南アジア 世界暴力の発信源 (光文社新書)

著者 : 宮田律
  • 光文社 (2009年11月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035341

南アジア 世界暴力の発信源 (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • アフガニスタンとアメリカ
    ・ソ連政権存続時は、アフガニスタンへの侵攻を「正義」の建前で援助をした。しかし、所詮は功利主義のアメリカは、ソ連崩壊後は、非民主主義が強まったアフガニスタンとは関わる利益はなく離れていった。
    ・パキスタンはその後1時的な友好を築いたが、ビン・ラディン潜伏の際に決壊。
    ・アメリカの上院にはユダヤ人が多くいるのでイスラエルとは友好関係を取り続けている。

  • 読み終わってすぐに、シク教徒がどうなっているのかという疑問がわく。それくらい半端に扱われている。
    世俗化して経済成長して福祉国家化すればおkといったような流れもちょっと短絡的すぎやしないかと。

    パキスタン、アフガニスタン、インドの戦後史を知るにはいいかもしれません。

  • [ 内容 ]
    インド、パキスタン、アフガニスタンを中心とした南アジア地域の不安定の背景には何があるのか―。
    近代国家が成立するまでの歩み、複雑な民族問題、周辺諸国やアメリカの思惑を辿りながら読む、国際情勢の行方。

    [ 目次 ]
    第1章 民族の博物館、アフガニスタンを読む(不安定な国家;かなえられない夢;「タリバン」という名の下に;インドの影響力)
    第2章 悲劇の国、パキスタンを読む(矛盾を抱える国家;国際社会の懸念;九・一一後の劇的な変化)
    第3章 アメリカの思惑がもたらしたもの(イスラム国家の創設;イスラム急進思想の発信地)
    第4章 南アジアの大国、インドの行方(近代国家の枠組み;経済発展の陰で;毛沢東主義、イスラム過激派、ヒンドゥー過激派)
    第5章 日本が果たすべき役割は何か(インドと日本、深まる交流;平和的関与)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 著者は中東・イスラーム専門家。なのになぜ「南アジア」本?と疑問に思いながら読んでみると、案の定イスラーム圏のパキスタンとアフガニスタンに偏っていた。南アジアの過半数を構成するインドに関して十分な議論をせず、周辺諸国の不安定がインドにも及ぶだろう、というかなりいい加減な議論がなされている。固有名詞の使われ方を見ても、著者がインドに関する専門的知識を十分に持ち合わせていないことがわかる。書名が提示する「南アジア=世界における暴力の発信源」という命題が、本書で示されているとは言いがたい。パキスタンとアフガンの現状を手軽に理解するために役立つ本ではあると思うが、とにかく書名が悪い。

  • パキスタンはインドに対抗するためにアフガニスタンを取り組もうとした。第一次大戦時にインド人は傭兵としてイギリス軍に参加して戦った。
    独立後、パキスタンは貧しい不毛なエリアのみが与えられた。
    カシミールも住民のほとんどはムスリムなのに、領主がヒンドゥー教徒でヒンドゥー化して争いが始まった。
    インド人工の13%がムスリムだが、ヒンドゥー教の暴力の対象にされてきた。
    貧しいから神学学校に行き、そこでタリバンのような教育を受けざるを得ない。悪循環だ。
    またパキスタンが平和になることを祈る。

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