医師のつくった「頭のよさ」テスト (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036898

感想・レビュー・書評

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  • 自分ってこういう感じだよな、と薄々感じていたことが、テストではっきりした。自分は言語優位者で、聴覚は圧倒的に鈍い。視覚は若干高めだった。
    言語優位者:言葉を見るのが好き。言語を映像化、映像を言語化できる。人の名前や英単語などを文字で記憶する。本のどこに何が書いてあったかを覚えている。言葉や辻褄を考えながら話すので話すスピードはゆっくりめ・・など。
    この人はなんでこんなに話すスピードが早くて反応も早いんだろうと感じることがあるが、そういう人は聴覚優位者らしい。言語優位かつ聴覚が鈍い自分にとって会話ですごいギャップを感じているのはそういうことだったらしい。
    あと、ワーキングメモリの性能が悪すぎるかわりに、長期記憶の性能がよいのでそういうのを仕事で活かせたらと思う。

  • 頭の良さについて、新基軸を与えている。このテストの実効性がいいとして、目新しいので面白い。

  • まず「頭の良さ」とはどういうものか。
    それは大きく分けて6つのパターンに分けられる。
    そして、その「頭の良さ」というものを判定するのに使われるのが「認知特性」というもの。
    という事が序盤に書いてある。
    その認知特性は大まかに3つ。

    A視覚優位者
    見た情報を処理するのが得意

    B言語優位者
    読んだ言葉を処理するのが得意

    C聴覚優位者
    聞いた情報を処理するのが得意

    そして、この3つの中からそれぞれ2つずつのパターンに分かれる。
    それを診断するのが認知特性テストなるもの。
    35の質問に答えてそれから自分が6つのパターンどれに特化しているかを見る。

    実際やってみたところ、私はやはりAが優れており、特に写真のように二次元で思考するタイプで、Bは標準、Cは劣っていました。
    まあ、思った通りか・・・と思い次を読んでいく。

    それぞれの特性について。
    私が一番優れていた視聴優位者・写真タイプを見ると、いきなし、カツオ君が描けるアーティストタイプとある。
    つまり何も見なくてもアニメのキャラ・・・特に脇役を描けるような能力に優れているらしい。
    いや。それ無理!
    見ながらだったら描けるけどね。
    この間も猫村さんを落書きしようと思ったら描けずにあせった。
    あれくらい描けるだろう~と思ったのに・・・。
    という事で、「写真として記憶している人」というのにピンとこなかった。

    そして次に優れていた視覚優位者・三次元映像タイプというのを見ると、このタイプはどんな人の顔も見分けられるとある。
    それ全く違うんだけど・・・。
    そういう能力がもしかしたらあるのかも知れない。
    でも私は人の顔を普段からなるべく見ないようにしてるから覚えようがない。
    それに覚えたくない。
    だからそういう能力が生かせる職業に就きたくない。

    次に優れていた言語優位者・言語抽象タイプ、言語優位者・言語映像タイプも順を追って見ていくもどうもピンとこない事が書かれていた。
    よって、興味をなくし、その後書かれている事はざっと読んで頭に入らなかった。

    ・・・という訳で、どうにも私には向いてない本だったというのが正直な感想。
    この本が気に入るような人は理論的に物事を考えられる人、もしくは素直な人なのかもしれない。

  • 人には認知特性があり、視覚優位者、言語優位者、聴覚優位者の3タイプに分類される。それぞれが更に2タイプに区分され、合計6つのタイプがある。特性が違う人は、同じものを見たり、聞いたりしても捉える能力が違うため、違ったように解釈してしまう。自分の特性にあった人生を選択することが大切だとのこと。また6つのうち複数の特性を併せ持つことで世界が広がるらしい。35個の質問からなる認知特性によれば、私は視覚優位者(カメラアイタイプ)で、娘は視覚優位者(3次元映像タイプ)と言語優位者(言語映像タイプ)の2つを併せ持つらしい。少なくとも、私が言語優位者でもなく、聴覚優位者でも無いことはあたってそう。

著者プロフィール

東京都生まれ。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、小児発達医。東京慈恵会医科大学卒業後、国立小児病院、国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどで肢体不自由児や発達障害児の臨床に携わる。2010年、世田谷区にニコこどもクリニックを開業。著書に『頭のいい子は、3歳からの「遊び」で決まる!』(PHP研究所)、『医師のつくった「頭のよさ」テスト』(光文社新書)、『誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ』(KADOKAWA)、『あなたの才能が10分でわかる40問テスト』(自由国民社)がある。

「2015年 『タイプ別「頭がよい子」になるヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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