世界最高のピアニスト (光文社新書)

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  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036393

感想・レビュー・書評

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  • 面白い視点の評論ではあるが、穿った見方をしすぎて人気のあるピアニストでもかなり辛口に書かれているので、賛否が分かれるところだろう。著者の好みは、一般的な聴衆のそれとは少し離れているように感じた。ある意味「異端」とされる音楽に魅了された著者には、正統派の音楽は味気なく感じるのかもしれない。
    正統派ではなく、一風変わったピアニストを知りたいという読者にはおすすめである。文体も読みやすく、クラシック初心者でも、技術的にわからない箇所などはないだろう。

著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『クラシックがしみる!』『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』『オレのクラシック』『クラシック批評という運命』(いずれも青弓社)、『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学』(講談社)、『世界最高のピアニスト』『生きていくためのクラシック』(ともに光文社)、『痛快!クラシックの新常識』(リットーミュージック)、『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』(ポプラ社)、編著に『クラシック知性主義』『絶対!クラシックのキモ』(ともに青弓社)、共編著に『クラシック・スナイパー』シリーズ、『クラシック反入門』(ともに青弓社)、共著に『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)など。

「2016年 『クラシックの秘宝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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