巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避 (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039813

感想・レビュー・書評

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  • 今問題になっている国際的租税回避の状況と何が問題なのかの解説。分かりやすい解説です。

  • サイバー空間とその中で行き交う様々な形のデータはここ20年ほどで普遍的なものになったが、それに対する(国際)法はおろかモラルさえ実は未だ整備されておらず、悪者にとってはそこに付け込む余地がある。匿名システムTORや仮想通貨ビットコインといった技術が、持てる者の「節税」や「ビジネス」の可能性を広げている関係上、本書でも技術的な解説にページが割かれており、お金の話というよりは、技術を用いたフロンティアの話と言えるかもしれない。無論肯定的な意味ではなく。

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著者プロフィール

1956年生まれ。東京都出身。公認会計士・税理士。大手都市銀行、大手国内監査法人、外資系コンサルティング会社を経て、2001年に独立。現在、深見公認会計士事務所代表、株式会社ERC代表取締役。著書に『IFRSの会計 「国際会計基準」の潮流を読む』 (光文社新書) がある

「2015年 『<税金逃れ>の衝撃 国家を蝕む脱法者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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