- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334043230
感想・レビュー・書評
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概ね頷ける内容だった。
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海外との比較や、歴史的な見方がされており、とても面白い。タイトルが、若干、売れる本を狙ってる感があるのが、むしろ残念なくらい。
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著者は重曹やクエン酸を使う掃除法などを紹介しているので、いわゆる有能な主婦礼讃の立場の人だと誤解していた。
家事の出来ない女性は恥、一汁三菜手作り、いつも気配り目配り、子供の頃から刷り込まれた意識を私もこの頃捨てつつある。家事をアウトソーシングしたって良いではないか、そんなアドバイスをくれたのは夫である。家事育児でワンオペしてきた妻だと定年になってようやく知って、反省しているとは本人の弁。今は洗濯と掃除、そして食事の後片付け担当。不足だと感じることも多々あるのだが、逆に私の不満が昔からの刷り込みに拠るものだと考えさせられた。根深い偏見を少しずつでも変えて行けたらと思う。 -
女性の権利
良妻賢母はあっても大和魂とか男性を指す言葉はなかったかと?
夫を働かせるため、朝ごはん神話など作らず夫婦で協力してすればいい
部屋は断捨離とか終活とかいわず、今を楽しく過ごせるように生活する
そうですね、死んだ後のために窮屈な生活をするのではなく、いっそのこと終活にかかるお金を用意しておけばいいのでは
まあ、不要なものを溜め込むのは大事にしてるというより、逃避とも感じますが
その人らしさでのびのび生きていきましょう -
究極の断捨離「夫」に絶句
ちゃんとやる
は禁句ですな。 -
だいぶ前に買ったのに未読だったのでこの機会に読んでみた。著者はナチュラルクリーニングをはじめ、お掃除講座などを展開されている方で翻訳家でもあるそう。
そんな方が「(日本人女性は)家事のしすぎ」という内容の本を書かれることが興味深い。むしろ「もっときれいに!もっと自然で丁寧に!」みたいな方向性になりそうなものなのに。
家事、育児をはじめ女性たちが無償労働に押し込められては家族や子供の問題を一身に担わされ、多くの責任を持たされ、有形無形のプレッシャーに囲まれてきたかをさまざまなデータや調査によって明らかにしていく前半は筆致が鋭く快刀乱麻という趣き。そうはならないようになりたいと思いつつ日本に生まれ育って文化に染まり切って思いきれずにいる私には非常に共感できる内容だった。
後半はミニマリストや断捨離、一方で「片付いてはいないが多くの人が憧れる暮らしをしている人」の話に飛ぶ。やや唐突な感じ。「丁寧な暮らし」の究極ともいえるライフスタイルと反対の極にあるライフスタイル。「それぞれが心地よいあり方で暮らすことが大事」「やりすぎないようにした方がよい」というのが著者の結論のように思うが、いまひとつ前半との関連性が薄いように感じる。
いずれにしても、昭和の時代とは働き方も暮らし方も社会構造も大きく変わっているのだから固定された役割分業にこだわることなく(というかこだわってると危険)それぞれに合った生活のスタイルをすべき、という主旨と捉えれば概ね賛成。話変わってナチュラルクリーニングは興味あるけど手を出せてない領域なのでそっちの本も読んでみようかな、 -
だれかと一緒に暮らす事になったら男女問わず読んでみてほしい一冊。そしてどう思ったか感想を聞きたい。
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他の方のレビューにあるように、後半は個人的感想で、あまり納得できなかったです。前半は良かったのに残念。
日本ではフルタイムで働いていても家事の外注があまり進まないのが難点で、これからは家事代行サービスなど活用して自分の時間を作りたいと思いました。