好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因 (光文社新書)
- 光文社 (2015年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334038472
感想・レビュー・書評
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ライカビリティは自分が普段から気にかけて実践していることだった。ただ八方美人になりすぎたり、無理して疲れてしまったりとか、おざなりになってしまうことがあったりするので、導入部分については改めて参考だったり、戒めになった。
私がなんですでに実践してたんだろう?と思い返してたら、この本はアービンジャーインスティチュートの「箱」の本に似てるんだ!と気づいた。そして同じ内容を学ぶなら私は「箱」の本の方が断然良いと感じた。
実際に取り入れてるぐらいなのでライカビリティについては賛同する。
ただこの本は読み進めるにつれて違和感が増していって、この人は実際に会ったとしたら本当にライカビリティを感じるのだろうか?と疑いたくなるレベルにまでなった。言い切って決めつける場面が多く、全体的に極端な印象を受ける。そして一種のマニュアル人間のようだ。対応のパターンはあるが思考の根本的解決とは思えない。
普通や自然な返答の例はあるし、それは最もだとも思うが、普通とは何かそれ以上深入りはしない。普通と呼ばれるものこそ難しいことなのに。挨拶という簡単なこともできないものだと記していたではないか。
初対面の人に本気か冗談かわからないギャグを飛ばすなよ…そりゃ普通は気を遣うわ。
「いやいや」という言葉については概ねは同意なんですが、否定で来られた場合にネガティヴを打ち消す手段としては有効だと思うんですけどどうでしょう?そうだね、悪いねーって乗ってあげるんですかね?
入念に確認し合いレベルを向上させてる人がその文章で誤字あると説得力ない…
「お刺身美味しいよね」って言って「おいしいのを食べてそうですね」とか「食事を楽しんでいるんですね」って返される方が私は嫌だけどなぁ。そっちの方が断然、他人事で無関心に聞こえる。「美味しいよねー!私はまぐろが好きだなー」「私はウニが好きなの!」ってなった方が断然楽しいと思うんだけどね。すべてがその法則に当てはまるってないと思うし。例が出るほどに、えっそう?となってく。突っ込みすぎて疲れて途中から結構読み飛ばしちゃった。ちょっと無理やりかなーって。って書くと反論とか言われるんかな?笑
まぁ会話でもないし、あくまで個人の感想メモですので笑
星も評価なんて大それたものでなく、自分にとって有益だったか、響くものがあったかという目安なのであしからず笑
コンビニの練習はいいねと思った。てかいつもやろうとしてる。コンビニの店員時代にも思ったけど、1番響いたのはチケットのもぎりの時。お客を見送る時にお疲れ様って声かけてもらえるとそれだけで頑張れるんだよね。そこで声をかけれる人って本当にすごいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルに惹かれて購入。ライカビリティがキーコンセプト。
6つの返答パターン
話し方の4つのパターン
あいさつと返事
この3つがライカビリティを高めるために意識することだ(詳細は本文を読んでね)。
はたして自分はライカビリティが高いのか…
客商売なボブは、同僚の「客」への嫌味で高慢な(と思いたくなる)態度・返答に接するにつけ、日々反省する次第。
非言語コミュニケーションも忘れてはいけない。
特に営業車での荒い運転や乗車の姿勢は気を付けたいところ。
あっ( ̄◇ ̄;)こういうことを書くということ自体ライカビリティが低いということか… -
好感を持たれる話し方と態度のレクチャー本。少々タイトル負けしている印象。
内容では受け答えの6パターンの話が特に参考になった。
例:「修理の人が全然来ないなあ」
・解決案(電話してみたら?)
・無関心(まあそのうち来るでしょ)
・私の話(私なんかこの間もっと待たされて~)
・反論(いや、こんなの遅いうちに入らないよ)
・解説(こういう業種は前の仕事が長引くと遅くなるんだよ)
・感情(約束の時間に来ないと困るよね)
→この中で好感を持たれる応答は「感情」と「解決案」のみだが、「解決案」も言い方や状況によっては不快に感じさせる可能性がある。なるべく相手の感情を汲み取るコメントをしたほうが良い、とのこと。
自分の話へのすり替え、解説、無関心の系統のコメントはついついやってしまいがちなのでこれを期に改めたい。 -
交換を持たれるためにどんな言葉を使うかという本
単純に言えば相手に共感しようということ。後半が例示ばかりでなんか尻すぼみな感じである
認めてくれる。大事にする。気にかける人に好感を持つ
相手を本気で褒める練習をする
返答①解決策②無関心③私の話④反論⑤解説⑥感情
だめな話し方①評価②プロテクト③ぼやく④一方的
自分の意見をのべるのと自分の話をの違い。ポジション -
営業に出てから社内外での人との良好な関係を気づくことを目的に読みました。人は誰でも「認められたい」「大事にされたい」「気にかけて欲しい」と望んでいて、一緒に仕事をしたいのは、その気持ちを満たしてくれる人だというのは確かになと思いました。ライカバリティの高い人は、返答する時に相手の感情について話すとのこと。話した人の気持ちを表す一言を述べることで、お互いの気持ちを前向きにできるそうです。逆に、無関心、自分の話、反論はNGなので注意したいです。
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響いた内容メモ
・相手の感情について話す
・返事は相手よりも大きな声で。 -
ライカビリティとは、好きになられる能力・人の気持ちを前向きにする能力。人は感情で判断するので、正論を主張してもうまくいかない。実際に人を動かし、日常を快適に・仕事の効率とレベルを上げるには、お互いの感情に配慮した言動を行うこと。
人は感情で判断するってことを、常に念頭に置いておくだけでも、より良い対応ができるようになりそうです。 -
日常生活での会話や、SNSでのやり取りにおおいに役立つであろうメッセージがたくさんある。
どちらかというと交友関係を作る際に使える、というかこれって本当に心がけておかないと、嫌われモノになる。
そんなコミュニケーションの鉄則が書かれた良書です。
人によっては今すぐ読んで、コミュニケーションを改めるべき。
ただ、ただである。一言だけ。
内容にケチはない。300ページも読ませて置いて、言いたいことはそれだけか。という不満も。半分くらいで足りんかな? -
三葛館新書 361.45||MA
みなさんはライカビリティという言葉をご存知でしょうか。Likeability=好きになられる能力のことだそうです。この本の著者は、どれだけ能力が高くても、どれだけ技術や知識があっても、相手から好意を持たれ選ばれるようにならなければ人生をステップアップしていくことができない。としています。本書ではライカビリティを高める話し方や方法についての他、ライカビリティとコミュニケーション・非言語コミュニケーションの関係についても紹介されています。世の中は正しさではなく、感情で動くということを念頭に置きながら、社会で生きる術を、ぜひこの本で獲得してください!
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=84197