下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034177

感想・レビュー・書評

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  • 随分昔に読んだ 下流社会の 続編
    2匹目のドジョウはいなかったようだ

    競争が嫌いな小学校
    上流なニート 下流の正社員
    下流の自分探しを 仕組んだ ビジネス
     どれも今昔のような気がする

  • 前作も読んでいたので、一応読んでみました。

    前作の批判(統計の元になるデータが少ない)を意識して増やしたようですが、、、
    一概に既婚/未婚だけで分けてしまうのはちょっと危険かな、と。
    たとえば、
    既婚-結婚相手の階層
    未婚-パートナーの有無とその階層
    みたいなクロスした分析も必要かと。
    まあ、何にせよ、単純な階層わけってのは危険ですね。
    こういう傾向にあります、っていうのは参考になるけど。

  • 格差社会としての下流社会の現実を統計データを用いて描く。社会への意識により、購読する雑誌に傾向が見られる。男性は、SPAとSMARTとに、大別。ニートやフリーターは、必ずしも社会に不満を持っていない。男性格差よりも、女女格差の方が、大きく拡がっていると。

  • ・クソつまんなかった。数字いじくり回して分析と言う名の仮説披露しまくるだけ。統計の事はよくわかんねーけど各世代で数値が上がってる!とか言って1%しか違わねーのには閉口した。SPA!男、とかはちょっと笑えたけどね。

  • うーん、僕には相性がなかったような印象の本。社会において女性が強くなり、男性が弱くなる。そのなかでもキャリア思考の女子とそうでない人は考え方が違う(=下流でもよい)ということを様々なデータを用いて書いているのだが特に新しい発見はなかった感じ。。。

  •  前著に引き続きかまやつ系やミリオネーゼ系などカテゴライズ化が好きなのは雑誌の人だったからかな。階層によって読む雑誌が変わるとこは面白い。
     「おわりに」にあったように、これからの正社員像を描くべき時代というのは同意。山田昌弘さんが述べているように正社員でも希望を持てない社会はどこかが歪んでいる証拠。

  • 女性の階層意識に焦点を当てて書かれた本。それによると、「既婚・正社員」が最も階層意識が高いそうである。そして、夫婦ともに正社員で働いて収入を増やすのが一番の勝ち組らしい。

    女性が働き続けるのは昔も今も何かと難しい時代、正社員で働き続けるのはよほど優秀で、子育てにも様々な方法で手が借りられる人でないと無理、となるとなかなか難しそうだ。

    女性が読むと、身につまされる部分が多いと思う。

  • フリーターや派遣が持つ下流意識を持つ中、正社員並みの上流意識を持つ20代前半のニート。衣食住の満足度では正社員よりも上をいく。しかし30代になると下流意識が増える。ただ正社員からの転落組がいる可能性があるため。だがその後吹っきれたからか一度満足度が上がる、同時に自殺を考えることも頻繁になる。

  • ブックオフで105円で買いました。
    それでもおすすめはできません。
    こういう題名の本って、なぜかひかれてしまうのですが、こんどから気をつけます。格差社会や下流思考はよかったですが・・・

  • 前作の復習といった感じ。特に新しい考えはなし。
    それにしても、女性はライフスタイルの違いで全く読む雑誌が地学らしいので、雑誌の考察というのは面白い。今まで読んだことはなかったけど、ミリオネーゼ系雑誌といわれる『oggi』とか『CLASSY』を手に取ってみようかな。笑

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著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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