35歳のチェックリスト (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038038

感想・レビュー・書評

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  • 30代の仕事に向き合う姿勢や能力などをチェック・棚卸しするのに適した良書だと思う。

  • なんとなく過ごしている場合じゃない35歳。自分の将来とか、もう一度しっかり見つめ直すきっかけになる本でした。

  • 【生き方】35歳のチェックリスト/齋藤 考/20160209(18/444)<384/32452>
    ◆きっかけ
    ・同著者の別の本を読んで

    ◆感想
    ・35歳の時に読みたかった。今の歳でも十分に通じる言葉ばかり。歳を重ねるにつれて、つい「諦め」という言葉を使ってしまうが、そうではなくて、「肚をくくる」というイメージなのだと思う。それが、捨てたものに対して未練なく、ふっきるための最良の方法なのだろう。その結果、迷う要素を極力減らす=疲れを軽減させることができる。
    ・上記は、前書「【生き方】賢く決めるリスク思考/ゲルト・ギーゲレンツァー(田沢恭子訳)/20160209(17/443)<384/32452>」でもあるが、最大化信奉者(完璧主義)をやめて、満足化に徹する(①願望レベルを設定する、②願望レベルを満たす最初の選択肢を選んだら、もう探すのをやめる)。最重要な理由を一つあげて、ほかは無視せよ、ということにも通じる。
    ・習慣化は毒にも薬にもなると心得るべき。年配の人でもバイタリティーにあふれているのは、この習慣化が一つの鍵のよう(当然体力や健康面もあるが)。習慣化=自動化=省力化=他件へのエネルギー投入量増、という好循環を生み出す。
    ・自律が大切:受け身の仕事よりも、指示を自分で出して主体的に仕事をする。相手より先に動いていますか?

    ◆引用
    ・友達の取捨選択:楽しい時間=>5年後もワクワク出来る関係か。
    ・若さは素晴らしい、が、円熟もまた素晴らしい、そういう視点を以って、年相応のステージを歩む。
    ・長いスパンで見て±差引で考える
    ・自分が本当に耐えがたいと思うストレスは何かを見極める=>?
    ・あきらめる=明らめる、明らかに見極める≠諦める。意に沿わないことも、思い通りにならないことはならないものだと、明らかに見極める姿勢で受け入れる。
    ・壁にぶつかるたび、自分の強みは何かと考え抜いて、突破口を見つけてきた/井戸田潤
    ・人はオファーで作られる。オファーで成長し、オファーで自分自身を発見するもの/タモリ
    ・幸せは自己実現より他者実現
    ・チャレンジに大切なのは、ミッション、パッション、ハイテンション
    ・仕事の報酬:高評価、充実感、達成感
    ・上機嫌を見つけるセルフコントロールを。自分はどういうときに機嫌がよくなるのか、よくないのか、を自己分析する。
    ・これで攻める、という自分流のスタイルを持っているか?
    ・上司を褒めることは、戦略だと考える。
    ・あなたは何ができますか?
    ・ポリバレント(polyvalent):サッカーでの多機能的。深さがあって広がりもある。
    ・スペシャリストVSゼネラリストの2項対立ではなく、どっちの要素も必要だから、どっちもいけるようにやってこうという発想。
    ・自分はこれでやってくと自信を持って言えることは何か?
    ・人、もの、時間を軸にして、これがあると幸せだ、を考える。
    ・肚をくくることが、ふっきるための最大の武器
    ・アップデートを繰り返し、新しい自分を少しずつ楽しめる余裕を生む
    ・ビジネス体力=適応+馴化、そのための経験知
    ・受け身の仕事よりも、指示を自分で出して主体的に仕事をする。
    ・体を習慣の中にセットできると、自動化する部分が多くなってくるので、余計な動きがなくなり、省力化できる=>他にエネルギーをまわせる=>バイタリティー保てる
    ・迷う要素を極力減らす=疲れを軽減させるための重要なファクター
    ・相手より先に動いていますか?
    ・何事も、一気に集中してやろうとしていませんか?
    ・区切りの良いところで終了ではなく、もうちょっとやりたいで、終えておく。

  • 快感原則中心の生き方から、現実原則にのっとった生き方へと移行していくことだとの
    フロイトの言葉を通して説明されていました。

    「人間は生まれつき、快を求め、不快を避けようとする快感原則を本能的欲求として持っています。
    けれども、現実社会で生存していくためには、
    現実に順応する姿勢を身に付けていく必要があります。
    現実と向き合い、自分にとっては不快に感じられることにも順応していこうと努力することによって、
    人は成長し、より大きな快感を得られるようになるのです」

    先手を打つ
    つながらない時間を持つ
    毎日の規則正しい習慣を持つ
    いつも機嫌よく人と接する
    35歳で転職ではなく、自分でできる力を
    段取りよく仕事をする力を


