1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 669
レビュー : 106
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036287

作品紹介・あらすじ

なぜ、著者は超多忙でもテンパらないのか?「"その時、もっともしたいこと"をできるようにしているからです」その真意とは?-注目の医師が明かす、時間を慈しんで生きるコツ。

感想・レビュー・書評

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  • 優先順位付けやTo do list作成はせずに、自分がいま一番やりたいことをやる。今日は即座にこれを行動に移してちょっとだけと思ったのを一気に読んでしまった。たしかに、納期があればいやでもそれをやるのだから、この考えでいいかも。そのかわりこの作者はなんでも納期の2か月前に終わるように前倒しして急な状況変化に備えている。無駄な会議とか極力排除して、ういた時間は読書や散歩や芸術鑑賞でゆったり過ごす。休養も義務とする。人間はだれしも死亡率100%、時間は不可逆的、仕事は自分がいなくても困らない、ならば自分がいなくて一番困る人のために時間を使う。私がいなくて一番困る人は誰か?

  • タイムマネジメントの最大の秘訣は今やりたいことをやる。他者のまなざしに規定されず、今一番やりたいことを優先させてやる。なぜならやりたいことには集中して取り掛かることができ、何をしようか迷う時間を削り、結果的に時間を有効活用できる可能性が高いからである。本書では時間の使い方だけでなく、「新聞、テレビは見ない」「語学学習法」「タスク管理法」など岩田氏の様々な持論を知ることができる。

    コロナウイルスで話題となった岩田氏をテレビで見て、考え方に魅力を感じこの本を購入。語り口調や少し尖った表現で書かれているため個人的に読みやすかった。

    新聞否定説には少々引っかかることがいくつか。
    ネットより信憑性があるとしても、結局偏向的な内容を読むことになる
    →情報源が多様になったからこそ、新聞、ネット、SNSを活用するべきではないか?


    単純に難しい語彙が多く、語彙力がまだまだ足りないことが分かった。勉強せねば、、

    quote:
    正直言って、今のような目まぐるしく転換していく世の中で、5年後、10年後のキャリアプランを立てても,
    あまり意味はないと思います。環境が劇的に変遷する中で、5年先の世の中を予見することは極めて難しいのです。・・・時間の上手な使い方は、他者のまなざしに規定されるのではなく、自分の気持ちを基盤にして意思決定をしていく態度と同義です。ふわふわとした自分探しや自己実現を希求しているとき、その「空想している」時間はまさに「無駄に使われた時間」なのです。そんなふうに僕は考えます。

  • 調べ物があって再読しました。いや、自分で思った以上によく書けているよな(えへん)。でも、時間を平坦にとらえている人には全然伝わらんやろうなあ、と思いました。そこは反省。

    こっちでは63もレビューがついていました、いつの間にか。既存のビジネスモデルを信望すると意味のない本で、その先にあるものを考えると、割りと意味のある本だとおもいます。

  • ・時間は上手に使うためには「今一番やりたいことを、やる。自分の気持ちに素直に行動していれば、それはプライオリティー・リストからそんなに逸脱するものはありません。」とのこと……。

     教育者養成セミナーなどでアンケートをとると、ほとんどの人は「仕事は、緊急性と重要性がより高いものを優先的にやります。」と答えるそうです。しかし、著者の岩田健太郎さんは「こういう原則を固定的に運用させても、時間は上手に使えないのではないかと思います。」と書いています。

     岩田さんの結論は「今一番やりたいことを、やる」だそうです。「自分の気持ちに素直に行動していれば、それはプライオリティー・リストからそんなに逸脱するものはありません。」と…。

     一番やってはいけないのは「周りの眼を気にすること」。他者の意思をいくら気にしても、仕事のパフォーマンスはよくなりません。

     他者に規定されるのではなく、自分のパフォーマンスを自分の気持ちに照し合せて管理する習慣を付けていると、だんだん自分の気持ちの動きに鋭敏になってきます。自分の気持ちに素直になればなるほど、自分の気持ちがわかりやすくなっていくのです。

     1秒もムダにしたくないのは自分の時間です。だから他者の価値観・行動原則に規定されるのではなく、自分の気持ちに素直に従うことで、自分の時間を上手に使うのです。

     よく費用対効果が良いとか悪いとか言いますけど、人の眼を気にして行動を決める、という方法は、どんなに気を使っても人の思惑は推測しきれないわけですから、極めて効率の悪い方法だと思われます。しかも、自分の気持ちに素直ではないわけですから、精神衛生上も良くないと思われます。

