美しき凶器 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 154
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334070076

感想・レビュー・書評

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  • 怪物のような女が襲ってくる設定はそんなに好みではないが最後のベイビーと言う場面で終わるのは良かった。

  • 最後まで一気読み。色々な登場人物が居て、場面の切り替えが多いので途中分からなくなったけど、最後は息もつかせぬ展開でした。最後までスリルたっぷり。いつもの頭使うような推理小説というよりかは、アクション多めの作品だったかな。人を人形のように捻り潰してしまう彼女は怖いけど、最後のシーンでやはり人間、女性なんだって思わされた。ぴーんと全部が繋がって素晴らしかったです。

  • 狂ったかのように、機械かのように、殺人を繰り返す犯人。怖かったけど、最後の最後で犯人がとても可哀想になってしまった。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2589232.html)
    「タランチュラ」を改題

  • 最後が圧巻だなぁ。

  • またしてもすごい女子キターーーー!!!

  • 陸上競技界に驚異のデビューを果すべく驚くべき方法で鍛え、造り上げられた最強の女性アスリート。彼女を造り上げた男は、医者でありドーピングの権威者でもあった。過去に彼のドーピング技術により、自己能力を超えた記録と名声を得た4人の元アスリート達が、ある事件をきっかけに、汚された過去を抹消しようと、彼の屋敷に忍び込むが、誤って彼を殺してしまう。この時から、美しきアスリートは復讐に取り憑かれた凶器と化す。しかし、連続殺人のサスペンス物は心が荒むねぇ。出来るなら美しきアスリートのまま活躍して欲しかったなぁ。

  • 推理モノっていうようりは、バイオレンス小説といった感じ。オチが読めるので、もうひとひねり欲しい。

  • カナダでドーピングしたオリンピック
    仲間が秘密を守る為にデータを盗みに
    入るが医者に見つかる。不意をついて
    拳銃を奪い撃ち殺す。家を焼き払うが
    ドーピングの最高作タランチュラが
    逃げ出して復讐。山中湖から世田谷まで自転車で向かう。途中、不良の車に
    乗り襲われるが返り討ちにし殺害
    重量上げの選手は真っ向対決。仲間の
    女に頭を叩かれた所お射殺
    女のマンション地下駐車場で一晩待つ
    が現れず。痕跡を残して次の敵へ
    陸上部のコーチは合宿所に逃げる
    仲間の女が引っ越し先をドアにはる
    タランチュラはタクシーで合宿所へ
    選手を拉致探しにきたコーチを槍で
    一刺し。都内に自転車で戻る途中、
    暴走族に絡まれる。リーダーを射殺
    ライターをしている男の昔のアパート
    で待ち伏せ。引越し先を知る。
    ライターの男は妻を逃がす。女の指示
    した場所にタランチュラを誘き出す
    ローラースケートで登場。
    車を飛越え、ドアに捕まる。
    女が銃で撃ち川に消える。ライターが
    女に近づくと撃ち殺された。警察が
    最後の一人を車から判明。
    妻は女の会いに行く。ナイフで襲い
    かかった瞬間、警察が止めた。
    地下駐車場でタランチュラ登場。
    妊娠している妻にベイビーと声をかけ
    た直後、刑事が射殺。
    女はドーピング中毒。母が果たせなかった夢を叶えたが、化け物になった
    タランチュラのドーピングは妊娠中絶
    の連続による筋肉強化。妊婦は子供を
    育てる為に筋肉増強されるエキスが
    出る。妊娠の相手は医者本人。

  • ハラハラ感があった。
    途中でどんでん返しの部分が読めてしまったけど、楽しめました。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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