宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036423

作品紹介・あらすじ

宇宙とは、いったい何物で、いかなる存在なのか-。宇宙が膨張していることは以前から知られている。しかし、膨張の速度はだんだん遅くなると考えられていた。ところが、20世紀の終盤、宇宙の奥深くまで観測できるようになったことによって、宇宙の膨張は減速しているどころか加速していることが明らかになった。これは、宇宙の中に、膨張を加速させる「未知の力」が働いていることを意味する。宇宙は正体不明のダークエネルギーに満ちている-。最新の宇宙論と天文学が問いかける謎は、いま、大きな注目を集めている。「宇宙の真の姿」とは何か。理論と観測の両面から迫る、知的刺激にあふれた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 現在の宇宙論がどのようにして出来上がったかを実験事実や観測方法を解説し、書かれた本。突っ込んだ内容も書かれており、ビッグバンなど、なんとなく知っていたことをその結論に至った経緯もしっかりと知ることができ、説得力のある本だと感じた。

  • ・物質とエネルギーは兌換らしいから、ダークマターとダークエネルギーの関係も同様かと思っていたら、両者は全然違うものという。(もちろん、ダースベーダーも関係ない)

    ・アンシュタイン人生最大の失敗という宇宙項が、実はダークエネルギーということらしい。ただ、宇宙項なのか宇宙定数なのかで、またいろいろ議論があるとのことだ。

    ・昔から、宇宙スケールでみると、人間の営みなんて些細で微細なもの。さらにダークマターやダークエネルギーを知るに、いま見えている宇宙は、本当の宇宙全体の数パーセント程度に目減りしてしまうんだから、人間(ましては来週の会議とか)なんて、もはやどうでもいい事柄に成り下がるのである。

  • ダークエネルギーをどう説明するか、そして、その存在をどう証明するかについて、通り一遍の表層的な説明でなく、多面的に取り上げている。かなり専門性の高い内容。

    すばる望遠鏡の主焦点を活用した広視野カメラ・ハイパーシュープリームカム(Hyper Suprime-Cam (HSC))計画、主焦点分光器PFSなど日本の先端技術など観測装置の技術的説明も詳しい。

  • 宇宙というのは何物か?ますます謎は深まるばかり。。

  • 【わくわく】
    私の考えは「ダークマターおよびダークエネルギーは、3次元でとらえることができないもの」です。

    まだまだわからないことがいっぱいあります。

    わくわくします!

  • 宇宙に関しての最新研究を紹介した本。
    膨張する宇宙を説明するためにはダークマターやダークエネルギーというものを仮定せざるを得ないらしい。
    個人的にはとても難しかった。

  • 科学的知識の基礎が全く分かっていない私には難しく感じるところもあったが、概ねわかりやすく興味深く読んだ。
    知識を身に付け考える力を高めて再読したい。

  • 未解明のダーク・エネルギーとダーク・マターについて、それらが存在する理由づけとなる事象を挙げているのが第一章。その観測方法についてが第二章。第二章についてはさっぱりだったけれども、第一章では、ずぶの素人である自分でも、何かを分かった気になれた。しかし、感想を書く段になると、理解したつもりになっていたことを言葉にできない。あまりにも周辺知識が不足している。

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