病院は、めんどくさい: 複雑なしくみの疑問に答える (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 88
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036997

作品紹介・あらすじ

病院に行くと、めんどうくさいことがたくさんあります。それは、病院が複雑な構造やしくみの下に運営されているからです。そして、医療に関する法律や医療政策によって、厳しく複雑なかたちで規制されているからなのです。医療行為は、言うまでもなく人の命を扱っています。そんなデリケートな行為であるがゆえに、厳密に行なうべきことや制限されることが多くあるのです。本書は、病院に関する「めんどうくさい」しくみや決まりごとなどについて、疑問にお答えする形式をとりながら、説明をしていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 三葛館新書 498.16||KI

    患者の抱く病院経営、医療制度などの疑問にQ&A形式で答えます。「病院の組織はどうなっているの」「働いている人の待遇は」などこれから医療機関に進む方にも気になる情報が盛り沢山です。大きな文字やコラム、図解を多用するなど工夫されており、読み進めるのに決して”めんどくさく”ない1冊です。
                                  (ゆず)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=64264

  • 文字通り、日本の医療制度に語った一冊。

    医療について語った本はたくさんあるものの、医療制度について語る本は少ないので、参考になりました。

  • 病院に関する仕組みや決まり事など、基礎的な知識が分かる本。
    内容はめんどくさいが、分かりやすく書いてあるので仕組みを理解したい人の入門書には最適だと思う。

  • 病院のタイプから、医師の給料、診療の手順、病院経営のポイント、病院食がおいしくなった理由、病因に出入りする業者、ジェネリック薬品についてなどなどあらゆることについてある本を紹介します。
    病院についての百科事典みたいな本だけどいったい誰を購買対象として書いているのでしょう?
    たぶん読む人によって興味があるところは、まったく違うでしょうね。
    そういう意味では、万人向けで誰が読んでも楽しめる本かもしれません。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11578940952.html

  • めんどくさい病院の疑問56個にこたえる本。
    浅く広く、網羅されており、偏った意見と感じることもなかったです。
    残念な点は新書という媒体のせいか、図解が少なかったことです。
    この内容を図解も入れて書かれていれば、★5の内容です。

    以下、メモ

    病院の組織構造
    患者→医師・看護師・薬剤師→その他メディカルスタッフ→事務員

    広告規制
    病院・医師名、所在地などの絶対的な事実のみ
    HPは規制の対象外(理由:Pull型の広告はOK)

    病院は外来を減らす方向、入院増やす。
    →外来増は待ち時間が長くなる。
    →入院費の方が売り上げが上がる

    支出を減らすのは困難!!
    →人件費を減らせば人が集まらない
    →材料費の中でもっとも大きい医薬品は公定価格が決められている

    各都道府県が2次医療圏に、4疾病5事業を中心に医療政策を立案する
    4疾病→癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病
    5事業→救急医療・災害時における医療・へき地の医療・周産期医療・小児医療

    医療機関案内サービス
    千葉県の場合
    http://www.iryo.pref.chiba.lg.jp/

  • 病院を知る為の入門書としては秀逸。
    病院と関わる人は必読かも。

  • さっくりと読める教養本で目にとまったものを買ってきました。

    なかなか一般人にはなじみのない、しかしお世話になることは多い病院の仕組みについて解説されています。
    病院の種類、働いている人々などのベーシックなものから、点数方式の仕組み、日本の医療保険の内実などやや難しめなものまで、幅広くカバーしています。
    質問を章名にして、回答形式でさくさく進んでいきます。
    自分のように基礎知識を学びたい方は参考になると思います。
    脳みその要領の問題で頭に入ったかは微妙なところですが…。

  • 病院にまつわるあれこれのQAが全56問。

    病院経営は、診療報酬点数の「点取りゲーム」という人もいるそうな。その点数制度が変わることによって、さまざまな分野に影響が及ぼされているんだなぁ・・・という事が良く判りました。診療報酬制度の光と影といったところでしょうか。

    その他、
    医療機能情報提供制度
    http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/index.html
    なんてのもあって、近所のお医者さんの情報が公開されていたりする。(最新情報とまではいかないが・・・)大した情報ではないけれども、それでもないよりはましだし、そもそも、病院のCMには、広告規制があったんだということも本書で初めて教えてもらいましたが、医師や看護師の数だとか、平均来院数など、病院の広告看板だけでは知ることのできない客観情報を見ることができて、ある程度の比較はできた。

    一昔前は、なんでもかんでも大きな病院という風潮で、個人の開業医はどこも廃れるばかりだったのが、最近になって「かかりつけ医」を持つことを推奨されるようになってきたんだが、こういう情報をもっと充実してくれんことにはねぇ・・・とも思ったりした。


    (2012/10/14)

  • 新聞広告記事を見て、気になって書店で実物を見ました。
    面白そうなので、購入。

    普段、何気なく病院やクリニックに行ってるけど、
    実は良く分かってない医療の仕組み。
    自分が感じていたようなことが、
    質問形式で掲載されてて、興味深い内容でした。
    病院の仕組み、少しだけ理解できたかな?
    いや、難しいことは変わりないけど。

  • 木村憲洋(高崎健康福祉大学健康福祉学部医療情報学科准教授)による書。
    病院・医療にまつわるいろいろな”しくみ”(主に医療法にまつわる事柄)を分かりやすく解説。

    一般の人のみならず、医療に携わる人間にたいしても面白い内容で記されている。

    なんでこうなっているの?
    といった事項が質疑応答形式(56項目)で解説されているので分かりやすかったし、興味を持てた。
    また、医療法に関する知識も増えた気がする。

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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    病院に行くと、めんどうくさいことがたくさんあります。それは、病院が複雑な構造やしくみの下に運営されているからです。そして、医療に関する法律や医療政策によって、厳しく複雑なかたちで規制されているからなのです。医療行為は、言うまでもなく人の命を扱っています。そんなデリケートな行為であるがゆえに、厳密に行なうべきことや制限されることが多くあるのです。本書は、病院に関する「めんどうくさい」しくみや決まりごとなどについて、疑問にお答えする形式をとりながら、説明をしていきます。
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    【もくじ】
    はじめに

    第1章 医者の給与はどのくらい?
     病院に関する素朴な疑問 
     
     ■コラム1 MBAの資格をとる医師
     ■コラム2 病院の掲示板

    第2章 病院は患者を早く退院させたがっている?
     病院のしくみと裏側に関する疑問 
     
     ■コラム3 「かかりつけ医」と「地域医療連携室」 
     ■コラム4 病院と葬儀会社は仲良し?  

    第3章 病院がつぶれたら患者はどうなる?
     病院経営に関する疑問 

    第4章 治療費を払わなかったらどうなる?
     医療費と医療制度に関する疑問 

     ■コラム5 病院の個室料2 
     ■コラム6 予防医療 
     ■コラム7 「名医」の条件

    参考文献・資料等
    索引
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