旨い定食 途中下車 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036232

感想・レビュー・書評

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  • 今柊二さんが普段乗ってる生活鉄道を途中下車して定食を食べるという「鉄道」x「定食」作品です。著者に馴染み深い路線、東急東横、東急大井町、京浜急行、京王電鉄、西武鉄道などを中心に書かれています。残念ながら、私には殆ど縁のない路線でした。

  • 食レポが実に美味しそうなのですよ~。
    味噌汁や漬物にも言及・・・厳選した店だろうけど、
    否定的な文が無いのには好感が持てます。
    優しさが溢れていて、行きたくなってしまう。

  • ○定食評論家の今柊二氏の著作。
    ○関東の私鉄沿線を中心に、身近な定食屋を紹介したグルメ本。
    ○読むとお腹が空いてくる。

  • 普段、生活する上で利用する電車を著者は「生活鉄道」と呼びます。その生活鉄道に乗っておいしい定食を探しに出かけます。定食を知り尽くした著者による本なのでとにかくおいしそう!本書を読むと、小旅行気分を味わいながら電車に乗って定食を食べに行きたくなるかもしれませんよ。

  • 東京下町の私鉄沿線のうまくて安い食べ歩き。番外編として、札幌や関西のお店も一部紹介がある。食べログでもいいかな~。

  • 最近はというと社員食堂があるオフィスを離れて、都会の品川で仕事をすることが多いのですが、品川からあんまり出ることもなく、かつ弁当ショップ(屋台DELI)ですませることがほとんどなので栄養過多かつ偏りバリバリ状態なんですねー。
    たまにはいろんなところのツウな定食屋でごはんを!と思っていたら本書に出会い。
    なんとなく、ぶらり途中下車の旅みたいなんですが、著者の今さんは鉄道にもお詳しく。
    わたしは今さんからの情報をいただきつつ、ツウの定食屋をいつの日か訪れたいと思うのでした。そう言いながら、屋台DELIは続くと思うのですが。

    本書を読んで行きたい!と思ったところ
    ・『ローゼンポア』(三食パン) 新大田町(東急東横線 廃駅)
    ・『ブルドッグ』(とんかつとチキンから揚げ盛り合わせ840円) 大井町(東急大井町線)
    ・『亀谷』(おにぎりセット400円) 旗の台(東急大井町線)
    ・『さか本』(チキンかつ定食700円) 大岡山(東急大井町線)
    ・『パーラー泉』(ポラタ(=ナポリタン)セット850円) 南大田(京浜急行)
    ・『甚五郎』(肉づけうどん650円) 国分寺(西武鉄道)
    ・『そば徳』(蝦夷もみじ丼セット850円) 札幌駅

  • 数々の定食エッセイを書いている著者が、今度は鉄道沿線の定食+αのお店を紹介する。今回は愛用しているお店が二つも登場していたので、それだけでニンマリ。

  • かもめ文庫の『かながわ定食紀行』などに比べ、深みに欠けた。
    私鉄、路面電車という部分にこだわりすぎたか?
    チェーン店やタイヤキなどの軽食は避けるべきだったかな?

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著者プロフィール

1967年生まれ。横浜国立大学卒。定食評論家。
庶民の味、市井の食文化に対する飽くなき探求心から国内外各地をめぐり、安くておいしい定食とそれを提供する店の調査・研究をおこなう。
主たる著書に『定食学入門』(ちくま新書)、『定食と文学』『定食と古本』(本の雑誌社)、『ファミリーレストラン「外食」の近現代史』(光文社新書)など。二児の父。

「2015年 『定食ツアー 家族で亜細亜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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