    ◎目次◎
    はじめに

    【第1章】人は35歳で大人になる

    1)35歳で何が変わるのか?
    2)35歳は「大人」になる最後のチャンス
    3)「35歳から」をデザインしよう

    【第2章】不安を自信に変える作法

    1)人生の収穫期への準備をしよう
    2)今の会社で「攻め」の姿勢を貫こう
    3)30代の仕事力チェック
    4)35歳、「できる人」と言われるには
    5)できる人ほどポリバレント

    【第3章】人生の迷いを吹っ切る技術
    1)20代と30代で「幸せ」は激変する!
    2)あなたが本当に「急ぐべき」リアルな理由
    3)幸せを更新しよう

    【第4章】35歳からの心技体の整え方
    1)ビジネスマンにとって体力とは何か?
    2)「疲れさせない」技術
    3)ビジネスは「対人体力」で決まる
    4)知的好奇心にブレーキをかけない
    5)35歳で「真の花」を咲かせよう

    おわりに――なぜ35歳なのか。


    誰と過ごしているのがいちばん楽しい時間ですか?

    気心の知れた人と一緒に時間を過ごすのはとても楽しいことです。
    気を使わず、自分を否定されることもなく、今の状態に不安や焦りを感じることが少ないので、とても安心できます。

    しかし、ここで言う楽しいとは「楽」という意味だけでなく、ワクワクするような新しい刺激を与えてくれるか、ということを聞いています。
    年齢が離れている人、まったく違う職業の人など、今まであまり接点のなかった人との関係を切り開いていきましょう。
    これまでとは違う価値観を与えてくれる人といるだけで、自分の経験や感覚を限りなく広げることができます。

    今、いちばん信頼している人は誰ですか?


    この問いの真意は、「成人してからも親に依存し続けていませんか?」ということです。
    成人するまではいろんな意味で親に守られてきました。
    親は、自分に不利益なことはしない最大の味方であり、いつも一方的に与え続けてくれる存在でした。
    しかし十数年も社会にいると、親ではない「他人」の中から、自分が心から憧れる人、尊敬できる人、超えてみたいと思えるような人に出会うはずです。
    その「他人」と、自身のコミュニケーションによって与え合い、信頼し合う関係を築いていけるようになりたいですよね。


    3.自分の出身大学を話題にすることはありますか?


    新卒で就職活動をする時は出身大学がものを言います。

    しかし、社会人として10年も過ごしていれば、出身大学ではなく社会人として積み上げてきた実績で勝負できるようになっていなくてはいけません。
    自分の学歴だけでなく、他人の学歴まで気にしているうちは、自分に自信がないと思われても仕方ありません。

    逆に、学歴にコンプレックスを感じていた人は、いつまでも卑屈にならず、今の自分で正々堂々と勝負することができるのです。
    学歴に限らず、過去の心の傷をいつまでも引きずるのは、自分の成長を自分で止めてしまうようなものです。
    今の自分で、この現実を生きていくのです。


    4.自分はまだ若いと思っていますか?


    若くい続けることへの憧れは誰にでもあります。
    ただ、若さを理由に、自分らしさや自由ばかりを主張していませんか?
    目の前の問題や社会の責任ときちんと向き合っていますか?

    歳をとることは絶対に避けることはできませんし、年相応の人間にならなくてはいけないのです。
    歳をとることでしか得られない落ち着きや成熟というものがあり、それがあなたの自信になります。
    中身のある歳のとり方をしようと決心し、自分の人生を受け入れる覚悟をしましょう。


    5.あなたは今、誰のために働いていますか?


    こんな仕事やりたくない、と思うことがあると思います。
    やりたくない仕事があっても、やらなくてもいいような価値のない仕事はありません。

    未来というのは、今行動していることの延長にあります。
    今していることは、すべて未来のあなたにつながっているのです。
    今の自分には何ができるのか、将来何ができる人間になっていたいのか、今ここでできることを懸命にやりながら将来を見据えることが大事なのです。
    また、「誰かのために」という気持ちが生まれて背負うものができると人は強くなります。責任も増えますが、自分のためだけに働くよりもやりがいや幸福を強く感じることができます。

    あなたがやっている仕事は、自分のため、家族のため、会社のため、社会のためなのです。

    自分のためだけより、「誰かのために」を考えるときの方が、仕事の充実度ははるかに高まります。


    6.未来の大きなストレスを見きわめていますか?


    今の自分の悩みが、5年後、10年後、どうなっていると思いますか?
    もっと大きな悩みになっているか、それとも小さくなっているか。
    例えば、結婚、子育て、親の介護のこと。

    今はまだ、と思っていても、いつか必ず誰にでも訪れる悩みや問題があります。
    先延ばしにしても解決されず、大きなストレスになることもあります。
    「今が良ければ」という短絡的な考えはやめてしまいましょう。
    今できることは、今しかできないことかもしれません。
    早めに考えて最善の方法を選んでおけば、後悔を減らすことができます。


    7.自分の健康を支えるための「習慣」をもっていますか?


