本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334051679
感想・レビュー・書評
-
20年ぶりの再読。
完全燃焼を求めて、生きた男たちのルポルタージュ。
「こたつで居眠りしていた猫がサバンナを疾走する獅子に変わった」かのように、海外で、あるいは僻地で活躍する男たちに城山三郎が密着。
現在、超高齢社会といわれているが、城山氏はすでに、1989年刊行の本書で、「老いをもてあまし、老いにもてあそばれるのではなく、老いを手玉に取る生き方はないか」と、問いかける。
そして、老後の生き方について、提言する。
1.世の中から引っ込まず、つとめて世の中との接点を多く持つ
2.つとめて人間に対する興味や好奇心を持つこと
3.老いの意識を持たぬこと
4.惰性で生きず、常に自分を新しくする生き方をすること
参考にしたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示