フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039677

感想・レビュー・書評

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  • 著者はフリーランス麻酔科医であり、ドラマドクターXの取材協力をしている。

    医者は高級取りが多い、この話はよく聞く話であるし医者を目指す理由に少なからず入るのではなかろうか。このカラクリについてかなり詳細に書かれている。

    著者が医療系ドラマに関わった経緯から、本書は医療系ドラマの社会的影響になぞって話を展開している。それにしても、医療系ドラマはどれも人気であるなと感じる。

    この著者の本領は、第6章これからの稼ぎ方に見られる。第1-5章は現状の事実と分析、著書の生い立ちとなっているが、本章はそれらを踏まえてどうすべきか、どこを改善すべきかをはっきり書いている。これは、フリーランスだからこそのなせる技であろう。

    度々登場する金額のデカさにため息が出つつ、医療は切手きれない分野なので、いいところは残しつつ悪しき習慣は改善して欲しい。

  • 大門未知子の実像でしょうか

  • 著者はフリーの麻酔科医だそうで、ドクターXというTV番組の制作にも少し関わっているんだそうだ。
    内容的には医局講座制の崩壊などのありふれた話題ばかり。内容も飲み屋の雑談レベルで見るべきものもない。また、語彙が圧倒的に貧困で「愚にして賢だ」などの同じ言い回しを何度も用いるところがすごく目につく。

    新臨床研修制度の結果、若くて色んな物事を吸収できる2年間を無駄にお客様に過ごす研修医。しかも最近は科を決めるときにQOML(Q of MY Life)を重視するんだとか。

  • 「仰る通り!」と拍手したくなる。

    医者の世界は良く知らないが、閉鎖的な世間で既得権益に守られた無能者の存在がどれ程の害毒を撒き散らしていることか。

    若者を甘やかすな。鉄は熱いうちに打て。

  • 面白かった。医者がどれだけ稼ぐかなんて改めて知る必要はないと思ってたけど、医者でも色々な事情があって格差もあるのだと、なるほどーと思いながら読みました。「ドクターX」見てみたいなぁ。

  • 内容紹介
    大学病院の教授の権威は失墜し、野心溢れる若手医師が目指す存在ではなくなった。
    いま、封建的で年功序列のこの組織に飛び込んで行っても、将来のポストの保証はない。
    その代わりに、医師たちは薄給でも将来のキャリアの役立つ都心のブランド病院に殺到し、
    健康診断や当直などのアルバイトで食いつなぐフリーター医師も出現した。
    また、専門的なスキルを売りにして腕一本で高額な報酬を得るフリーランス医師は、病院にとってもなくてはならない存在となった。
    変革の時代にある医療現場の実情、医師たちの本音とは――
    100以上の病院を渡り歩いた現役フリーランス麻酔科医が辛口で書き綴る

    ◎プロフィール◎
    筒井冨美
    1966年生まれ。フリーランス麻酔科医。
    地方の非医師家庭(医師ではない家庭)に生まれ、某国立大学を卒業。
    米国留学、医大講師を経て2007年より「特定の職場を持たないフリーランス医師」に転身。

    本業の傍ら、メディアでの執筆活動や、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)
    「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)など医療ドラマの制作協力にも携わる。

    著書に『フリーランス女医が教える 「名医」と「迷医」の見分け方』(宝島社)がある。

  • どこまで事実なのかわからないが、比較的根拠もしっかりしてるし、おもしろかった。やはり金の話は気になる。技術のある医者が稼ぐのは当然。

  • ドクターXの監修をしている医師の著作。
    この人の働き方もドクターXのようだ。
    昔の白い巨塔時代を懐かしむ言葉がありつつも、現在の状況にも肯定的。
    市場原理を導入すべき、という意見なのだろう。

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