    30歳を過ぎると、なんとなく体調の変化を感じます。
    風邪をひきやすくなった、徹夜明けが辛いなど、若い頃のように無理ができなくなります。

    それと同時に、自分の健康が自分だけのものではないことを実感します。
    家族や仕事の仲間など、誰かに影響を与えることに気づき、健康であることに心から感謝するようになります。

    だからこそ、健康を保つように努力をしなくてはいけません。
    自分の体ときちんと向き合い、自分の弱点やストレスの原因を知ることから始めましょう。
    そして自分に合う健康法を見つけて、習慣化させます。
    自分の心と体をケアする方法を知ることは、自分で自分を大切にすることなのです。

  • 35歳になる年なので、改めて人生を始めよう的な気持ちで読んでみる。ものの、イマイチ。とはいえ、たくさん書き取ったが。

    「僕はマイナスになったわけではなく、人生にマイナスなんて存在しないのだ。失敗しても、たとえ全てを失っても、再びゼロというスタートラインに戻るだけ」p57

    「上司を褒めることは「戦略」だと考えよう。「おかげで非常に助かりました」「みんなものすごくやる気が出ました」「あのやり方、真似させてもらっていいですか」」p107

    「面白がれる人は強い。」p112

    「確かに軍事力がいくらあろうがその国に憧れたりはしない。他国への憧れは文化や風習、風景などによるだろう」p82

    「レーザーフォーカス
     どれも素晴らしいアイディアだからやってみる。ではなく、
     どれも素晴らしいアイディアだけれども敢えて却下する、という哲学。」p123

    「他の仕事の多くにノーという。レーザーフォーカスを実践する秘訣は「ノーと言うこと」

    「転職の条件。1.自分が気に入るところ。2.新しいことが学べる。3.求められること。全員におとめられていなくてもいい。キーメンバーからは絶対に求められていないとこれが仕事の意欲にも、自分の成長にも結果にも大きく影響してくるんです。」p131

    「イニシアチブを取るには、相手から言われる前にこちらから先に提案することです。同じことでも、先手を打ってしまった方がストレスが少なく、疲れも少ない。飲み会の予定も」p191

    「今日をどう終わらせるか、だけでなく、明日どう始めるか。次はこうしたい、ということを明確にして、例えば必要なことを箇条書きでメモしておくとか、現行のようなものだったら次の見出しとか、次の数行分を書き始めた状態で終わらせるわけです。」p196

    「何かに対して興味、好奇心が持てないと、人は閉じていきます。」p206

    「35歳でも意外に閉じている人がいます。外見的には若くても頭が固いという印象の人です。」

    「睡眠をきちんと取れているか、体にいいものをたべているか、血行はいいか、腸の働きはいいか、肝臓に優しくしているか、自律神経を整えているか」p216

  • #読書開始
    ・2015/5/16
    #読了日
    ・2015/5/19
    #経緯
    ・20代後半だが、このまま過ごしても出来る人間になれないと感じ、先の視点を持つために購入。
    ・斎藤先生のファンである為。
    #達成、満足
    ・最近感じていた悩み(仕事、体力、家庭)についての記載があり、対処のきっかけを得られたため満足。
    ・新書な分、詳細まで深くという内容ではないため4点評価。
    #感想
    ・最近衰えを感じていた体力、明らかに見極めていないキャリアビジョンなど、不安視していたことが自分だけでなく、30代中盤の先輩にも言えることと知り、安心した。
    ・ビジネス体力というものの存在を疑っていたので、スッキリできた。これを鍛えたい
    #オススメ
    ・成人、社会人のキャリアデザイン本として読むと良い。チェックリストになっているため、読みやすい。

  • 信頼:互いのコミュニケーションと絆を結ぶもの

    モラトリアムの終了。今考える

    人の判断:多面的に捉えて差し引きで考える

    ストレスの発生源を考える

    自分ならどんな付加価値をつけられるか

    どんな種を蒔いているか。30代は収穫の時期
    仕事に何を求めるか

    自分流のスタイル、やり方を見つける

    自分はこれでやっていくと自信を持って言えることは何ですか?

    今、これがあると幸せだと思える瞬間を把握する。時々再確認する。人、もの、時間の観点

    一つ一つの決断で絞り込む。これでいく、と肚を据える。もし別の選択をしていたら、とは考えない。

    一気にやるのではなく、コンスタントに継続する。

  • 面白かった。

  • 35歳で1度、人生の棚卸しをしてその先の人生の舵をきる。これからどう生きるかを考えられる本ー!

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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