鉄道地図は謎だらけ (光文社新書 344)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034474

作品紹介・あらすじ

寝床で、通勤電車で、"紙上旅行"を楽しむ。時刻表に付いている索引地図をたよりに、日本全国の鉄道に秘められたエピソードを探る。

感想・レビュー・書評

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  • 鉄道関係の書籍は「謎」という表現が多いのは何故だろう。

    情報がきちんと開示されていないせいだろうか。
    細かいところを知りたがる愛好家が多いせいだろうか。
    政治,法律などの歴史的な経緯があるために、合理的になっていないことが多いからだろうか。

    名古屋港の平面十字交差などテツの人は知っているような話題が満載。
    テツチャン入門的な書籍。

  • 鉄道地図を眺めていると、路線が不自然に曲がっていたり、多くの路線が狭い地域で複雑に絡み合っているなど、設置の意図が分からない不自然な箇所を見つけることがある。本書では、このように誰もが不思議に思う路線について、何故このようなことになったのか、歴史的経緯を紐解きながら考察している。鉄道ファンの中でも、私のように歴史と運用に興味のある人は、特に楽しんで読むことができると思う。

  • 第1幕 鉄道地図、七不思議の旅
    第2幕 全国津々浦々、「境目」の謎
    第3幕 特選 鉄道地図「珍」名所八景

    著者:所澤秀樹(1960-、ライター)

  • ちょっと難しくて私にはまだ早かったなー、と。

  •  子どものころから,鉄道の不思議なところ,気になるところを調べるのが好きな所澤秀樹さんが,齢50歳を過ぎても,鉄道の地図,路線図が不思議だと感じたところに実際に行ったり古い資料から調べたりしたことが書いてある本。
     何気なく日々乗っている列車や路線について,実はこんな秘密があるというのが分かって面白いです。

     それにしても,近鉄さんをはじめとする関西私鉄はややこしいですね。関東人のオイラがふだん乗らないからか。

  • よくぞここまで調べたなと感心する。鉄道薀蓄の宝庫。

  • どんな領域にもマニアっているんだなあ、と。

  • 1

  • ○鉄道フリーライターである所澤氏の著作。
    ○他の作品と同じく、マニアックではあるが、独特の視点で鉄道を語る本として、面白かった。

  • マニアが内輪で盛り上がってる風な感じがどうも気になって、すんなり知識として入ってこないのが残念なところ。言い回しも、気になるところが多くて、全体的にイマイチかなぁ。

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著者プロフィール

所澤秀樹(しょざわ・ひでき)
交通史・文化研究家。旅行作家。1960年東京都生まれ。日本工業大学卒業。神戸市在住。
著書:『鉄道時刻表の暗号を解く』『「快速」と「準急」はどっちが速い? 鉄道のオキテはややこしい』『鉄道フリーきっぷ 達人の旅ワザ』『鉄道旅行 週末だけでこんなに行ける!』『日本の鉄道 乗り換え・乗り継ぎの達人』(以上、光文社新書)、『鉄道会社はややこしい 「相互直通運転」の知られざるカラクリに迫る!』(第38回交通図書賞〔一般部門〕受賞)、『青春18きっぷで愉しむ ぶらり鈍行の旅』『駅名おもしろ話』『鉄道地図は謎だらけ』(以上、光文社知恵の森文庫)、『時刻表タイムトラベル』(ちくま新書)、『鉄道地図 残念な歴史』(ちくま文庫)、『鉄道の基礎知識』『国鉄の基礎知識』『鉄道史の仁義なき闘い 鉄道会社ガチンコ勝負列伝』『東京の地下鉄相互直通ガイド』『EF58』(以上、創元社)など多数。

「2020年 『鉄道手帳[2021年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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