- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334034733
作品紹介・あらすじ
多種多様な役割を知り、効果的に使い分けるには-接続詞使用のセンスを磨くための小辞典。
感想・レビュー・書評
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予想以上に勉強になりました!
なぜか、あるはずのない場所に面陳されていたこの本。
でも、気になって買って良かった。
文章の中のスパイス、接続詞。
けれど、読むにも書くにも、大体のニュアンスで使っていることが多い。
なんとなくのことが多いから、微妙な説明を避けていたりしたのだけど……。
甘えて良いのであれば、巻末にまとめがあれば嬉しかった。あ、わがままですね、すいません。
意識していないところを意識することで、文章は精錬されるのではないか。うん、良かった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章における方向指示器である接続詞についての解説本。わかりやすくてためになります。
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タイトルの通り日本語における接続詞の役割を解説する本である。
書き言葉だけでなく口語体にも触れており、接続詞について多角的な視野からアプローチをかけている。
本書において特に眉唾物なのが、接続詞の使い方に人の性格が浮き出るということだ。「てか」を多様してしまう私は、飽きっぽいが機転を効かせられる人間らしい。
このように、接続詞に対して特殊なアプローチをかける本書は座学としては大変面白い。しかし、本書はあくまで接続詞の役割や特徴を述べるに留めており、実際に整然とした文章を書けるようエスコートしてくれる性質ではないことに注意していただきたい。
言語学という側面から評価すれば星4をつけていたが、実践向きな内容を期待していたので厳しい評価に致しました。
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文章を書く時に、適切な文章の繋ぎ方が分からず難儀していたことから、この本を読んでみた。
接続詞の重要性と考え方・使い方がよく分かる、良い本だと思う。 -
アカデミックライティング(日本語ですが)のマニュアル本はかなり多く出版されていますが,本書は接続詞に焦点を絞っている点で,他書に比べたオリジナリティがあります。
接続詞の使い方しだいで,文章の論理展開がクリアかどうかが決まると言っても過言ではありません。
他のマニュアル本よりも断然おすすめできる内容だと思います。 -
県
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論理の接続詞-順接だから、逆接それなら
整理の接続詞-並列そしてそれにかつ、対比一方または、列挙第一に最初にまず
理解の接続詞-換言つまりむしろ、例示たとえばとくに、補足なぜならただし
展開の接続詞-転換さてでは、結論このようにとにかく
文末の接続詞
過ぎたるは及ばざるが如し
接続詞をつけることによって起こる弊害
①文間の距離が近くなりすぎる
②まちがった癒着を生じさせる
③文章の自然な流れをブツブツ切る
④書き手の解釈を押しつける(谷崎潤一郎『文章讀本』(中公文庫)参照)
⑤後続文脈の理解を阻害する
井伏鱒二「『が』『そして』『しかし』---文体は人の歩き癖に似ている」(吉行淳之介選・日本ペンクラブ編『文章読本』ランダムハウス講談社文庫)
本書の接続詞の定義:
独立した先行文脈の内容をうけなおし、後続文脈の展開の方向性を示す表現
図書館/本ため -
小学生、中学生が読むといい文が書けるし、コミニュケーション能力も上がる気がする
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文章をより正確に読み・書きするための基礎技術について学びたくて購入した。
文脈同士を繋ぐ接続詞全般について、書き言葉だけでなく、話し言葉の中での用法を紹介しており、興味深い内容だった。一方で、読み・書きの力を向上させるための、具体的な方法や注意点について、もう少し記載があるとありがたいと感じた。 -
レポートとか書くときに読み直したい