巴里・妖都変 (カッパ・ノベルス 薬師寺涼子の怪奇事件簿)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334073718

作品紹介・あらすじ

警視庁史上、最強にして最凶の女性官僚・薬師寺涼子警視がパリに舞い降りた。パリの大学での特別講師として招かれたのだ。もちろん、忠実な僕(?)泉田準一郎警部補も強制同行…。空港に着いた涼子たちの目前で、老人がリスのような生物に脳を吸われ死亡してしまう。奇怪な生物が引き起こした事件に、涼子は嬉々として単独捜査を開始!被害者が、日本の巨大ハイテク企業・アルゴのヨーロッパ総支配人・藤城奈澄邸の使用人と知った涼子は、パリ市内の藤城邸へ突入するが…!!地上で最も危険な女・薬師寺涼子の痛快無比、傍若無人の活躍を描く絶好調シリーズ、特別書下ろしで登場。

感想・レビュー・書評

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  • パリに出張でやってきた薬師寺涼子。空港の迎えにきたJACES社員・北岡。シャルル・ド・ゴール空港で遭遇した人間の脳を吸い取る怪物。被害者を雇っていたアルゴのヨーロッパ総支配人・藤城奈澄との会見。藤城邸に棲む謎の老婆・花園スミレ。オタクのイベントで何者かに誘拐された岸本。捜査の名のもとに藤城邸に乗り込む涼子。オタクイベントで出会ったバロン・ド・オタクの正体。

  • 警視庁史上、最強にして最凶の女性官僚・薬師寺涼子警視がパリに舞い降りた。
    パリの大学での特別講師として招かれたのだ。
    もちろん、忠実な僕(?)泉田準一郎警部補も強制同行…。
    空港に着いた涼子たちの目前で、老人がリスのような生物に脳を吸われ死亡してしまう。
    奇怪な生物が引き起こした事件に、涼子は嬉々として単独捜査を開始!被害者が、日本の巨大ハイテク企業・アルゴのヨーロッパ総支配人・藤城奈澄邸の使用人と知った涼子は、パリ市内の藤城邸へ突入するが…!!
    地上で最も危険な女・薬師寺涼子の痛快無比、傍若無人の活躍を描く絶好調シリーズ、特別書下ろしで登場。

  • 「いえ、りっぱなヒーローよ」(p.212)

    パリ出向の涼子、人の脳を吸うリスのような動物と遭遇。

    (2003年01月13日読了)

  • 初の海外編で、シリーズの中ではいちばん好きな作品。
    大きくて凶暴性剥き出しな怪物が相手よりも小型の凶悪生物の方がよほど怖い気がします。

  • お涼さまシリーズの中では、今のところ、これが一番好きかな。フランスを舞台に大暴れ。日本を離れて、本領発揮の地で、のびのび活躍されています。

  • 薬師寺涼子の海外編。面白かったです。泉田君が格好いいなぁ。鈍いけど。涼子サマの台詞は小気味よくて好きです。戦うメイドさんにもこっそり萌えました(笑)。こーゆーの好き。

  • 垣野内成美さんの絵が相変わらず素敵です☆
    このイラストに惹かれて買ってしまいました。

    でも、話もテンポ良く、泉田警部補とお涼のやりとりも楽しいですよ。

  • 何の気なしに買ってはまってしまった。ドラよけお涼シリーズ。このシリーズは新書で買ってしまう。

  • 未読。覚えていないが多分古本屋で勢いだけで買ってそのままになっているものと思われる。

  • ドラよけお涼シリーズ。破壊力は相変わらずなのかもしれませんが、茅田作品に慣れてしまったせいか、まだまだ甘いと思ってしまうのは変でしょうか?

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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