人生余熱あり (カッパ・ホームス)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334051679

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  • 20年ぶりの再読。

    完全燃焼を求めて、生きた男たちのルポルタージュ。

    「こたつで居眠りしていた猫がサバンナを疾走する獅子に変わった」かのように、海外で、あるいは僻地で活躍する男たちに城山三郎が密着。

    現在、超高齢社会といわれているが、城山氏はすでに、1989年刊行の本書で、「老いをもてあまし、老いにもてあそばれるのではなく、老いを手玉に取る生き方はないか」と、問いかける。

    そして、老後の生き方について、提言する。
     1.世の中から引っ込まず、つとめて世の中との接点を多く持つ
     2.つとめて人間に対する興味や好奇心を持つこと
     3.老いの意識を持たぬこと
     4.惰性で生きず、常に自分を新しくする生き方をすること
    参考にしたい。

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著者プロフィール

城山三郎(しろやま さぶろう)
1927年8月18日 - 2007年3月22日
愛知県名古屋市中区生まれ。大日本帝国海軍に志願して入隊し、特攻隊の部隊に配属されたが、訓練中に終戦となった。東京産業大学(一橋大学の前身)を卒業後に1963年までは大学講師を務めながら作家活動を続けていた。経済小説を一ジャンルに格上げした先駆者のひとり。伝記小説、歴史小説も多い。
1957年に『輸出』で第4回文學界新人賞、1959年『総会屋錦城』で第40回直木賞、同年『落日燃ゆ』で吉川英治文学賞と毎日出版文化賞、1996年『もう、きみには頼まない 石坂泰三の世界』で第44回菊池寛賞をそれぞれ受賞。2002年に朝日賞を授与される。
代表作としては上記作品に加え、二度テレビドラマ化された『官僚たちの夏』、妻との想い出を描いた遺稿のエッセイ『そうか、もう君はいないのか』、よくタイトルが人物評としても用いられる、『粗にして野だが卑ではない』が挙げられる。

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