述べた本。力を発揮できる状況の説明、コーチと選手の理想的な関係、プラス思考のマイナス側面、根性論の科学的な分析など、興味深く感じる場面が沢山出てきました。取り上げられている具体的事例が興味深かったことと、文章が分かりやすくまとめられていたので、一気に読みきれました。(2007.8.16)

  • スポーツなどにおいて、気持ちの問題は決して侮れない力となる。根性論は古く間違っているものではなく、それを正しく理解し、うまく引き出せれば大きな助けにもなる。しかし、履き違えてしまうと、大きな障害でしかありえないということを実例を交えて解説している。

  • 当たり前だけど、気を高める為に呼吸方法も大事なのか。。古今東西の師弟の話は読み物としても面白い。1996年松山商業の奇跡のバックホームはYouTubeで探して観てしまいました。

  • スポーツ系。反復で身につけた技術を試合で出す。無心になるための呼吸、暗示、声。無心=以下のことに集中。超自我を越える。

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著者プロフィール

1957年北海道室蘭市生まれ。早稲田大学卒業後、土木作業などのアルバイトを転々とし、週刊誌記者を経てノンフィクション作家となる。スポーツへの造詣が深く、『Number』誌への執筆や野球・ボクシング界に材を取ったノンフィクション、コーチング本を数多く著す。また1998年に自らうつ病を体験してからは精神疾患の分野にも積極的に取り組んでいる。主な著書に『狂気の右ストレート 大場政夫の孤独と栄光』『巨人軍に葬られた男たち』『敗者復活戦』『メンタル・コーチング』『コーチ論』『ラストゴングは打ち鳴らされた』『医者にウツは治せない』などがある。

「2018年 『死が贈りものになるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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