スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学

  • 光文社 (2015年2月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784334038458

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

現代のデジタル社会におけるユーザインターフェースの重要性を探求する本作は、テクノロジーが進化する中での人間の心理に焦点を当てています。特に、パスワード管理や自動化の進展についての考察は、従来の常識を覆...

感想・レビュー・書評

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  • 新書にしては珍しいジャンルの本な気がすると思って読んでみたら、非常に面白かった(http://www.pitecan.com/sumaho/)。
    GyampというWebサービスを初めて知った。著者が作ったものらしいけど、結構よさげ。
    こないだもどこかの記事で見たけど、キーボード操作よりマウス操作のほうが早いらしい。まあ、マウスジェスチャーがもっと普及してくれたらそれが一番いいのかも(それはそれで高次レベルの思考かも)。
    自分が苦手なことを研究テーマに選ぶのは分かるような気が。自分も大学の時はコミュニケーションの研究室に行ったし(相変わらず、未だにコミュニケーションは苦手です……)。
    Slimeという文字入力もいいなぁ。今度、使ってみようか。
    ところで、著者が忘却力に自信があると書いてあって驚いた。記憶力を自慢するひとはよくいるけど、忘却力があることを自慢する人は初めて見た気がする。ある意味、人間として必要な能力なのかもしれない。

  • コンピューターが自動ドアと同じレベルで使えるようになった時代を考える。
    パスワード関連の話は、エピソード記憶を推していたが、パスワード管理アプリで十分だと感じた

  • SFC増井先生が書いた,UIがテーマの本

  • 当たり前に思ってることや使ってるものが、案外いろんなバイアスがかかってたり最適解でない可能性があるということを示唆してくれます。
    テーマがけっこう幅広いかつ章ごとに関連性があるわけでもないので、興味のあるとこだけ虫食い的に読んでも良いと思います。リファレンスも多いので、さらに知りたければ学びを深めることもできると思います。
    諸々の例はやや年代感あり。。
    「手品とUIは似てる」という話が好きでした^^

  • 題名よりも副題「ユーザインターフェースの心理学」が正しい内容。
    機械・パソコンに合わせて使うのではなく、人間の心理に合った使い方を開発すべき、との言に常識からはずれる大切さ、難しさを感じた。

  • スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学 (光文社新書)

  • UI、システム設計が認知の観点から書かれた本。使いやすいシステムが何か考えさせられた。

    奇術の基本
    ・観客の気をそらさない
    ・疑惑を払拭する
    ・本当に起こっていることを隠す
    ・時間の扱いを工夫する

  • ひとつの大きな問題意識に基づいて体系的に書かれた本というよりは、
    「今世間で流行ってるインターフェースって絶対じゃないよね。他の選択肢としては、こんなことも考えられるよ」という代替案を、心理学や認証技術に関する最新の研究を紹介しながら、広く浅くちりばめたような本でした。

    少し「もやっ」としたのは、『誰のためのデザイン?』の著者であるノーマンの言葉を借りれば、「社会的な対応づけ」への配慮があまりにも軽視されているんじゃないかなぁ、という点です。

    例えば、キーボードのqwerty配列(私たちがまさに今使っているキーボードの配列のこと)について。
    こんな変な配列になっている理由は、タイプライター時代の名残だそうです。
    タイプライターは早く打ちすぎると不具合を起こしてしまうので、わざと変な配列にすることで打鍵を遅くさせ、不具合を防ぐ必要があったそうです。
    パソコンのキーボードは、いくら早く打っても不具合は起こさないので、遅く打たせる用のqwerty配列にする必然性は全然ありません。
    でも、この配列にすでに習熟してしまっているユーザーが、世の中に何人もいる。(それを「社会的な対応付け」といいます。)

    そのユーザーに、新しい入力の方法を学習させなおすコストと天秤にかければ、qwerty配列を残すという選択はまぁまぁ合理的なわけです。

    qwerty配列なんて、パソコンの世界では全然合理的じゃないんだぜ! と主張するのは簡単ですが、

    「全然合理的じゃないものにすでに習熟しているユーザーが、混乱なく適応できるように」

    という視点での配慮をすっ飛ばした 「新しいシステム」 は、 たぶん、 うまくいかないんじゃないかなぁ・・・

    とはいえ、本書の主旨は 「社会的になってしまった対応づけ」 を疑う! というところにあるので、あえてそのあたりを無視して書かれているのかもしれません。

    何より、「新しい技術(スタイル)と既存の常識をどうつないでいくか」なんて考える前段として、
    既存の常識にとらわれないで新しいスタイルをすっと適用していける一握りの人たちの存在が絶対に必要で、
    それこそがイノベーションの起点なんだろうなぁ、と。

    この本を書いた増井さんは、きっとその 「一握りの人たち」 なんだろうなぁ。
    この本を読んで「なるほど」と思えるのも、そういう 「一握りの人たち」 なのかなぁ。

    なんてことを思った、一握りの人たちじゃない私でした。

  • 2017.04.06 この本から最も感じたこと。われわれは何の疑いもなく、こういうものだと思ってPCやスマホを活用しているが、実はまだまだ改善すべき膨大な課題、難題があるということ。もっともっと使いやすくしなければならないし、またできる可能性が十分にあるということ。

