ぶれない軸をつくる東洋思想の力 (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043896

感想・レビュー・書評

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  • ○愉快な人生
    ・愉快な人生を送るための最大のポイントは、「それなりの人物」になること⇒「それなりの人物」になるために最も大事なのは、人格形成⇒人格ができたあとに技能に取り組むと非常に早い、技能だけで進んでしまうと人間的な側面がついてこないから行き詰まったりとん挫したりする

    菜根譚を素読し血肉にしたい

    子どもに人間性を確立させるための大事な力
    「清掃」…整理整頓能力(分類)が身につく、すがすがしいという感覚がわかるようになる、愛着心が育つ
    「応対」…挨拶、返事、手紙を書くなどを通し、より良い人生の最大のポイントである応対を身をもって学ぶ
    「進退」…進と退がわかると、より進めるほうへエネルギーを費やせ、世の中の秩序とか、見えないウェーブが見えてくる

    愉快な人生を生きるにあたっての大事な要素
    「孝」…孝行である
    「徳」…自己の最善を他者に尽くし切る

    どう生きたらよいか?→素直な人間として正しく生きること

  • 私には簡単に理解できる内容では無いな、
    という部分も多かったのですが、
    「素読のパワー」については
    「なるほど!確かに!」
    と腹落ちできました。

  • 東洋思想の興味への入門書と言える一冊。
    最後の極右政権への批判は、少し懐古主義にも感じた。

    しかし、
    「四経五書」「陽陰論」などの東洋思想に興味を持てた。
    二律背反の答えを導く方法は、東洋思想なのかもしれない。

    本、全体は4章構成。
    人生を春、夏、秋、冬と捉えていた。
    春の章はよくわからなかったが
    夏の章以降頭に入ってきた。
    とても興味深く読めた一冊でした。

  • 推測で語っていて根拠が不明な箇所、が散見し、全体として説得力に欠けてしまっているように思いました。個人的には、読まなくてもよかった内容でしたが、若い人には役立つかも。

  • 東2法経図・6F開架 B1/10/983/K

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著者プロフィール

田口佳史(たぐち・よしふみ)
1942年、東京生まれ。東洋思想研究家。イメージプラン代表取締役会長。新進の映画監督としてバンコク郊外で撮影中、水牛2頭に襲われ瀕死の重傷を負い入院。生死の狭間で「老子」と運命的に出会い、「天命」を確信する。「東洋思想」を基盤とする経営思想体系「タオ・マネジメント」を構築・実践、延べ1万人超の企業経営者・社会人・政治家を育て上げてきた。第一人者として政財界からの信任は厚い。東洋と西洋の叡智を融合させ「人類に真の調和」をもたらすべく精力的に活動中。配信中のニュースレターは海外でも注目を集めている。
著書に『超訳 孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール』『超訳 論語「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』『超訳 老子の言葉「穏やかに」「したたかに」生きる極意』(以上、三笠書房)など、ベストセラー、ロングセラーが多数ある。

「2022年 『仕事で一生悩まないための菜根譚の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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