日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ (光文社新書 448)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035525

作品紹介・あらすじ

本書では、海外で語られている噂をご紹介しながら、私たち日本人がどのように見られ、語られ、描かれているのかを探っていきたいと思います。日本のスポーツやアニメやポルノは海外でいかに受け止められているのか…。それが真実であろうとなかろうと、世界で噂される日本のイメージを直視することこそが、日本のアイデンティティを考えることにもつながるのです。そして、それはあなた自身に向けられた視線でもあるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 様々な日本人についての噂を知れて、また「盛り塩」の由来など意外な事実も知れて、興味深く読めた。
    とどのつまり筆者もいうように「噂というのは、人々が抱く無知や不安や恐怖のバロメーター」であることがよくわかった。今後、噂は噂であることを頭において溢れる情報を受けとめたい。

  • <再読>世界各国で聞かれる日本の噂。すべて日本人からしてみたら理解できないものばかりだが、他国にはない日本ならではの習慣や特長によるものに起因する。一方で我々も世界各国に対して同様な偏見や差別を持っていないだろうか?第三者的な視点を常に併せ持ちたいものだ。

  • 高校の修学旅行の時、乗り換えで羽田空港で出発待ちの間立ち寄った本屋さんで見つけた本。題名を覚えておいて帰ってきてから学校の司書さんに購入してもらいました。内容はもうあんまり覚えてないけど、結構下品な日本の噂があっておもしろかったなぁ。

  • 花泉図書館。

    知らないこと、わからないことに対して、人は、いい加減なことを言うもんだなぁ~。

    知らなきゃ「知らない」って、なんで言えないかなぁ~。

  • 私たち日本人は、周囲の外国人からはどのように見られているのか。そこには、時代によって様々な顔がありました。戦後の貧しい時代、バブルの時代、そして現代。遠い日本の地に対する恐怖や着たいから様々な噂が流れる。良くも悪くも、日本という国を改めて見直すことができた、そして、面白い一冊でした。

  • 好きなノンフィクションライター石井光太氏の本なので楽しみに読んだが、ライトすぎてイマイチでしたね。
    しかし、性や下ネタは相変わらず興味深いネタを提供してくれる。
    歌麿デカすぎ。確かにロリコンはびこり過ぎてて、みんなロリコンだと勘違いされるし。横には割れてない。
    中韓の反日はもはや伝統芸。

  • 内容は人々が大好きな噂話だっただけあって楽しみにしていましたが、こんな本まで作って言いたかったことはなんなのかあんまりわからなかった。どう思われているのかっていう意外性はあったけど、ほんとそれだけって感じ。

  • 古いうわさ話を集めたもの
    かなり古いのが多い

  • うわさには根も葉もないうわさもあれば文化の違いによる誤解から生じるうわさもある。根も葉もないうわさはデマや恐怖から発生する。相手を貶める、あるいは差別していたことの恐れからから生じる。
    著者は、被害がないうわさは訂正しないでそっとしておくと書いているが、僕もこれからは無理に説得することはしないようにすることにした。
    「噂というのは、噂背ある続けるからこそ、美しいという一面があります。どれほど悲しい話や残酷な話でも、噂でありつづける限り御伽話が持つロマンのようなものがあります」
    2019年に再読した。前回ほど面白く読めなかった。日本に対して自信がなくなったせいかもしれない。

  •  数で勝負しているエピソード集。解説が薄いので不満。
     著者の日本逆びいき(軽め)スタンスにも問題は(多少)あるが、Amazonレビューの条件反射的な文句はドングリに見えた。


    【目次】
    目次 [003-004]
    プロローグ 005
    第一章 日本企業vs.デマ 013
    第二章 ジャパン・セックス 069
    第三章 反日感情 127
    第四章 ゆがんだ日本文化 165
    第五章 在日外国人の流言 205
    第六章 日本人から見るガイジン 249
    エピローグ 284
    参考文献 [290-294]

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著者プロフィール

1977(昭和52)年、東京生れ。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。ノンフィクション作品に『物乞う仏陀』『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『遺体』『浮浪児1945-』『「鬼畜」の家』『43回の殺意』『本当の貧困の話をしよう』『こどもホスピスの奇跡』など多数。また、小説や児童書も手掛けている。

「2022年 『ルポ 自助2020-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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