小説の言葉尻をとらえてみた (光文社新書)

著者 : 飯間浩明
  • 光文社 (2017年10月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043162

小説の言葉尻をとらえてみた (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 辞書の用例を採集しながら、小説の気になった言葉を掘り下げていく。小説の読み方としても、日本語解説としても、異色。面白かった。
    安易に「誤用」と言わないスタンスがいい。聞きなれない言葉が、実は昔よく使われていたり。何気ない言葉が、実は新しいものだったり。奥が深い。
    比較的新しい小説で、既読の作品が多いのもうれしかった。

  • 「小説の言葉尻をとらえてみた」は現代の小説十数作品から、現代的な使い方の単語を抜き出し、単語の成り立ちや歴史を紹介する本です。

  • 著者が物語の世界に入っている設定が受け付けなかった。

  • 言葉は生き物で、小説は時代を写す鏡。

    国語辞典編纂者の著書が小説、しかも最近の本の中から、移りゆく言葉の用例採集をいていく。後書きに曰く、『物語を楽しむための小説の中で「ことばを発見する」という楽しみ』が伝わってくる。

    よく「誤用」とされる語句があるが、著書は単に誤用と決めつけることなく、これは言葉の変化であると、古い小説や新聞などと併用して調べ、解説していく。作家の愛用句や斬新な表現が今後辞書に載っていく可能性など、考察の方向も様々。

    言葉好き、辞書好きならワクワクできると思う。

  • 「で」の使い方に大共感。て、この言い方メモされそうw引っかかる事無くはなかったけどねー 内容重視で無視だったかなw ツイッターアカウントフォローしちゃいました☆

  • 面白かった。
    言葉の採集という意味では
    なんか変な使い方、と思うものも
    興味深い使用例になっちゃって。
    合わせて様々な用例が出てくるのも
    感心したし、興味深かった。
    三分の一は読んだことあったけど、
    そんなこと全く意識して読まなかった。
    言葉オタ的愛情にほっこり。

  • 使われている言葉に焦点を当てるという視点がとても面白い。また、ひとつひとつの言葉について過去にどの小説で使われていたかが引用されていて、サラッと書かれていて読みやすいが相当な調査を元に書かれていることが伺える。

  •  学生時代の日本語学の演習のような気分になれる。

  • ふだん何気なく読み飛ばしている小説の言葉づかいの面白さを感じさせてくれる。それにしてもさりげなく用例の確認をしているが、膨大な資料に当たっているわけで、感嘆する。それが苦ではない方がこういう仕事をされるのだなと思うと、ちょっと羨ましい。

  • 「ことばは生きている」を実感させてくれる一冊。どーでもいいような言葉をしっかりと見つめる姿勢に感心した。言葉に徹底してこだわった労作。好きな人にしか受け入れられない一冊です。

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