日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (カッパ・サイエンス)

著者 :
  • 光文社
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334060336

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2012/12/18購入

  • ついこの間読んだ、「よろずのことに気をつけよ」の学術的裏づけのような本。そして、最近徳島大学附属図書館でやっていた平治物語の崇徳天皇の話も出てきます。呪いというと怖いけど、人々が”呪い”を信じ、恐れることで現実社会での暴走を防ぎ、”呪い”を鎮める”祓い”というシステムが有効だと皆が信じるとき、精神的な浄化がなされる、という、重要なアイテムだったのだと思う。ま、この本の中には壮絶な呪い合戦も出てきますが・・・。日本の裏の文化史、とも言えます。

  • 民俗学入門に。たいへん読みやすいです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

(こまつ・かずひこ)1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。著書は『いざなぎ流の研究─歴史のなかのいざなぎ流太夫』(角川学芸出版)、『神隠しと日本人』『妖怪文化入門』『呪いと日本人』『異界と日本人』(角川ソフィア文庫)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書)、編著に『妖怪学の基礎知識』(角川選書)など、多数。2013年、紫綬褒章受章。2016年、文化功労者。

「2018年 『鬼と日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (カッパ・サイエンス)のその他の作品

小松和彦の作品

ツイートする