スポーツとしての相撲論 力士の体重はなぜ30キロ増えたのか (光文社新書)
- 光文社 (2021年6月16日発売)


- 本 ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334045487
感想・レビュー・書評
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先日大横綱白鵬が引退してしまいました。
後に続く力士がダンゴ状態であることは
否定できないと思います。
そんな日本の国技とも言われ、必ずTV中
継される大相撲。
白鵬関を知らない人はいないと思います
が、それ以外のダンゴ状態の力士となる
と、「?」という人は多いでしょう。
さらにスポーツ競技として相撲を見た場
合、年俸はいくらぐらいなのか。
引退後の進路にはどういうものがあるの
かなど、あまり他競技よりも知られてい
ない部分があります。
それらの知識が得られるのが本書ですが、
白眉は十両と幕下の差に言及した下りで
す。
天国と地獄ほどの差があるこの地位を巡
って繰り広げられる攻防の描写は素晴ら
しいです。
NHKの相撲中継を今度は幕下の取り組み
から観てみようかな、と思ってしまう一
冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Q&A方式を取っているのでサクサクと読みやすく最近相撲に興味を持った方に特にオススメです
話題も現代相撲に留まらず、力士そのものや相撲界全体まで広がるのもよき
Q30の著者の西尾さんが相撲にハマったきっかけの所は涙なしには読めませんでした…
巻末の幕内力士の解説も嬉しい! -
相撲ファンだが、知らないことも多く楽しめた。データとかがたくさん与えられるとスポーツ観戦は楽しめる。
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読了 20210929
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東2法経図・6F開架*B1/10/1140/K
西尾克洋の作品





