首切り坂 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 37
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075194

感想・レビュー・書評

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  • 明治時代の東京を舞台とした本格ミステリ。
    生首が出現するという怪談のある首切り地蔵で、首なし死体が発見される。作家である主人公は偶然この事件に巻き込まれ、呪いではないのかと疑いつつ友人たちと真相に迫っていくが…
    読みやすく、明治の香りがよく出ていると思うが、真面目で怪奇な雰囲気で進んで行くわりにトリックはバカミスっぽいかも。
    それと、ある登場人物がそれほどキーパーソンならもう少し書き込んでほしかった。
    でもこの時代はなかなか新鮮なので、シリーズで続けてほしい。続編が2005年に出たきりのようだが、まだ続くのだろうか。

  • 可もなく不可もなく。
    ただ読み終わった後に何となくやりきれない感があった。
    皆バラバラじゃないですかー!事件は解決だけど決して大団円ではない。

  • 推理か幻想か伝奇か自分の中でカテゴリに迷ったのですが。やっぱりここかな。多分一番正しいのは「探偵小説」
    トリック自体は、特に目新しいという感はないが、「時代感」を出す文章力に脱帽。そしてとても面白かった。
    文庫落ちしたら欲しいなぁ。

  • 明治末期という時代設定とその描かれ方がかなり自分のストライクゾーンで気に入った。
    ミステリを読み慣れている人には、解決編のネタは予想できちゃったりしてアレなところがありますが「呪い」「首切り地蔵」「白狐の面をつけた怪人物」「生首」とキーワードてんこ盛りで、緻密な推理を求めず、ゆるーい感じで楽しめれば良いじゃん!派の私はこういう作品大好きです。

  • 最後の謎解きが秀逸.鳥肌が立つような記述も楽しめる.

  • ところどころまどろっこしく、ここは必要なのか?という部分があった。また、謎解きもちょっとおそまつ。しかし文明開化の時代の世相、風俗が良く描かれていて面白い。この作者の本をもっと読んでみたいように思う。

  • 「呪い」=「お茶目なトリック」、か……。こうして言葉を並べてみるとかなりの違和感だけれど、たしかにそう言えないこともないな。個人的には妙に気に入りましたこのトリック。しかしこの場面を想像すると、怖がっていいのか笑っていいのか分からないんだけど。
    妙に前置きが長く、そのわりにはさくさくとやたら早く解決しちゃうのが少し物足りなく感じるけど。インパクトは充分。

  • 相原さんのデビュー作ですね!はああしかしキルケーの次がはやく読みたいなーううーん楽しみにしてるのに!
    キルケーから先に読んだので大島さんこんなことしてたのか!ってなりました。
    いろっぽい文章はそのままに、人間的なホラーの部分を化物にすりかえたような神秘的なおそろしさはやっぱり素敵です。

  • ミステリとしてはまだまだ完璧とは言えないのですが、キルケーの前章なのであちらを読む前に一読をお薦めします。

  • 本棚をひっくり返してみました!1冊目。
    時代背景は好き。でもすっごく京極っぽいです。
    でもでも色々京極程ではないんです。キャラクターもストーリーもマニアックさ(笑)も。
    明治末期〜大正にかけてだから確か朱雀シリーズより前ですね!女中さんとか居るよ!
    トリックはイマイチ分からなかった・・・orz再読したのに・・・orzorz
    同じような坂が福岡県にもあるんだっけ??一度見てみたい!

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