ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患 (光文社新書)

著者 : 帚木蓬生
  • 光文社 (2014年12月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038311

ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患 (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 【簡易目次】
    はじめに――わが国最大の精神疾患 [003-013]
    目次 [014-017]

    第1章 精神科医から見たギャンブル汚染列島 019
    第2章 ギャンブル汚染の実態と利権構造 067
    第3章 日本はギャンブル汚染から脱却できるのか? 127

    おわりに――カジノとELSI [212-218]
    主要参考文献 [219-220]

  • カジノ法案が成立してしまった状況で、この本を読んだので、日本の未来が心配だ。それにしても役人の天下りと癒着には呆れてしまう。タイトルとおりの本でとても参考になった。

  • 本書にあるように事件の原因にパチンコにハマって…。という理由は多いような認識がある。
    依存症は数あれど当たった時の刺激が強いのだろう。

  • パチンコ・スロットはゲームであってギャンブルではないというのは無理があるだろう。宝くじがギャンブルと言われるとなんだかなぁ~と思わないこともない。

    ギャンブル中毒患者がこんなにいるとは驚き。

  • S493.74-コウ-728 300412673
    (光文社新書 728)

  • 精神科医だけど、文学賞を受賞した作家でもあるらしく、文章が上手い。

    日本全国どこにでもあり、お手軽に行けるパチンコ・スロットマシーンなどの娯楽がいかに危険か、具体的な統計データや、最近の刑事事件などを引用しながら、論理的に説明していて、非常に説得力がある。

    パチンコ業界の利権に群がる警察の実態と、その利権から得られる莫大な金についても冷静に明晰に説明されている。

    日本の新聞やテレビは、パチンコ業界と警察の癒着を追及できない。
    なぜなら、パチンコ業界から莫大な広告収入を得ているから。

    記者クラブでの馴れ合いといい、広告スポンサーへの弱腰といい・・・。
    日本のマスメディアの腰抜けぶりは、想像を絶するものがある。
    国際的に比較しても、記者クラブ制度のもとで、政権与党や警察に飼い慣らされた日本の飼い犬ジャーナリズムのダメさは、後進国以下のレベルであることが、世界的にも知られている。


    それにしても、オレがギャンブルに全くハマらなかったのは、なぜだろう?

    小学校3年生くらいの頃はゲームセンターに入り浸っていた時期もあったし、コインゲームでスロットマシーンとか、競馬みたいなゲームも熱中してやってた。
    でも、いつの間にか、全く行かなくなってた。

    学生時代は、みんなで馬券を買ったこともある。
    競馬好きの友達に誘われて、早朝、郊外の競馬場まで行くとコーヒーとサンドイッチをタダでもらえて、一緒に馬を眺めていた。
    麻雀好きの先輩に誘われて、徹マンに付き合ったこともある。
    でも、そういうのって、お付き合いでやってるだけで、楽しいとは思わなかった。

    1度だけ、パチンコ屋に行って、ビギナーズ・ラックで当たったことがある。
    でも、2度目に行ったときは全く出なかった。
    3度目はもう行かなかった。

    仕事で海外に行ったときは、カジノも行った。
    ラスベガスではスロットマシーンやったし。
    でも5$くらい使っただけで飽きた。
    あとは、ひたすらブロンドのお姉さんが運んできてくれるコロナ・ビールを飲んでた。
    外国へ行けば、カジノにも行くけど、オレにとっての楽しみは、タダでビールが飲めることだけ。
    はっきり言って、ギャンブルやるよりビール飲んでたほうが楽しいんだよね。

    ようするに、オレはドケチだし小心者だから、脳が、ギャンブルに熱中できないような構造になっているのかもしれない。

    パチンコ業界が1年間で20兆円も儲かってるという事実を知っていれば、パチンコ屋にせっせと通って金を貢ぎ続けるなんて、あまりにもバカらしくない?
    あらゆるギャンブルで、勝者になれるのは、胴元だけだ。

    ギャンブルって、どの角度から考えても、金と時間のムダとしか思えない。
    ハマらなくて本当に良かった。

    ギャンブル障害ってのはヤバすぎる病気だ。
    麻薬中毒やアル中と同じくらいヤバい。

  • これまでの著者の書籍は病気についての説明が多かったが、今回は具体例をたくさん述べるにとどめている。本の大半を占めるのが、いかに我が国がギャンブル依存症対策に無策であるか、歴史的そして国際的な比較から述べられている。カジノ法が喫緊の情勢だからだろうか。この法案に対して、今、何が必要かを説得力を持って訴える著書であった。

  • パーキンソン病 薬物治療 ギャンブル嗜癖がでる

    ギャンブル依存でできたドパミン優位の脳は簡単に変化しない

    一度ピクルスになった脳は、二度ときゅうりにもどらない

    once your brain becomes a pickle, it can never become a cucmber again.

    一度たくあんになった脳は、二度と大根にもどらない

  • 日本のギャンブル業界についてと、ギャンブル依存症について書かれた本。言論の自由が奪われたら、真っ先に禁書になりそうな内容ばかり書いてあるなあと思いました。作者の帚木さんは小説家としても有名。

    読んでいて特に驚いたのは
    ・日本国内のギャンブル依存症の人数が推定約536万人であること。
    イメージでいうと福岡県の人口が約507万人なので、福岡県に住む人が子どもから大人までギャンブル依存症でもまだ届かないぐらいな感じ。
    恐ろしいことこの上ない>_<

    ・日本国内では毎月と言っていいほどに、ギャンブルが原因の犯罪が起きていること(2009、2010年の調査)
    しかも無期懲役の判決が下るレベルの殺人とかが。さらにひどい時は一ヶ月のうちに何件もそんな事件が・・・。そういえばベネッセの情報流出事件も動機はギャンブルの借金返済の為だったことをこの本を読んで思い出した。

    政府はカジノ計画に熱心ですが、この本を読むと「それってますます日本をダメにするんじゃ・・・」としか思えなくなる。

  • キャンブルもアルコール依存症と同じ依存症であり、それを国家が後押ししている構造の異常さを炙り出す。
    カジノはもちろん、宝くじ等のくじや公営ギャンブルの利権構造にも切り込む。
    自分を含めまわりの現状を今一度冷徹に見てみる必要がある。

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