雪女のキス―異形コレクション綺賓館〈2〉 (カッパ・ノベルス)

制作 : 井上 雅彦 
  • 光文社
3.13
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本棚登録 : 35
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334074135

感想・レビュー・書評

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  • 皆川博子『雪女郎』収録。『雪女郎』は刊行中のコレクションに入るらしいので、早く出ないかなー。時代物、現代物と、とりどり揃っていて面白かった。異形大好き。ただ、男性作家の現代物になると、『雪女』=『抱いて寝ると冷たい』の連想から書かれたような話がいくつかあって、それは通俗的すぎてあまり好きではなかった。しかしその中でも、吉行淳之介の話は気持ち悪いながらも上手いなぁ、と思ったので、久しぶりに読み返したくなった。

  • 小泉八雲のあの話から書下ろし作品まで、「雪女」テーマの古今取り混ぜたアンソロジー。

    ある収録作品に寄せた序文中の一言(編者の言葉に非ず)、

    「殿方の思い描く雪女は、女性の思い描く吸血鬼と等しいのではないか」

    には首肯すること頻り。

    正直に言うと内容にそう期待してもいなかったのだが、豈図らんや、読み応えのあるアンソロジーだった。

  • (収録作品)雪おんな(小泉八雲)/空知川の雪おんな(坪谷京子)/妖婆(岡本綺堂)/幻に吹雪く(雪女(山田風太郎)/雪女郎(皆川博子)/雪女臈(竹田真砂子)/雪おんな(高木彬光)/街を凍らせる(バスタブの湯(中井紀夫)/コールドルーム(森真沙子)/戻って来る女(新津きよみ)/都会の雪女(吉行淳之介)/涼しいのがお好き?(久美沙織)/冷蔵庫の中で(矢崎存美)/紅い雪・蒼い雪(雪女(赤川次郎)/深い窓(安土萌)/雪うぶめ(阿刀田高)/白雪姫(井上雅彦)/ゆきおんな(藤川桂介)/雪女のできるまで(菊地秀行)/雪色の物語(雪音(菅浩江)/雪ン子(宮部みゆき)/雪(加門七海)

  • 相変わらず良い感じの短編集。
    雪女と言うモチーフなので偏るかな、と思ったのですが、良い意味で予想を裏切られた。
    彼女たちや、それに纏わる物語は思ったより心地よい。
    「誰にも言わないから傍に居て」はいつか使ってみたい。

  • 2008年2月21日

  • 小泉八雲の『雪おんな』を改めて読んでみる。井上氏も述べているが、こんなに短い作品だったことに驚き。(2002.4.14)

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