残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)

  • 光文社
3.80
  • (4)
  • (9)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 191
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043865

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 前半部の日本の残業の現状整理は非常にわかりやすかったし、キーワードも学ぶことができたので、このキーワードを今後職場で活用すると良いと感じた。(残業麻痺など)
    ただ、後半部のhowの部分については、あまりインスピレーションを得ることができなかった。

  • 働き方改革が叫ばれて久しいですが、なかなか残業が減らないと、どの職場でも聞きます。
    残業はそもそもなぜなくならないのか、長時間労働は習慣なのかなど、2万人を超える調査データから分析していきます。
    今まで漠然としか分からなかった残業の実態が、解き明かされます。
    もはや個人だけの取り組みでは、残業はなくならないでしょう。
    そこには、組織の構造的な問題が含まれているからです。
    相変わらず、さすがの分析です。

  • 20190120

  • 東2法経図・6F開架 B1/10/980/K

  • 残業が起きる要因や歴史などを統計を交えて解説。

    経営陣と従業員。上司と部下。国と企業など立場が違えば、残業に対する捉え方も変わってくる。
    残業の武勇伝を聞かせる上司は珍しくないし、時期によってはやらざる得ないときもあるでしょう。生活費としての残業もあるかもしれない。非正規で働くひとの立場に立っていないところは多少残念だと思うけど、製造業中心の社会からサービス業にシフトしていくなかで、残業も量から質に変化していかないといけないと言うのはわかった気がします。働き方改革との兼ね合いも考えれば、個人も常にアップデートしていかないといけない。仕事に対するモチベーションを常に保つことは、なかなか難しいですね。

  • 残業とは、仕事ができない人や残業しないといけないという雰囲気でしていると思っていた。しかし、実際残業をしないと生活をできない層も少なからずいることがわかった。多分、感覚としてはこれが理由で残業している人は増加していると思う。なぜなら、所得が低い人が増加している印象があるためである。文化的に残業をしなければいけないことが一番強い理由である気もする。それは、経済的に理由で生活に困っていなくても出世や名誉という社会的ステータスのためという価値観である。これは、宗教的価値観を含みにくい日本ではなかなか変えていくことは難しいと思う。残業減らしたいなら、起業するか、早く自分が会社で権力の職に就いたほうがいいと思う。

  • 長時間労働是正について経営サイドが指揮をとってやることは勿論だが、その前に自社の残業体質がどこからきているのか適切に分析してそれに見合った施策をとることが肝要。その為には経営上層部やマネジャー層だけでなく、一般社員への意識付けが重要となる。そういった意味で経営者、上司層、一般社員全ての人に読んでもらいたい本。
    ただし、自社がどういう状態にあるのか、今後にどう活かしていくのかデータ分析できる人材や機関が不足しているのも事実で、課題のひとつ。

    また、ストレスや健康リスクは右肩上がりな一方、個人的に感じている幸福感は増しているという「残業麻痺」状態が個人的には最も恐ろしいと思った。身近にそういう人がいるからで、その人のために本書を手に取ったようなものだからだ。ところが残業で「忙しすぎて秋以降記憶が殆どない」というその人にこの本を勧めたところ、「読む時間がない」と言われた。

  • 残業したくない側、したい側、双方が読むべき本だと思う。施策はないが、学問としたことでフラットな意見を得られる良書。

  • 年末年始に自身のマネジメントを振り返る目的で読みました。個人的には良書だと思います。

    残業に対して、客観的に数字を用いたアプローチは十分な説得力があり、次のポイントを対話形式で書かれているため非常に読みやすかった。
    ・残業の根本的な原因を探求すること
    ・残業問題を解決した後に広がる将来や成果の希望を理解すること

    ただ、解決策に関してはマネジメントに終始してる感が強く、少し残念でした。

  • なぜ、残業しちゃうんだろう、というのをかなりシツコく論理的実証的に追い込んで分析している。でも結局結論は、視点を転換しよう、管理職がコミットメントしよう等などオーソドックスなところ。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

中原 淳(なかはら じゅん) ................... 監修者
日本のリーダーシップ教育の「夜明け前」である
立教大学経営学部教授。東京大学教育学部卒。大阪大学大学院人間科学研究科,メディア教育開発センター(現・放送大学),MIT客員研究員,東京大学講師・准教授等をへて,2018年より現職。企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。

「2018年 『リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)のその他の作品

中原淳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
リンダ グラット...
ジャレド・ダイア...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする