語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング

  • 光文社 (2016年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784334039240

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

語彙力を高めるための多角的なアプローチが魅力の一冊です。語彙を上位語や下位語、方言、新語と古語、語構成など様々な側面から考察し、包括的な理解を促します。特に、適切な語を使いこなすための実践的なチェック...

感想・レビュー・書評

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  • 語彙を様々な側面から見ることができる本。
    例えば上位語と下位語、文字種、方言、新語と古語、語構成...。
    語彙について、なにか包括的なビジョンが得られるというわけではないけれど。
    それはこういう本の宿命ではないか?と思う。

    適切な語を使いこなすには、という問題を扱った第三章が私には有益だ。
    11のチェックポイントがあるという。
    こういうのは、例が分かりやすく、豊富なのが嬉しい。
    この点では満足できる一冊だ。

  • 語彙力を「豊富な語彙知識」×「精度の高い語彙運用」と定義し、各々のスキルを高めるための処方箋を紹介。
    若干プレモル推しの記述が気になるが、総じて語彙力を高めるに役に立つ内容である。定期的に読み返してトレーニングを心掛けたいと思う一冊である。
    なお、問題集ではないので、この本は語彙力を高めるきっかけに過ぎない。後は読者の鍛錬あるのみ。

  • 語彙力=語彙の量✕語彙の質

    ◆語彙の量を増やす
    1.類義語を考える
    2.対義語を考える
    3.上位語・下位語を考える
    4.語種を考える
    5.文字種を考える
    6.書き言葉を考える
    7.専門語を考える
    8.方言を考える
    9.新語と古語を考える
    10.実物を考える
    11.語構成を考える

    ◆語彙の質を高める
    1.誤用を回避する
    2.重複と不足を解消する
    3.連語の相性に注意する
    4.語感のズレを調整する
    5.語を適切に置き換える
    6.語の社会性を考慮する
    7.多義語のあいまいさを管理する
    8.異なる立場を想定する
    9.語の感性を研ぎ澄ませる
    10.相手の気持ちに配慮する
    11.心に届く言葉を選択する

  • 814-I
    閲覧新書

  • とにかく読みやすくスラスラと読めた。

    語彙力とは何か、また
    語彙力を鍛えるための思考法が書かれていた。

    とりあえずサッと読んだが
    本当に語彙力を鍛えるのであれば
    何度も読み返してこのトレーニングを
    くせにするといいかなと思った。

  • 最近、適切な言葉が浮かばないことが増えてきたので読んでみた。
    語彙に関する総合的な説明と、語彙を増やし文脈に合わせて適切に使いこなすためのメソッドが箇条書きで書かれていて、わかりやすい。
    一つの言葉から類義語、対義語、語種(和語、漢語、外来語)などを考えるだけで広がってゆく言葉の世界は面白い。
    しかし著者が誤用としてあげた例文の中に、個人的には違和感のないものがけっこうあったので、自分のアバウトな語彙力にちょっとへこんだ。

  • 語彙力を鍛えるとかトレーニングというよりは「語彙ってこういうものだよ」という解説という方がしっくりくる。

    終始「言語学の勉強」という印象が強く、感覚的に文章を書いてる人には向かないかもしれない。

    読んでいて言語学的な勉強にはなったけれど、これを足がかりに語彙力を高めていくイメージが自分には湧かなかった。

    筆者の娘さんの話や嗜好品についてなど、人となりが滲み出る文章が多々見受けられるので、人によってそれを好ましく思うかノイズと感じるかが分かれそう。

    納得できないことがいくつかあった。
    たとえば和語ー漢語ー和製英語の結びつきについての項目で、刃物ー包丁ーナイフが結びついているという解説があった。

    私には刃物も包丁もナイフもまったく別のものを指しているように思う。私に言語学の素養がないからかもしれないけれど。

    とはいえ、総合的には面白かった。

  • このレビューを書いていても
    語彙力がもっとあればな~と思う。
    内容がとても簡潔で分かりやすかった。

  • 他人と会話する時も文章を書いている時も「もっと語彙があればなあ」「適切な表現を選べたらなあ」と悩むことが多いなか、たまたまKindleで見かけた本書を読みました。
    たいへん分かりやすく実践的な内容が書かれており、読めて良かった。理解語彙と使用語彙の違いは説明されればなるほどと思うけれど、これまで明確に意識したことはなかったし、実際に「語彙の量を増やす」「語彙の質を高める」方法についても具体的に解説されている。もちろんこの本を読んだだけで飛躍的に語彙力が上がるわけではないので、まずは文章を書く時からコツコツ実践していこう。……と思いながらこのレビューを書いてます。
    あとがきで綴られた「『言葉の形に価値があるという信仰、形を変えれば中身まで立派になるという幻想、目を惹く表現を生みだせば偉くなるという風潮』という現代の病」は特にインターネットの世界に身を置いていると感じる場面が多く、それも年々増えていっている気がします。強い言葉を使えば想いの強さを表現できると考えがちな節は自分にもあるけれど、思考を言葉で表現することを雑に楽に済まそうとせず、抗っていきたい。

  • 【配架場所】 図・2F総合教育院おすすめ文庫 
    【請求記号】 814||IS
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/472296

  • 子育てが始まり語彙が低下しないかと不安になって読んだ本

    類義語と対義語で頭の中の語彙の世界に奥行きを

    迷い、悩み、ためらう中から出てくる言葉こそが、真の力になるもの

    心に届く言葉にするには、文脈に合った等身大の言葉選びをすること。気をてらう必要はない

  • 日本語の基本という感じ

    自分は語彙力の鍛え方を分かっているくせに、やっていないだけなのかもしれないのだった
    (だめなやつ)

