残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方 (光文社新書)
- 光文社 (2018年7月19日発売)
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感想 : 31件
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784334043612
感想・レビュー・書評
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年齢・職歴問わず人事になったら1度は読んでほしい本
人事の業務をもっと意識高くやれるようになりたいし、働き方改革のための変革を受け入れてくれる職場で学びたいなと思わされた1冊。
働き方改革は「残業を減らしてみんなで働かないキャンペーン」なのでしょうか?
それではただでさえ低い日本の労働生産性がさらに下がるだけですよね?
また、在宅勤務者は家でサボっているのでしょうか?
逆に出勤したらサボっていないのでしょうか?
・残業や出勤せずとも今まで以上の成果を出す
・残業や出勤に使っていた時間を、地域や家族、自己研鑽のために使う
このような仕事の仕方、時間の使い方に変えていく、そのための「働き方改革」なのです。
今まで満員電車で大汗をかきながら通勤してきた上司や管理職世代がこのことを認識しないと年功序列型の企業は、このことを理解した運営の会社に優秀な人材を取られることになると思われます。
本書では人事は
・20年前のやり方を頑なに踏襲しがち
・大手企業で取り組んでいないからと新制度を導入しない
など紹介されますが思い当たる節がありませんか?
わたしはあります。
人事評価制度の形骸化これもあります。
資料や目標を作るのが本当に負担ですよね
など人事あるある(?)も満載でわたしは大変興味深くよむことができました。
●最後に
「残業の9割はいらない」という刺激的なタイトルですが、他のかたのレビューにもありますが具体的な減らし方について論じている本ではありません。
また9割というのもあとがきで「ちょっと言い過ぎ」感を著者自身が醸し出しているので残業の減らすための仕事のハウツー本ではないのでその点を期待しないように注意。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルから想像する残業削減対策などの本ではなく働き方改革に関する著作です。あとがきに著者のあふれる想いがつづられており、実はあとがきから読んだほうが良い本かもしれません。
経営層はもとより中間管理職が持つ価値観が非常に大きなポイントの一つであると著者は語っており、現在その位置にある自分自身はキチンと出来ているだろうかと自問自答してしまいます。 -
スマート!
さすが、コンサルタント経験者でヤフー常務。
働き方改革は成果主義と表裏一体。働き方改革は残業抑制とイコールではない。
・夕方6時に仕事を終えて帰る人よりも仕事が遅くて夜中まで仕事をしている人の方が給料が高いのはおかしい。
・頑張っていることは評価に値しない。
・ルールに従ったためにこうなったんだから自分は責任を取らないでは許されない。
・労働生産性の向上は狙うものではない。
・制度は常に変えていくもの。
・自分に課せられたミッションは何か。
・相手にとっての鏡になる。
・これから必要になる学びは今必要なスキルを一気に学ぶこと。
・自分と向き合い、価値観を持って正直に生きることが大切。 -
業務効率化のような話ではなく、人事制度や如何に社員のモチベーションを上げるか、パフォーマンスを引き出すか?という観点で書かれている。
当社独特なのかもしれないが、人事は人のことを評価するという仕事柄、煙たがられる印象を受けてしまうのだが、やはり人財や採用はも重要だよなぁと理解
ワークスの牧野社長も人財が全てと言って新卒採用でもインターンや採用パスなど凄く力を入れられていた印象
人事戦略というとリストラくらいしか思い浮かばないのだが、色々あることは学びになった -
記録用
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残業時間は抑制しなければならないが
安直な成果主義は逆に崩壊を招く。
成果でなく貢献で評価してしまっていないか?
社会がプレイングマネジャーが多すぎる構造は見ることが難しい。
目的は、
・企業として勝つため
・社員が幸せになるため
ジョブディスクリプションを定めて
職務内容、目標・目的、責任の権限の範囲、ポジションの有する社内外の関係先、必要とされる知識・経験・技術・学歴・資格などを克明に表記する。
企業は人事力を磨き、
人事戦略=経営戦略という認識を持つ -
自分も同じ考えです。周りに話をしてもなかなか通じないから自分がとてつもなくおかしいのでは?と思っていました。ちょっとだけ自信が持てました。
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タイトルと中身は不一致だし、論点もバラバラ
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人事関連の仕事につく人にはとても◎
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同業ということもあり人事畑の方の書いた本へはどうしても斜に構えて読んでしまうのですが。本書に書かれている組織で起こりがちな問題や解決へのアプローチはとても地に足が着いたものと感じられました。関心のある方に素直にお勧めできます。いろいろな書物が中で紹介されていますが、そちらの本も読んでみたくなるように紹介されていました。ぜひ読んでみたいと思います。
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働き方改革≠残業削減
改革の本質について述べられていた。
社員を大切にする会社が今後勝っていくと思った。 -
それぞれの立場で働き方改革に取り組まなければならないこと、この中で成果主義の徹底が必要であることが的確に示されています(^^)
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●週休3日でも何でも良い。社員は会社に成果を見せろ。show me the outcome!
●働き方改革
①残業の抑制→社員の残業を一律に抑えたい企業
②テレワーク→今までは働く母親に向けて
③副業を認める
④週休3日→佐川急便とか、深刻な人手不足
●IT業界ではエンジニアの差が生み出す成果の差に大きく影響する。通常の仕事と違い、10倍の能力差なんて当たり前に生じる。
●余暇の概念は、産業革命によって生まれた。農業は農閑期しか休みはなかった。過酷な工場労働から余暇が誕生した。そしてレジャー産業も発達した。
●大事な事は、仕事を「人」に付けず、「組織」につけること、つまり仕事を属人化させないことです。
●ヤフーの1on1ミーティング。
●プロ野球選手、寝るのも仕事。3割と2割5分の差は、20分の1のヒットの差なのだ。
●自転車通勤のメリット。ストレス解放と満員電車、渋滞解放。デメリットは事故率の高さ。
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働き方改革は単なる時間外を減らしではなく、結果にコミットする方向への変革であり、企業、あるいは人事はそのための環境を整備すべきである、という論旨。特に未来志向でかんがえて、テクノロジーが発展することによって、制度はどうかあるべきかを考え、変革していく必要がある、というもの。様々な書籍や経験を織り交ぜ主張を展開。特に目新しいことを言っているわけではないが、これだけシンプルにかつロジカルに説明している本はあまりないかも。
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働き方改革は言うなれば、(労働)生産性の向上の推進である。
そして、(労働)生産性の向上は既存のビジネスモデルの改革でもある。
労働時間(インプット)を減らしても、それ以上に業績(アウトカム)が減っては意味がない。
労働時間を減らしても、業績が増すようなビジネスモデルでないと、企業も従業員も幸せにはなれないだろうと思う。
残業代や休日買取代が給与構成の一部である限り、従業員の意識は変革できない。
「ラクして儲かる」ようなやり方を考え、実現した企業が生き残るんだろうな。
それこそ、新しい形の成果主義制度の浸透がカギになるのでしょう。
比較優位説に立った成果主義ならば、所得の差はあるにせよ、社会全体がシェアリングできるのではないかと思う。ウェッティードライな感じ。 -
うちの会社でも、早く帰れ指令が出始めた。
部長が8時に帰れと言い出すと、10時までやってた人は不平不満を言わずに、8時に帰る。
もちろん仕事のトラブルは無い。
こんなうちの内情を説明するに、ピッタリで、ウンウン頷きながら読み耽りました。 -
2019/2/19
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