密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)

著者 :
  • 光文社
3.31
  • (9)
  • (35)
  • (80)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 253
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334074678

作品紹介・あらすじ

その日、烏賊川市立大学映画学科の四年生・戸村流平は、二つの死への嫌疑をかけられた。大学の先輩である茂呂耕作と、元彼女の紺野由紀。流平は、由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが、それを主張できない。なぜなら、由紀が死んだ夜、流平は鍵のかかった茂呂の部屋で、彼の死体を発見していたから…。緻密な構成と大胆なトリック、飄々とした筆致。極上の本格推理デビュー作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • たぶん10年くらいぶりの再読。
    トリックは覚えていたけれど被害者を忘れていたり、妙に細かなことは覚えていたりと自分の記憶に苦笑。
    初の長編とのことでやや冗長ではあるが、やはり『謎解きはディナーのあとで』のブレイク前の作品の方が好き。

    プロローグ
    第一章 事件以前
    第二章 事件一日目
    第三章 事件二日目
    第四章 事件三日目
    エピローグ

  •  「完全犯罪に猫は何匹必要か?」を貸してくれた友人に前二作を要求したら、田舎へ持ち帰ったとの由。「『密室の鍵貸します』を貸さないのかよ」。やむなく図書館で借りる。
     名探偵が出てくると、地元の警部は引き立て役に甘んじるものだが、「完全犯罪に〜」では砂川警部がメイントリックを解いてしまう。アレレ? 本書でも同じ。2人探偵システムなのか。
     ドラマ版では玉木宏が探偵 鵜飼杜夫を演じたことを知る。御手洗潔を演じる前だ。鵜飼と御手洗ではずいぶんキャラクターが違うような……。
     

  • 烏賊川市シリーズ1作目。
    これは…容疑者Xの献身も真っ青なレベルの献身じゃないですか…!?!このシリーズはミステリでは珍しく警部がかなり有能、なのかな??とぼけてて掴みどころのない鵜飼探偵の今後の活躍も気になるところ。

  • フラれた彼女と先輩が同日に殺され、両方で犯人として疑われる巻き込まれ系主人公かと思いきや、事件が起こった原因の一部だった。
    彼のこの先の人生が心配。暮らしていけるのか?

  • 初読:2005/12/02(ノベルス)
    再読:2014/02/21(文庫)

    (文庫本の感想を転載しています)

    初読はもう8年前…だったので全く内容を覚えていなかったんですが、そのときはこの作品だけ読んで続きを全く読まなかった。
    多分、当時は一発逆転の、眼から鱗的なトリックが好きだったので、この作品をどうにも地味に感じちゃったんだろうなあと思う。
    というわけで派手さは無いものの、堅実にまとめてあり、最近はそういうミステリもなかなかよしと思うようになってきたので、楽しかったです。ユーモアの部分も程よく楽しめた。
    ドラマも見たけれど全く設定が変わってるんだね。この設定のままのほうがすわりが良いと思うんだけど。

  • 東川篤哉の長編第一作らしい。軽く読めて、トリックも面白い。良い作品だった。

  • その日、烏賊川市立大学映画学科の四年生・戸村流平は、二つの死への嫌疑をかけられた。大学の先輩である茂呂耕作と、元彼女の紺野由紀。流平は、由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが、それを主張できない。なぜなら、由紀が死んだ夜、流平は鍵のかかった茂呂の部屋で、彼の死体を発見していたから……。緻密な構成と大胆なトリック、飄々とした筆致。極上の本格推理デビュー作。

  • はやく探偵になりたい、よりもこっちが先だったのね。
    とりあえず、短編よりも長編のほうがこの作者の作品は個人的には読みやすい。
    この話に限って言えば、最後の結末がどうも消化不良なんだよなぁ。もったいない。。

  • 『烏賊川市シリーズ』第一弾。「千葉の東・神奈川の西」にあると言う烏賊川市。普通に考えると、江戸川区とか、浦安とかのあたりになりますが、どうなんでしょうね? 作中では、特に重要でもないからとそれ以上の追求はされていません。

    語り口が軽妙。軽~い感じで描かれていながらも、しっかりと推理小説の基本的なところは抑えて描かれているところは、中々素晴らしいと思います。しかも、物語で起きる様々な出来事が、その後につながる伏線になっているとはね。

    ハードボイルドとは一線を画す、中々面白い作品です。

  • イメージはサクッと読めるミステリー。
    犯人とかトリックとかは結構早い段階で予想ついちゃうけど、キャラクターとか展開が楽しくて読ませてくれる。
    コメディ感強めw

全53件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)のその他の作品

東川篤哉の作品

ツイートする