御社の商品が売れない本当の理由 「実践マーケティング」による解決 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043087

感想・レビュー・書評

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  • 1.営業だけしかやらないスタイルに限界を感じました。

    2.マーケティングは不完全な状態で学問化されており、マーケティングをしても上手くいかない企業はたくさんあります。本書では、一般的に言われているマーケティングには欠陥があり、それを踏まえたうえでの意見を述べています。本書でいうところの、管理マーケティングから実践マーケティングへ生まれ変わることが大事だと言ってます。
    人間を相手にする以上、不確実なことしか起きないです。そのためには人間の心理を考えたマーケティング活動をしなくてはなりません。本書では、その答えを出しています。、

    3.マーケティングの基礎を学びたいなら、この本とマーケティングトレーニングノートだけで充分だと思いました。コトラーのマーケティングだけでは不十分であり、実践できる形にどう設計していくかが重要だと思いました。現代はマーケティングが重要なのはわかっていますが、実際にできている企業はどれだけあるでしょうか。少なくとも自分の会社はできてません。
    本書のいうマーケティングとは、「売れる仕組みをつくること」であり、営業だけでやっていけないということです。

  • 冒頭、コトラーのような古典的マーケティング理論を全否定するような話かなと思わせられるが、前半はむしろそういった学術的な理論を土台にした解説が中心。守破離の守。後半は破・離へと展開していく。あまりとっつきやすい本ではないが中身はそれなりに濃い。現場でゴリゴリ試行錯誤する立場でないと難しいかも、というレベル感。

  • 石井淳蔵氏の「マーケティングの神話」の流れを汲む著書。はじめにでも、引用されているし。コトラーの管理マーケティングでは結果が出せない理由を解説しながら、実践マーケティングについての提案が後半で語られる。行動経済学、心理学、神経科学等々の知見を引用しながら説明されるモデルはなるほどと思いつつ、まだ腹落ちはしていない。もう一回読み直して考えてみよう。

  • 新書だし、タイトルもとっつきやすいけれど、中身は相当にヘビーだ。
    第3章まではよくあるマーケティングの本のおさらい的な内容だけれど、第4章からは組織論やコミュニケーション論を交えての特有の実践マーケティング論理が展開される。そこを知りたい人は第4章から読んでもいいかもしれない。
    『経営行動』、『影響力の武器』なども読んだ方が理解が深まると思います。

  • マーケティングの本。

    実践例などが豊富なのだけれど、今一つ頭に入ってこなかった。

  • マーケティングと行動経済学を合わせたような本。著者独自のホームプロの経験がふんだんにでてくる。コトラーのマーケティング4.0と併読のため、非常に理解が深まった。

  • 管理マーケティングと実践マーケティングの対比がよく分かる書。マーケティングの教科書どおりやろうとしても、現実に適用できなかったり、無理に適用して組織がおかしなことになったりする経験がある人は読んだ方がいいと思います。

  • 結局本当の”理由”がなんなのかはわからない。管理マーケティングはNGってこと、なのですね?

  • 【不予測】
    グーグルのように実際に何回も試験することは重要だと感じます。

    実際に何がヒットするかは予測が不可能になってきています。市場を調査するマーケティングも重要ですが、今現在世に存在しないものを調査することは困難です。

    出してみて当たるか当たらないかを試してみる。スピードをあげて取りあえず数を打つ。予測不可能であるなら予測に時間をかける必要はありません。

    実際は次から次へとアイデアが湧いてくることも難しいです。さらにもっと困難にしていることがそのアイデアを行動に移し試していないことです。

  • 東2法経図・開架 B1/10/902/K

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著者プロフィール

愛知県立大学外国語学部中国学科専任講師。1973年生まれ。
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程満期退学、博士(法学)。
財団法人日本国際問題研究所研究員などを経て、2011年より現職。
主要業績:『党国体制の現在―変容する社会と中国共産党の適応』(共著、慶應義塾大学出版会、2012年)、ほか。

「2012年 『中国共産党の支配と権力 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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