知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

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  • 光文社
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本棚登録 : 266
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043599

感想・レビュー・書評

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  • なんとなくタイトルに惹かれて購入。
    池上さんの本はいくつか読んだことがあるので、
    同じような内容も散見された。

    が、

    最後にきて、びっくり。
    不本意な仕事を任された時の心構え。
    「越境」したと思って、がんばる。
    まさに、今の私の状況ではありませんか。

    そうか、読むべくして読んだ本だったのか。
    きっと、この先も「越境」は続く。
    その時に、人間の真価が現れる。
    頑張れ、私。

  • 池上さんが、自らのキャリアを振り返り、いろいろな分野で能動的に知識を身に着け、経験を積んできたことが役に立ったとアドバイスされている一冊。確かに、会社で意にそぐわない仕事をすることになっても、前向きに取り組んでいけば、あとで必ず何かの役に立つ。また、いろんな人とつきあったり、さまざまな分野の本も読むことは、自然と自分ができることの幅を広げてくれる。
    池上さんがおっしゃる越境というのは、好奇心と勇気がベースに必要となるものと思いますが、それらは年をとってくると、徐々に失いがちなものでもありますね。人生100年といわれますが、いつまでも好奇心と勇気を持って、越境していきたいものです。

  • この1冊だけで、幅広い話題にふれることができ、これもまた「知の越境」の1つかもしれないと思う。
    印象に残ったエッセンスは以下。
    ・アウトプットを意識したインプット
    ・日本は1つのことをやり通すことがいいという思想があるが、それが選択肢を狭めている可能性がある
    ・すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる
    ・質問を抑え込むのは、本人の成長の機会ばかりでなく、周りの人も賢くなる機会を奪う
    ・人をだしに使う質問法
    ・越境の醍醐味(無知の知、未知を知り停滞を破る、共通点を見出す、多数の視点を持つ/自分を相対化)
    特に越境の醍醐味に関して、分野の狭間に橋を架ける発想や、トヨタとメルセデスの話で信頼関係の重要性と売りたいものの周りを演出するという視点は、ぜひ取り入れていきたい。
    直接的に「質問力を磨く」ハウツー本ではないが、質問力を磨くためのマインドは少しわかった気がする。また、何より今の自分のおかれた環境からすると、励まされたのでよかった。

  • 池上さんはNHKに入社してからたくさん受け身の異動してきたそうです。
    その都度必死の独学で乗り越えてきました。

    人生では、さまざまな場面で高い壁に行く手を拒まれることがありますが、真正面の壁を超えるのではなく、真横に移動することで、壁のない道が見つかることもあり、池上さんはそれを「越境」と名付けました。

    また人生の越境ばかりではく、「知の越境」というのもあるはずで、専門分野に閉じこもることなく、さまざまなジャンルにとびこんでいき、いわゆる「専門家」ではない視点から、新しい発見も生まれるはずです、と池上さん。

    個人的には「越境のための質問力を磨く」がすごく良くて、また改めて読みたいです。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  「越境する人間」の時代
    第2章  私はこうして越境してきた
    第3章  リベラルアーツは越境を誘う
    第4章  異境へ、未知の人へ
    第5章  「越境」の醍醐味
    第6章  越境のために質問力を磨く
    終章   越境=左遷論

    <内容>
    専門分野のプロは多くいるが、ちょっと越境すると「私は専門外」となってしまう。しかし池上氏は、NHKの記者からキャスター、「こどもニュース」と必然的に越境してきたが、そのたびに自らに課題を課して、自らを磨いてきた結果、現在のような活躍に繋がっている。その過程の話と、「リベラルアーツ」=「越境者」の観点から、スペシャリストよりもゼネラリストをめざせ、と説く。役に立つフレーズが多くちりばめられている、役に立つ本である。

  • 池上さんの「越境」人生を振り返りつつ、最後にちょろっと質問力について語る本。池上ファンならマスト。

  • 時事問題をまとめた本ではなく、池上氏の仕事論
    人生論を語った本です。

    ここで言う「越境」とは、人生においては何が
    役に立つかわからない。「こんなことをしても
    ムダでは?」と思わず、目の前の課題をこなして
    行きなさい。そうすればそれが役立つ日が必ず
    くる。

    スティーブジョブスも似たようなことを言って
    いましたね。

    それから、一つの場所に止まるな、力を蓄えた
    のなら現状から飛び出して挑戦しろ、という
    意味も込められています。

    この時期、意にそぐわない人事異動を受けた人が
    読むべき一冊です。

  • TVなどでおなじみの池上さんの1冊。
    冒頭に「年齢を重ねれば越境の機会が減る。
    無理にでもその機会を作る必要がある。」
    「進歩が止まった、どうも沈みがちだ、すっきしない。
    そう思ったときにちょっといつもの道を外れ、
    隣の道を進んでみる。角度が違っただけで風景が
    違って見えます。」と書かれていたのがすごく印象的でした。

  • TVなどでおなじみの池上さんの1冊。
    冒頭に「年齢を重ねれば越境の機会が減る。
    無理にでもその機会を作る必要がある。」
    「進歩が止まった、どうも沈みがちだ、すっきしない。
    そう思ったときにちょっといつもの道を外れ、
    隣の道を進んでみる。角度が違っただけで風景が
    違って見えます。」と書かれていたのがすごく印象的だった。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみあきら)
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局記者主幹に。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに。
主な著書に、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ(第4版)』(海竜社)他、多数。

「2020年 『池上彰の今さら聞けない日本のこと(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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