デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書 440)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035433

作品紹介・あらすじ

モノの値段が下がり続けると私たちの生活はどうなるのか?日本が長期停滞から抜け出すためにはどうすればよいのか?勝間和代氏の共同事業パートナーである著者が、経済学の知見に基づきながら分かりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • デフレ・インフレ・円高・円安についてわかりやすく書いていた本。
    どうすれば日本経済が良くなるのか?をリフレ派の意見として著されていた。

  •  10年ほど前に出版された上念さんの本。デフレ脱却には金融緩和すべしという超基本的なことをおさらいできた本であった。また、産業政策の効果というものについてあまり分かっていなかったが、マクロで見るとたいして効果ないんだなと分かった。
     経済記事なんか読むと、日本の経済を立て直すには、上述した産業政策や構造改革をどうすれば云々とダラダラ書いているものが多いが、まずお金を刷れってなんで言わないのかと思う。

  • 勝間和代さんらの「反デフレ」キャンペーンの第一弾。

    ただ、後に「リフレ派」と呼ばれる「反デフレ」の本は、
    多く出ていることも知る。

    複数読んで理解を深めるのがいいと思います。

  • 金融を知らない人にでもわかりやすく書かれている!
    今、何をしたらよいのか?!
    がよくわかる1冊でした!

  • この本を読むと、デフレがなぜ良くないのかが、ほんとうによく分かる。
    デフレと円高がどう自分たちの暮らしに影響するのかを具体的に説明してくれている。また歴史を振り返って説明してくれ、今の状況は昭和大恐慌に匹敵する恐ろしい状態であることがよく分かった。
    日銀と政府はデフレ脱却のための効果的な策をなぜ打たないのだろう。この本を読むと、ますます理解できなくなる。

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  • 輸入小麦などの価格上昇に伴うパン等食品の値上げ、ガソリンの値上げがあって、生活実感的には全然デフレじゃなかったときも本当はデフレだった等という経済の基本がよく分かった。経済初心者にはわかりやすくて良かったです。

  • 日本経済がどう回ってるのか、分かりやすく解説した入門書。初心者には読み易くて非常に嬉しい。
    他方、国の要職に就いている方の発言に対して「トンデもない!」などと批判的なコメントが目立つため、読んでてあまり気持ちの良いものでは無いです。コメントに対して対案や改善策を具体的に提示してたらまたテイストが変わってたかも。

  • インフレターゲット論。目新しさはない。デフレ日銀主犯説に近いか。

  • 上念には毎回笑わされる
    経済漫談家ですわww

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著者プロフィール

経済評論家。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は1901年創立の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。著書に『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書)、『タダより高いものはない』『経済用語 悪魔の辞典』(イースト・プレス)、『官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済』(SB新書)、『日本を亡ぼす岩盤規制』『経済で読み解く日本史(全5巻)』(飛鳥新社)などがある。2013年12月より毎月、八重洲・イブニング・ラボ(https://y-e-lab.cd-pf.net/home)の主任研究員として講演活動を行っている。

「2019年 『大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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