  • ユーザインターフェースは、もっと便利さ、わかりやすさを追及してほしい。

  • 著者の作ったソフトとそれにまつわるエッセイといった感じで、タイトルと中身が一致していなかった。この本に満足できなかった

  • タイトルに騙された・・・な。

  • 「スマホ」と「心理学」をキーワードに授業をしなきゃならないもので,タイトルに飛びついた。が,スマホの話はほぼなし。インタフェースの話がメイン。モバイルメディアに限らず。てかむしろノーパソあたりが想定されているのかも。全体的に著者の作ったプログラムのポートフォリオといった印象。ところどころ,え,その考え方普通?と突っ込みたいところがあって,使ってみたいと思ったシステムは正直あんまりなかったなあ。いわゆるコンピュータ用語も普通に出てきまくりで(注はあるけど多くはウィキペディアへのURL),読みこなせる人もあんまりいないんじゃないかなあ。

  • 後半はだらだら

  • 新書。増井俊之。タイトルはアオリで、著者の研究を新書にまとめたもの。新ネタはあまり入っていなかったが、URL参照も実例も多く、簡潔で密度が高くまとまっているのでリファレンスとしては良い。

  • とっても面白いし,ためになる。

    構成がイマイチとか感想を書いている人もいるが,幅広く多数の事柄をコンパクトに述べていて,これはこれで良い。新書であって論文でも教科書でもないんだから。

  • 前半の心理学の部分は面白い。後半は様々な技術、サービスの紹介がダラダラと続いており、構成上のまずさがある。

    ・自己正当化力の活用
    ・練習回数と上達度はべき乗則に従う。
    ・遅いシステムを誤魔化す。ユーザーの注意をうまくそらす
    ・何かを大きく変えたい場合は、あせらずゆっくりと変化させるのが有効。
    ・苦手なことを研究テーマに選びがち。
    ・アマゾンが行うクラウドソーシングという名の新たな搾取。

  • スマホに限らずユーザインターフェイスをどう便利に、ストレスなくするか、日本語予測変換技術の開発に詳しい著者が書いた本。それぞれの項目はわかりやすい。ただ、サブタイトルに心理学と言うほどの内容でもないかと、、

    目次を
    スマホに満足していますか?

    目次

    まえがき

    1心理とデザイン
    ジマンパワー/ネット上のジマンパワ
    安定感を求めて/修正欲を活用する/写真と地図の対応つけ
    見えない情報の心理的負担
    忘れる技術

    不在問題/不在情報の罠
    知識の呪縛
    自己正当化の圧力/自己正当化による説明/自己正当化力の活用/自己正当化力のコントロール
    練習の効果/上達曲線の活用
    手品とインタフェース
    時間感覚のコントロール/不確かな時間感覚/時間の有効活用
    じつくりとあっさり
    変化の認知/変化の注意と活用
    安全と安心/コンピュータの安全と安心/携帯端末のリスク/
    認証と安全・安心/機械の故障と安全・安心
    確率評価の難しさ/誕生日問題/兄弟の性別問題/モンティ・ホール問題
    乱数とランダム感/ニセ乱数/2次元ニセ乱数
    気分と勘違い/勘違いの活用鵬
    2開発の発想
    そもそもからの発想/そもそも物件/そもそもIT技術
    発見人生/人生の速度/みんなで発見/発見支援システム
    苦手は研究の母/使いにくさの発見/苦手なことを研究する/苦手を仕事に活用する
    ユーザ設計の落とし穴/ユーザによる設計/発明力と評価力
    ユーザ評価の落とし穴
    3ウェブ時代のトレンド
    人力パワー
    受動的なインタフェース/パソコンを受動的に使う/受動的なインタフェース/表示対象の選択/能動と受動の切り換え/カーム・テクノロジー
    クラウドソーシング
    ライフログの効用
    貧乏な記録
    メールの終焉
    流れる情報と留まる情報/ストック情報とフロー情報の変換/メーリングリストにおけるフローとストック
    4ユビキタスな生活
    ユビキタスとユニバーサル/コンピュータの進化とユーザインタフェースの変容/ユビキタスコンピューティング/実世界指向インタフェース/ユニバーサルデザイン/カラーユニバーサルデザイン/実世界志向インタフェースとユニバーサルデザイン/ユニバーサルデザインのガイドライン
    常時ONの時代
    ユニバーサルなテキスト入力/連文節変換システムの憂馨/ユビキタスでユニバーサルな日本語入力/gyaim/slime
    検索と入力と登録の統合
    情報視覚化/情報視覚化の歴史/データの種類と視覚化手法/階層構造の視覚化蜘/*ネットワーク型データの視覚化/表データの視覚化/データ型式の変換
    ズーミングインタフェース/ズーミングインタフェースの逆襲
    溶け込むデザイン
    5楽々情報整理
    なんでも自動化/エンドユーザプログラミング/例示プログラミング/例示プログラミングとデータ圧縮アルゴリズム
    階層型ファイルシステムの憂響
    名前の効用/名前の問題点/面倒な名前を使わずに暮らす/gyampを使ったURL短縮
    番号で情報整理/番号利用のバリエーション/身の回りのものを番号で管理する/クリアファイル整理法
    6安全と秘密
    ユビキタス時代の認証技術/認証の方法/パスワード認証とその問題点/理想的な認証
    画像認証/画像認証のいろいろ/覗き見攻撃とその対応
    エピソード記憶からパスワード生成/パスワードを覚えるかわりに生成する/episopass利用例/episopassアプリ/episopassの安全性/認証システムの展望
    秘密情報の管理/秘密状態を明示する
    森の中に木を隠す/ステガノグラフィ
    情報隠蔽/公開情報を隠す技術/記憶を誤魔化す

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