イラン人は面白すぎる! (光文社新書)

  • 光文社
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本棚登録 : 450
感想 : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036805

作品紹介・あらすじ

日本で暮らすイラン人としていつも悲しく思うのは、イスラムに対する日本人の過剰な拒絶反応だ。過激な反政府デモや核開発疑惑などから、イランといえば「危険なテロリスト国家」というイメージが染みついてしまっている。でも、イラン人はみんな日本が大好き。そんな「片想い」を少しでも「両想い」に近づけたい、本書はそんなキューピッド的発想から生まれた。陽気なイラン人たちが織りなす数々の珍エピソードを通して、本当のイスラム文化を知っていただけるはずだ。メディアは教えてくれない、驚きのイスラム・スタンダード。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに新書を読むとすごく時間がかかってびっくり。
    宗教とか民族の話を軽妙にしてもらうのはすごくたのしいなあ。無責任だけれど。
    悪ふざけしすぎていない感じもいい。

  • イラン出身の芸人による、ミクロ視点からのイラン本。この辺の振り幅の大きさがイスラーム世界の面白さだろう。イランということで自然とシーア派の話になるが、最後の章にスンニ派とシーア派についての基本が載っているので、面倒がらずにそこまで読むこと。それにしてもイスラームは難しい。以前かなり入れ込んで関係書を読んでいたのだが、シーア派の印象が逆転したように思えるのは、単に私の認識不足からくるものか。ともあれ、国民は意外と両派を「どっちでもいいじゃん」と思っているとか、そういった視点が新鮮だ。本書の内容は少し陽気に過ぎるかも知れないが、日本人の持っているイスラームに対するマイナスイメージを加味すれば、存外、上手くバランスが取れるのかもしれない。

  • ニュース番組を観ているだけじゃイランのことを断片的にしか知ることができないって心の底から思いました。
    タイトルの通りイラン人面白すぎる。
    意味のわかんない法律・規則ありすぎ。
    エマミさんの語彙力とユーモア溢れる文章でスラスラと読めました。
    知らないことを知るってやっぱり楽しいなぁ。
    他の国のことも知らないことたくさんあるんだろうなぁ。
    世界に興味が持てるそんな一冊でした。

  • 距離的にはヨーロッパより近いはずなのに、よく知らない中東。イランとイラクの区別がつかない人は多いのではないだろうか。歴史や政治体制などはググればまあなんとなくわかるけれど、実は知りたいのはそういうことではなかったりする。そこに住んでいる人がどういう生活を送っているのか。朝は何時に起きて、何を食って、何を着て、休みの日は何をしているんだろう。まあ、学校で隣の席になった、よく知らないがなんとなく気になる同級生について知りたいと思うことと変わりはない。
    そういうことは学者ではなくて本人に聞くのが一番で、そういう意味ではこういう本がいっぱい出るといいなと思う。著者は在日イラン人のお笑い芸人だそうだ。

    基本的にはおもしろテイストで話が進むが、折々に顔を出すイスラム教とイスラム法に縛られた生活や、身分や性別での差が大きいことは、とても窮屈に感じる。まあ、当人がそれがいいと言っているのなら他人が口出す筋合いはないわけだが、誰が「当人」なのかが問題だよな。

    著者が芸人なので、どこまでがネタでどこからがマジなのかよくわからないのは困ったが。

  • 著者は子どもの頃に来日したイラン人、現在はお笑い芸人。イラン人の視点からイラン人の特徴や「しょーもなさ」、イスラム教の戒律に対する考え方(と、それを回避するための様々な言い訳)などを解説していて、堅苦しくない「イラン人の姿」を見ることができる。

    イランには行ったことがなく、これまで知り合った人にもイラン人はいないのだが、他の国と同様、やはりイランも通り一遍の定型化された人ばかりではないわけで。一般的なメディアでは読み切れない民族性、国民性を知るためには、これぐらい緩めの本を読むのもまた楽しい。

    最終章では、イスラム教が絡む以上は避けては通れないシーア派とスンニ派の話、周辺のアラブ諸国との関係性なども簡単ながら触れられていて、ごくざっくりとこのあたりの知識を得ることもできる。
    イラン入門書として、決して悪くない。

  • イラン人が面白いのか、この人が面白いのか。
    確かに著者の言う通り「イラン」については、テロリスト・砂漠?のイメージしかなかった。
    滅茶苦茶宗教が厳しくて、思ったよりも死刑だらけの国でもあった。それでも宗教の穴?を掻い潜りお祈りをサボろうかと考えているのは小学生のようである。
    多分、日本人とのギャップが大きい文化の一つだと感じた。

  • イランについて知りたくて読書。

    著者の名前は知っていたが、コントを見たことがなかったのでこれを機会に見てみた。面白い。著書を読んだから面白く感じたのかもしれないが、日本育ちで日本をよく知る外国人が増えることがいいことだと思う。

    おそらく著者はもうイランで生活はできないだろうなとも思う。

    イラン人は面白いという書名だが、著者のように日本の生活を知ってしまうと不自由に感じると思う。しかし、国外に出たことがない多くのイラン人にとっては決められた宗教ルールと習慣の中で生きるのが当たり前であって、日本人が外から思っているほど不自由は感じていないのかもしれない。むしろ、決められたルール、選択肢が少ない社会は考えなくていいので楽なのかもしれない。

    イラン社会、イスラム世界での男女認識など勉強になる情報が多く詰まっている。

    著者の職業柄か、例えが面白い。

    本書は友人からいただきました。有り難うございます。

    読書時間:約1時間

  • イランといえば『テロ組織』みたいなイメージでしたが、完全に思い込みだということが分かりました(^O^)
    それに日本では有り得ない面白い文化が興味深かったです。

  • イランに行きたくなった。メディアによって植え付けられてしまったイランに対する陰鬱なイメージをギャグを交えながら払拭してくれる。

  • それなりに面白い。
    ただ、黙ってムスリムにカツ丼食べさせるってそれはひどいでしょう。

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