     (今のところ)緊急ではないが(将来を見据えると)重要なことを(緊急にならないうちに)完成するためには、逆説的ですが、毎日、少しずつ手をつけること…いつも頭の片隅に置き意識すると共に、達成するために必要なタスクを毎日、少しずつ進めることで、習慣にして始めるまでのハードルを下げることだと思います。

  • 読了

  • 自己啓発
    lifehack

  • 順番は逆転するのだけれど、岩田先生の著作が初めてなら第3章から読まれることを薦めたい。
    岩田先生の大前提を知らずに本書を読むと、第1章の途中で投げ出す人、腹を立てる人が出てくるような気がする。
    それはそれで仕方がないことなのかもしれないけれど、せっかくの出会いなのでどうせなら楽しく本書を読んでいただきたいですから。

    著者自身が断っているとおり、いわゆる時間管理術の本ではない。
    岩田健太郎という一人の人物がどういう生き方、考え方をしているかというエッセイだとするのが妥当だろう。
    だから、岩田先生のやり方や考え方に共感できない人も多数いると思う。
    著者自身がそれでいいと思って書いていらっしゃるし。
    大切なのは、その一つの意見に対して、こちらがどういう態度をもって迎えるか、ということだろう。
    そしてそういう姿勢で読めば、とても示唆に富んだ本だと思う。

  •  著者は医師/神戸大学教授で、「感染症界のエース」と呼ばれる人なのだそうだ。超多忙な医療・研究活動の合間に多くの著作をものし、翻訳も手がけている。しかも、私生活では多趣味でもあるのだという。
     そういう人の書いた「時間管理術」の本なら、たしかに読む価値がある気がする。それに、『1秒もムダに生きない』というタイトルはインパクトがあって魅力的だし。

     ……と思って手を伸ばしたのだが、期待外れの内容だった。

     何より、これは実用書というよりエッセイに属する本である。
     見開きに一度くらいの頻度で「僕は」「僕が」が登場し、最初から最後まで「自分語り」がつづく。
     著者なりの「時間の上手な使い方」が微に入り細を穿って披露されてはいるので、「看板に偽りあり」とは言えない。だが、客観的・普遍的な時間管理術を説いた実用書を期待した人にとっては、「なんじゃこりゃ?」である。

     それでも、第1章(全3章)の「時間を削り取る、時間を作る」には、傾聴すべき点もある。
     とくに、“すぐ取りかかれる仕事を常時いくつか用意しておき、そのときの気分でいちばんやりたい仕事からやるのが、けっきょく効率がよい”との指摘には共鳴した。
     つまり、“旧来の時間管理術では「プライオリティー・リストを作り、高い順から仕事を片付けよ」とよく言われるが、そんなことより気分の「ノリ」のほうが大事だ”との主張である。これは、私の経験に照らしてもそのとおりだと思う。

     私の心に残った点は、それくらい。
     第2章「時間を慈しむ」に入ると、ウザイ「自分語り」以外には見るべきものもなく、さっさとナナメ読みしてしまった。
     著者がどんな音楽が好きだとか、どんなふうに洗濯とアイロンがけをしているかとか、どんな小説が好きだとか、どうでもよいことが延々と書きつらねてある。「あんたの趣味や私生活が知りたくてこの本を読んだんじゃねえぞ!」と言いたくなる。

     最後の第3章「私の時間は何ものか」になると、さらに実用性から遠ざかってしまう。この章は著者の(大して深みがあるわけでもない)時間哲学が綴られている。なんだかなあ。

  • ■要約
    一度止まるとなかなか動けなくなる
    テストの採点は、テストの日にやる
     鉄は熱いうちに打て
     どちらにせよやらなければならないなら、一番いい時にやる
    反論しないでスルーする
     陰口をたたいても何も前進しない
     時間の無駄
    「精密で正しい」よりも「大体正しい」こと
    時間を大切にする「キャラ」でいる
    ボトルネックになる仕事は早めに片付けておくこと
    内部事情に通じない、空気を読めないフリをする
    中途半端な知識をつけてあたふたしない
     以下の2パターンしかない
      俺は分からないから専門家に任せる
      or
      覚悟を決めてしっかり勉強する

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著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学都市安全研究センター教授。ニューヨークで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時、またアフリカではエボラ出血熱の臨床を経験。帰国後は亀田総合病院(千葉県)に勤務。感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任する。著書に『「感染症パニック」を防げ!?リスク・コミュニケーション入門』『予防接種は「効く」のか?』『1秒もムダに生きない』(以上が光文社新書)、『感染症は実在しない』(集英社インターナショナル)、『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、『主体性は教えられるか』(筑摩選書)、『インフルエンザ なぜ毎年流行するのか』(KKベストセラーズ)など著書多数。

「2020年 『新型コロナウイルスの真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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