できそこないの男たち (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1449
レビュー : 233
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034740

感想・レビュー・書評

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  • 2014.12読了
    相変わらず引き込まれる文章書く人だ。

    サイエンス的にどこまで信じていいのか今ひとつ確証が持てないが。

  • できそこないの男たち - bookworm's digest
    http://tacbook.hatenablog.com/entry/2014/12/12/101042

  • 実にわかりやすく、眈々と衝撃を伝えてくれる。男とは、女が種を維持、反映させるために生み出したものであり、そもそも、その役割が終わればアリマキのように死んでも何ら問題はない。お父さん似というが、それは、どこかのあばあちゃん似ということに過ぎない。そう思うと、不倫を文化と言った男はあながち非難されるべくもないのではなかろうか。男は種まくために存在し、それは女が栄えるために他ならない。

  • 誤解を生みやすいタイトルだ。あたかも男という性を嗤うための書のように見えるが、実態は全く異なり、あくまでも生物学的な視点から男性という性の誕生についての解説書なのだ。しかし裏切られたことが心地良いくらいに面白い!百科事典の例えを用いた染色体の伝播はとてもわかりやすく、またその経過をたどることによる天皇制の有意性、日本人の「非」独自性などへの問いかけもとても新鮮な驚きとして読めた。

  • 男は所詮できそこない。女の方が生物学的に優れているという話。人間は欲張ったのか。

  • まどろっこしい語り口は好きになれないから、相性の問題だな。

    メスからオスが作り出される過程の色々。あと競争の激しい研究者たちの世界。
    ある発見に至るまでのエピソードがくわしくて面白い。

  • 236
    おもしろかった!期待通り。本書はもっと注目されて良いと思う。著者に注目するきっかけとなった作品。
    同著者、読了2作目。

  • 「できそこないの男たち」に関する箇所は、いかに男が「女から産み出されたか」を知ることができ面白いです。

    しかしプロローグ、そして第十章以降は何のために本書に導入したのかがよく分かりません。
    タイトルとあまり関係無い著者の思い出などを、冗長に語ってるだけです。
    特にエピローグの「生殖行為の快感と加速を感じる知覚」についての著者の「空想」については、(本人も分かっていて書いているとは思いますが)非科学的で荒唐無稽にもほどがあり、自分は全く共感できませんでした。

  • 雑誌でエッセイを読んだとき、文章が面白かったので著書を借りてみた。
    期待通りわかりやすく面白い。

    DNAの解析技術の向上で、遺伝子情報が徐々に
    明らかになっていく昨今、性染色体の発見から
    最新の性決定遺伝子の解明までを解説。
    最後は世界最高レベルの心臓外科教授の汚職事件。

    素人にはちょっと難しい専門的な部分もあるけど、
    メス社会のアリマキの世界や、人類の遺伝タイプの分類
    など、興味深いエピソードも多くて面白かった。

    アリマキの話によると、基本的にはメスだけで社会は成り立つらしい。
    しかし、クローンでは絶滅の危険があるので、種の維持の為
    1年のある時期だけオスを作り出す。

    メスの基本仕様をカスタマイズしてオスが作られるので、
    若干機能が不完全というのは衝撃の事実。
    でも確かに、男性の方が胃腸が弱いとか、寿命が短いとかあるよね。
    環境のせいではなく、遺伝子的にもそうだったのか。。

    最近の科学ニュースで、恐怖の記憶が遺伝子に刻まれて
    子孫に伝わるというのが発表されていた。
    遺伝子解析はどんどん進んでいく。

  • 確か、ブクブク交換で手に入れた一冊です。
    『生物と無生物のあいだ』が面白かったので手にとってみました。

     “男の弱さは生物学的に運命づけられているとしか考えようがなくなる。”

    男の身としては、題名からしてキュッとしそうですが、、
    読むとなおさら“キュッとします”、、うーん、できそこない(汗

    昔何かのSFで、女性のみで“種”を維持していくとの話を読んだ覚えがありますが、
    実際にそれを実践している“種”があるとは思いませんでした、、うーん。。

     “アダムがイブを作ったのではない。イブがアダムを作り出したのである。”

    こちら、先日読んだ『風の中のマリア』とも被る部分があり、、
    あらためて“女性”は偉大だなぁ、、と実感です。

    ちなみに、とある器官の“なれの果て”についてはビックリしました。
    こういう話を知ると、サイエンス系も読まないとなぁ、、とあらためて。

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著者プロフィール

青山学院大学 理工学部 教授

「2019年 『マッキー生化学 問題の解き方 第6版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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