やきとりと日本人 屋台から星付きまで (光文社新書)

著者 : 土田美登世
  • 光文社 (2014年12月11日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038342

やきとりと日本人 屋台から星付きまで (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 『やきとり』とは本来ジビエ、つまり野鳥を焼いたモノであり、鶏はあくまでも産卵用であって卵を産まなくなった後に食べるくらいであった。若鳥の旨さは当時から理解はあった、しかし産卵用を食べるというのは高級品であり養鶏技術が発達するまで庶民の胃袋には届かなったのである。
    では野鳥が安いものかと言えばそうではなく、一般庶民が食べてたのは牛・豚の内臓、当時(戦後)は捨てられるくらいのタダのモノであり、それを串に刺してタレをつけて焼く串焼きが高級品である鶏の肉・内臓と焼いたみたら見た目が同じようなもん、よって会議の結果、みんな”やきとり”と呼ぶことにしました。本当にありがとうございます!てのが真相。
     基本は東京のやきとり屋の歴史・店舗紹介の為、地元でない私にはピントこない内容だが、それなりにやきとり屋の歴史は理解できた。さらっとやきとりご当地学もあり地方のやきとり事情を紹介しているが、俺達の秋吉が全くスルーというか、やきとりの歴史的位置づけには全く秋吉は関係ないという、勝手に秋吉=NO1だと思っている自分の不甲斐なさに今日は焼き鳥でも喰ってやるとふて焼き鳥でもしようかと思っているのである。

  • 焼き鳥って大体どこで食べてもある程度おいしくて外れがないと思うのは自分だけでしょうか。

    値段も安いし、迷ったら焼き鳥くらいな感あります(笑)

    今日は焼き鳥についての本を読みました!

    以下感想になります。
    ーーーーーーー

    ある調査では、焼き鳥は「すし」を超えて外国人が好きな日本食第一位に輝いているそうです。

    代表的な日本食の一つとなっている焼き鳥だが、
    日本で焼き鳥が流行しだしたのは、意外に最近で、1960年代だといいます。

    焼き鳥自体は江戸時代から存在していたものの、
    現在の形態とは異なり、野鳥を丸焼きにしたものだったそうです。

    大まかな日本の肉食の歴史は以下の通りです。

    ・古代→普通に食べる
    ・675年→仏教思想に基づき肉食禁止法発令、表向きは肉食禁止に。
    ・明治維新→牛肉、豚肉が食べられるようになる
    ・1960年代→ブロイラーの登場で鶏肉が安くなる


    焼き鳥といえば鶏ですが、それは鶏には以下の利点があるためです。

    ・食べられるまでの飼育期間が短い
    ・たんぱく質が多くヘルシー
    ・宗教的なしがらみが少ない

    日本では、鶏は卵を産ませるのがメインという考えが強く、
    焼き鳥として食肉メインになるのはブロイラーが出てからだったそうです。

    ブロイラーは食肉用の鶏で40-50日で出荷できます。
    通常の鶏が70日程度が多いので、この短縮はかなり大きい。

    ちなみにほかの鳥として、例えばカラスはまずいと一般にいわれていて、
    雑食性の都会カラスは確かにまずいらしいですが、
    木のみを食べる山のカラスは割とおいしいらしいです。


    肉は新鮮なほうがよいですが、
    新鮮すぎると死後硬直で食べられないので、ちょっと待つ必要があります。
    解体後、1日で60%、2日で半分くらい柔らかくなるそうです。
    で、新鮮なものだと大体解体後2-3日のものがお店で出されることが多いそうです。

    ーーーーー

    本書は焼き鳥の焼き方から歴史までいろいろ知れるのですが、
    本書を読むと焼き鳥食べたくなるので読む時間帯には注意が必要です。

    あと巻末に焼き鳥の部位一覧があって焼き鳥の勉強もできます。
    全21部位に分かれています。

    さらっと読めて焼き鳥に詳しくなれる、オススメの1冊。
    焼き鳥好きな人はぜひ読んでみてください!

  • やきとりで鶏肉だけを出すということには,そんなに長い歴史はないことが分かった。各地のやきとりの違いも。大手町の全や連の店も紹介されていた。

    有名店にも行ってみたいけど,手軽さ,安さがやきとりの魅力ではないのか。

  • 炭の置き方など、店によって異なるということをこの本で初めて知った。常識なんだろうけど、知らなかった… 有名店だけでなく、トリキといったチェーン店のことも取り上げているのは読み手にとっては馴染みやすいと思った。

  • 感想未記入

  • 勤務先が、京橋、新橋で、銀座にもよく繰り出す身としては、ここに登場する焼き鳥屋さんには馴染みが深い。伊勢廣、秋田屋、宮川、鳥栄などなど。ただ、美味しいと思って食べていたが、なぜ美味しいか、店の歴史、苦労がわかる。他の店にも行ってみたくなる。京橋、銀座、新橋のサラリーマンにお勧め。

  • やきとりの部位や歴史、お店の一覧など、読みどころ満載の本でした。あとでお店はきちんとチェックしておこうっと!

  • <目次>
    序章
    第1章  やきとりの歴史学
    第2章  明治の鶏食文化学
    第3章  昭和のやきとり老舗学
    第4章  やきとり社会学
    第5章  やきとり名店学
    第6章  やきとりご当地学
    第7章  やきとりこだわり学
    第8章  やきとり調理科学
    第9章  肉用鶏学
    おわりに

    <内容>
    やきとりの特化したさまざまなうんちくがわかる本。
    焼き鳥のルーツは新しい。明治以降のスタート。江戸までの鶏は、鶏卵が中心で、老鳥?は生産者は絞めて食べただろうが、流通することはなかったよう。次に「やきとり」とひとことで言っても、実は関東のスタートは「鶏」でなく「豚モツ」。また鶏が常識的に使われるようになったのは戦後。などなど、なかなか面白く読めた。が、私は残念ながら、「やきとり」に合う日本酒やワインがあまり飲めないので、たまにビールで食べてみるか…となる。

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