武器としての人口減社会 国際比較統計でわかる日本の強さ (光文社新書)

著者 : 村上由美子
  • 光文社 (2016年8月17日発売)
3.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039370

武器としての人口減社会 国際比較統計でわかる日本の強さ (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 低成長(無限に拡大し続けることはできない)や少子化(無理やり子供を生ませることはできない)なんかは、如何ともしがたいこと。受け入れて、適応して、やっていくしかないこと。
    けれど、労働力「不足」…? 非論理的で前近代的な理由にもならない「理由」をつけて、人口の半分を飼い殺しにしてきた国が、何の冗談をほざいているんですかしらね。
    あらゆる意味で問題山積の移民(言語風習のレベルから教え込まねばならない。そもそも、ここで「しか」通じない超マイナー・超難解な言語を学んでまで、もはやナンバーワンでない日本で社畜になってやろうという奇特な外国人がどれほど存在するんでしょうかね)? すでに充分お疲れで、ちっと骨休めしたい高齢者?? いやいや、そんなものより、若くて優秀で意欲にあふれた人材が人口の半分、思いっきり臨戦態勢で待機しているんですが。それを活用しないって、何の冗談なんですかね???
    子供たちがかわいそう? なら、パパも育児すればいいじゃないですか。そもそも性別役割分業って「外貨稼ぎ」と「家事」の分担であって、育児は父母両性の仕事なんですが? キャッチボールとか、離婚後の面会交流とか、都合のイイ時だけ「子供には母だけではダメ、父も必要!(キリッ」とか、これまた何の冗談ですか? 必要だってんなら、普段から育児しろやゴルァ!

    こぞって能力の高いネイティヴ労働者で、少数精鋭、高い付加価値をつけて成果を挙げる。著者の言うとおり、日本はまさにそれにうってつけの国である。理由も理屈もなく、ただ女性を踏みつけ続けていたい連中が、アホで非論理的な言い訳をこねてダラダラと改革を先延ばしにしない限りは。
    本書に「具体的な提言がない」という批判が散見されるが、そりゃそうだろう。この男性天国・ニッポンで、「アホな爺さんオッサンの性根を入れ替える。それが無理なら、連中を首ごとすげ替える」って、ホントのことを書くことは許されませんから、ネ☆

    2017/6/6読了

  • 何が「武器」なのかいまいち分からない。

    グラフが多くてわかりやすかったが、中高年層を活用しよう。女性の活躍できる場を。リスクを恐れない起業環境をと、どこかで聞いたことのある論評が並んでいた。

    結局は人口減少、労働力不足が企業内の生産性向上の原動力となり、もともと高い素質をもつ日本人のの高齢化先進国としてのイノベーションを起こしていこうってことでした。

  • データも豊富。人的能力など日本の潜在能力を豊富なデータで実証的に解説しているので、納得感も多い。反面、具体的な政策、方法論に落とし込んでいく部分は、不足している。多くの研究で効果が確実な政策も声のデカイ反対論で足踏みするのか骨抜きになるが現実の世界でもある。
    とりあえす労働市場の流動性は喫緊の課題だろうがそれすら遅々として進まない現実……

  • 2016年8月17日発売
    定価(本体740円+税)
    ISBN 978-4-334-03937-0
    光文社新書
    判型:新書判ソフト

    35の先進諸国が加盟する国際機関OECD。日々収集される各種統計を読み解くと、日本は非常に「残念な国」である事実が浮かび上がってくる。労働生産性、睡眠時間、女性活躍推進、起業家精神……。さまざまな重要分野において、日本は主要先進国中で最低レベルである。しかし見方を変えれば、少子高齢社会、労働力不足であるからこそ、日本には他国にはない大きなチャンスが隠れていることがわかってくる。負の遺産を最強の武器に変えるため、豊富な統計をもとに、日本にとっての“ベストプラクティス”(最良の政策案)を考える。
    http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039370




    【目次】
    はじめに [003-006]
    目次 [007-009]

    第一章 少子高齢化が武器になるとき 011
    第二章 眠れる「人財」大国・日本 041
    第三章 女性は日本社会の“Best Kept Secret” 073
    第四章 働き方改革のススメ 125
    第五章 日本のイノベーション力を活かせ! 149

    おわりに(2016年 盛夏 村上由美子) [195-200]
    OECD iLibrary紹介 [201]
    参考文献 [202-203]

  • 日本人の能力の高さの客観的なデータによる考察と、イノベーションを起こす事に注力するのではなく、拡散、浸透、活用していく事に焦点を絞り、国家戦略を構築していくという視点に共感した。但し、女性活躍推進や時間価値を注視した「働き方改革」の記述については、データはあるものの、今ひとつ雑な記述が多いかとも感じた。

  • 主張はもっともなんだけど、踏み込みは浅いという印象。
    具体性のある主張は残念ながらひとつもなかった。

  • 自分の言いたいことに合わせて、データを利用している感が否めないのと、新しい視点というよりも、あちこちで言われていることをまとめた感じ。武器としての、、というほどの提言になっていないのも?ただし、理路整然としていて読みやすい。

  • 定型的な仕事はコンピュータやロボットによる自動化に任せ、高度なスキルを要する仕事に集中すること。中高年齢者、女性、ニートから眠れる人材を掘り起こすこと。とは言え、長時間労働で休暇も少ない現在の日本の労働環境をガラッと変え、労働市場を流動化させ、多様な働き方が出来るようにしないと難しい。今後の日本の深刻な労働力不足が本当に追い風になるだろうか?

  • 書いていることはもっともだけれど、簡単にはいかない。

  • 2016/11/1 読了12

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