影響力 その効果と威力 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035617

感想・レビュー・書評

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  • 【要約】


    【ノート】
    ・「影響力の武器」と似たテーマの新書がないか、新書マップで探した

  • 社会心理学の入門書のような本。様々な影響力が人の行動に関わっている。身近な事例を豊富に入れての説明は、チャルディーニの「影響力の武器」を思い出させてくれた。

  • 専門家であることを認識してもらうためには専門家であることを目に見えるようにアピールする必要がある。
    あこがれの人が持っている影響力、好きな人にも弱い。

  • 課題図書。
    なるほどと思えることが
    いっぱい。

  • 人が受ける影響にはどんなものがあるのかーーーを、まとめた社会心理学の本。研究者たちのさまざまな実験の結果が紹介されていて興味深い内容だった。実験の環境まで細かく説明されているが、論文でないのでこれはいらないと思う。かえって仮定と結果から見えてくるものがボヤけてしまう気がした。

  • 読んでいる途中ですが…
    とても深い言葉があったから、メモ。

    p154
    …もし相手が実際にはもっていない影響力を私が相手に与えてしまっているならば、私は自分自身がつくりだした影響力の幻影に直面することになります。 byスペンス

    うん、深い、とても深い。読み終わったらまたレビュー編集します。

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    いろいろな視点から書かれた面白い本でした。

    印象に残ったのは
    1好きなことで稼ぐのは本当に楽しいか
    2返報性
    3説得メッセージの構成と心的リアクタンス
    4受け手が与えた与えての影響力(上述)
    5社会的促進
    6集団極性化現象(~集団的浅慮)
    7コントロール感の重要

    7は常に感じていたことと共通した。主体的にあること。

    こういう本のレビューはまだ難しいな。身の周りの人のことを実際にあてはめて考えたり、自分を振り返ったりしてしまいます。
    またその時々は納得しても、すぐに忘れてしまったり。(もともとが忘れっぽい)

    本の内容ではないんですが、
    作者の人間性がわりと好きかなと思いました。
    (あの格言チックなひとことでまとめるのは苦手で読みとばすので、逆に印象に残らないんですけどね。)

    例えばp237の「コントロール感…重要性を指摘しているのは、私が初めてではありません。」という文。
    この1文はなくても普通に通じる。それをあえて書くことに自分を低く?というか、そんな感じにしてしまう人間性とでも言いましょうか。

    もうひとつ・・・p242学習性無気力
    ペットを意のままに操るのが飼い主のコントロール感を増長する反面ペットの無気力は増長する可能性があると言う内容で、
    思わず自分が買っているペットの話をするところ。

    やっぱ心理学勉強している人って常に客観的にモノを観ようとしているというか繊細?きめ細やかな感性の人が多いのかなといったことを思いました。

    少なくともこの作者はそんな一面をちらつかせるタイプの人かなと
    生意気に勝手に憶測?想像してしまいました。

  • 社会心理学に基づいて、人の人に対する影響力を分類し,解説している。
    大学の先生が書かれた真面目な本で、参考文献も膨大にある。
    新書としては,とても役立つものだと思いました。

    本書では,影響力について6章で取り上げている。
    1 人はアメとムチに弱い - 賞影響力と罰影響力
    2 人は権威に弱い - 専門影響力と正当影響力
    3 人は好きな人に弱い - 参照・魅力影響力,情報影響力
    4 人は人の行動に弱い 
    5 人は集団の空気に弱い
    6 人は無意識レベルでつつかれると弱い

    p255で
    「(e) コミットメント(関わり)
    コミットメントとは聞き慣れない言葉ですが,あることに「関わり」をもつことです。」
    と分かり易く説明しています。

    p241で「コントロール感を高めるもの」という記述のところで,
    ペットが犬1310万匹、猫1373万匹という数字を示しているが,
    その後、犬の場合だけを説明している。
    猫は自由な振舞をして,ゆるいコントロール感のはずなのだが,
    そこを説明していないのは残念だった。

    ps.
    コミットメントというカタカナ語は,日本ではこの10年ほどの流行言葉で、日産自動車では「必達目標」という訳語を使われていました。
    「日経ものづくり雑誌ブログ
    日産ゴーン社長がコミットメント経営をやめた背景
    2008/04/09 19:14 近岡 裕」
    にもあるように,一面的な取り上げ方では駄目なのが分かる。

  • 心理学的に、周囲に人に影響を与える行為にはどんなものがあるのか、という解説。それぞれの紹介やさまざまな論文からの引用の羅列にすぎないところがあり、文章もなんとなく読みづらい。あとがきに内容がすっきりと纏められているので、まずはそこを読むべし。

  • [ 内容 ]
    人は近くにいる人を好きになる、人は漏れ聞いたことに感化される、みんなで話し合うと意見が極端になる。
    人間関係の要諦は影響力にあり。
    心理学からのアプローチ。

    [ 目次 ]
    第1章 人はアメとムチに弱い―賞影響力と罰影響力
    第2章 人は権威に弱い―専門影響力と正当影響力
    第3章 人は好きな人に弱い―参照・魅力影響力、情報影響力
    第4章 人は人の行動に弱い
    第5章 人は集団内の空気に弱い
    第6章 人は無意識レベルでつつかれると弱い

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    [ おすすめ度 ]

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • >受けて本人は自分の自由意思で行動しているつもりでも、実は周囲にいる人たちの存在に影響を受けた行動を取っているかもしれません。しかし、だからと言って、与え手が受け手の気持ちまですべて確実に把握できているかというと、そうとも言えません。
    ――
     日本人にとって無難な行動は、まわりの人から嫌われたりしない行動。よく事情は分からない時には、とりあえずそういう行動をとっておく。そういう行動をとっていると、本当に欲しいものを手に入れることができなくなるというコストはあるけれど、まわりの人たちから爪弾きにされてしまうという、もっと大きなコストの発生を避けることができるから。―リスクに背を向ける日本人

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著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授、博士(社会学)。専門は社会心理学、対人的影響論。主著に『依頼と説得の心理学』『影響力』など。

「2011年 『心理学から見る日常生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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