  • 語彙力ってとても大事。そして語彙力を鍛えるのに読書ほど最適なものはない。

  • 語彙力を増やしたくて読んでみた。語彙力が具体的にどんな力を指すのか、各力について分解して書いてあるのはよかったが、実生活でどんなことをすれば実際にそれらの力が付くのかについて踏み込んでくれてもよかったのにと思う。

    個人的には「雅語」のアイデアは参考になった。これは文庫本の小説を読んでいるとよく出てくる表現だと思う。小説も積極的に読みたい。また、色々な分野の本を読もうとも思った。

  • 『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』石黒圭(光文社新書)
    より適切な言葉を選び出し使う力・姿勢を身につけてもらうことを目指した本書。
    量を増やす、質を高める、ために考えるべきポイントを様々な観点から指摘している。
    …のだが、著者の地の文の言葉遣いにそれほど洗練されたものを感じなかったため、若干斜に構えて読んでしまった。
    言語の運用能力については母語話者の「本能」(instinct)に基づいて表現として適切かどうかを判断するしかないからしょうがないのだけど、この著者の表現が適切かどうかの判断に「そうかな?」と思うものが多かったり、「穏当だろう」という表現が多かったりで、説得力に欠ける感じがした。
    新書という形ではなくて、ふつうに問題集として出せばよかったのではないか、という感じがする。

  • 語彙を増やすって具体的にどうするの?を理論的に書いてて参考になった。
    そもそも語とはどんな構成で、どんな機能を持っていて〜ってところを体系的に説明していて、その上でどこが間違えやすいのか、置き換えるとしたらどう横・縦スライドさせると適切なのか、といった説明がなされていて分かりやすい。
    どちらかといえば理論部分が多いので、一度読んだだけでは分かりきらないかも。

  • 語彙力を上げるための方法がいくつか挙げられていて、特に自分が言葉の組み合わせで困った時に使えるサイトが載っていたのが、実用的で嬉しかった。

  • 人間の思考力を規定するのは言語力であり、言語力の基礎になる部分は語彙力に支えられてい
    語彙力= 語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(
    の高い語彙
    内容語は、名詞・動詞・形容詞など、実質的な意味を持つ語であり、日本語の場合、漢字や片仮名で表されることが多い語です。一方、機能語は、助詞、助動詞、感動詞、接続詞など、文法的な機能を持つ語であり、平仮名で表されることが多い語になります。  内容語を扱う能力は 語彙力 と呼ばれ、機能語を扱う能力は 文法力 と呼ばれ
    人間が語彙を習得するときには、かならずまず理解語彙になって、それから使用語彙になるという順序で進み
    使用語彙では、読み手に違和感を与えないことが重要で、読み手の知識や文脈、感情などに配慮することが求められ
    語彙を増やす方法の第一は、「類義語を考える」
    対義語を考えることの意義の二つ目は、対義語を考えると、もとの語の意味理解が深まること
    対義語で言葉と世界への感性を磨く  対義語を考えることの意義の三つ目は、対義語を考えると、想像力が刺激され、言葉、さらには世界にたいする感性が磨かれること和語の長所は、耳から聞いて、すぐに意味がわかることです。漢語は同音異義語が多く、「こうかがある」と言われても、耳で聞いただけでは、「効果がある」なのか「校歌がある」なのか「硬貨がある」なのか「考課がある」なのか、わかりません。 「効き目がある」ならば耳で聞いてもすぐにわかります。人前で話すときの原稿を作る場合は、漢語を和語に置き換えるようにすると、聞き手に親切。
    本書は、 ① 言葉の形に価値があるという「信仰」 ② 言葉の形を変えれば中身まで立派になるという「幻想」 ③ 目を惹く表現を生みだせば偉くなれるという「
    という、言葉をめぐる現代社会の病と戦うために書きました。

    トレーニングでき良かった。

  • まるで日本語教師用の教材を読んでるかのようでした。(実際の教材はもっと専門的で難しいかとは思いますが)

    内勤の私には、敬語・類義語・対義語や身の回りのモノの名前に意識を向け、語彙力を高めていく事が良いのかな、と自己解釈。
    そのほか色々と解説がありましたが、イメージがあまり湧かず、読み飛ばしました。
    TPOにあった、言葉をつかえるようになることが大切。(当たり前かと思いますが…)
    それを、叶えるにはやはり、多読・類義語・敬語への日常的な変換トレーニングがいいのかと思います。

    書き物を生業とする方、教育現場で働いている方、商品開発や、記者の方等にとっては、有用な本かと思います。

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著者プロフィール

石黒 圭(いしぐろ・けい):国立国語研究所・総合研究大学院大学教授、一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。 1969年大阪府生まれ。神奈川県出身。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文章論。主な著書に『文章は接続詞で決まる』(光文社新書)、『この1冊できちんと書ける!【新版】論文・レポートの基本』(日本実業出版社)、『よくわかる文章表現の技術Ⅰ~Ⅴ』(明治書院)、『ていねいな文章大全――日本語の「伝わらない」を解決する108のヒント』(ダイヤモンド社)、『言語学者も知らない謎な日本語――研究者の父、大学生の娘に若者言葉を学ぶ』(教育評論社、石黒愛との共著)などがある。

「2025年 『読み手に届く 文章技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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