会社の中はジレンマだらけ 現場マネジャー「決断」のトレーニング (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039141

感想・レビュー・書評

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  • 人事担当者や中間管理職(プレイングマネジャーやマネジングプレイヤー)は手に取って損はない一冊。5つの事例を取り上げ、対話形式で両者の知見が惜しげもなく披露される。“キャリアの下山”や“学習の時間を買う”などは、常々考えていたことをより明確に認識することにつながった。

  • 人事畑と、人事に関する研究、アドバイスをしているの二人の
    ジレンマだらかの会社、人事論。ユーザーのあるある相談内容をもとに
    議論が展開されます。中身は濃いしみんなマネジメントで悩んでいる。
    でも、コミュニケーションをとることで分かり合えることも多いことが再認識出来る一冊

  • 記録用

  • 仕事上でよくある「あちらを立てれば、こちらが立たない」状態、つまりジレンマについて著者二人が対談形式で語った本。
    いまいち自分と関係ありそうな話がなかったので、さほど面白いとは思わなかったのだけど、細かいところで確かにそうかもと思うところはあった。
    社員に「どんなときに一番モチベーションが上がりましたか」という質問にたいし、「上司が話を聞いてくれたとき」というのが上位に入ったという話は面白かった。黙って話を聞くだけでも、重要ということなんだろうな。
    上司は部下にたいしてほめるかほめないかというよりも、「見ている」というサインを出すのが大事という話もなるほどと思えた。監視されてるわけでもなく、放任主義なわけでもなく、という感じなのだろうか。まあでも、バランスは難しそう。
    後、ヤフーでは、部下が上司にたいして1on1でチェックする仕組みがあるのだとか。それが人事によってランキングされるのだとか。1on1はともかく、ランキングされるのはイヤだと思う人いそうだなぁ。相性もあるだろうし。
    他に、ヤフーには「空振りの三振はいいけど、見送りの三振は許さない」という言葉があるらしい。挑戦するということが大事ということかな。うまい比喩だなと思った。
    後、「学部生が卒論を書くのは日本だけ」と書いてあって驚いた。むしろ、海外のほうが卒論で忙しいイメージなんだけどそうじゃないということなんだろうか。

  • 中原淳氏の「駆け出しマネージャーの成長論」を読んでいたが、本書はそのケース毎の実践編のように思った。そこに書いてあるマネージャーの原則に照らして、対応策を進めることが大切。章ごとの「〇〇の決断!」が面白かった。

    心に残ったこと
    ・降格した人でも、上司が向き合って、学習計画を立てて寄り添えば伸びる
    ・会社が利益を上げるためにやらなければならないことと、部下がやりたいことのベクトルを合わせる
    →ぴったりは無理だけど、30度でも!
    ・上司、部下共にフィードバックし合い、開放の窓を開けていく(ジョハリの窓)
    ・フィードバックは結果通知+立て直し
    ・部下の問題行動があれば即時フィードバック(部下もその時の行動に至った原因や気持ちを覚えていて振り返りやすい)

  • 大変な良書。中原先生の知見だけでなく、Yahooの本間さんのビジネスの現場での経験に基づいたコメントが沁み通る。

  • たくさんポストイット貼りました。
    合って話す、最後まで聞く、フィードバックの質、任せるは3種類、とにかく観察、あと10年は人事の時代。

  • 対話形式
    期待していた内容と違った

  • 1on1の流れから読ませていただきました
    共感できる内容が盛りだくさん

  • 会社の組織や人間関係、何にしても悩んでる課題に上手くアプローチされてて心が安定した。私にとっては良本。

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