林真紅郎と五つの謎 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 80
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075323

感想・レビュー・書評

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  • 5編すべてが、事件のようでいて実は事件ではなかったという肩透かしのオチの趣向に笑った。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14694370.html

  • 著者のことばに、はい、残念〜といいたくなる短編集。
    愛着もわかないし、奥さん亡くした設定は全くいきてないし、
    短編集にしたいなら普通に仕事してる方がマシ。
    登場人物もなんか中途半端。
    あわよくば続けたい感が見え見え。
    つまらなかった。

    暗号文字は、わざわざそういう字を組んでくれるのかな⁇
    組むとか今の時代ないか…⁇

  • 主人公は元法医学者。名前は真紅郎。真紅郎がバラバラに見える謎をシンクロさせて真実を見出だす。若干説明臭い印象もうけたが伏線が複雑、かつストーリーがしっかりしていて、面白かった。

  • 元方医学者が5つの事件と出会い、解決をしてしまうのだが、結末が読者に委ねられる感があり、微妙なところもある。最後の「雪とボウガンのパズル」は、そんな偶然が偶然を呼んだ殺人事件⁈と思ってしまうもの。実際に同じ事件が起きて、警察はたどり着けるんだろうか⁈と思ってしまう(笑)

  • 消化不良。
    推理したけど、結果はどうだったのかわからないまま終了って、それはないよー。
    真紅郎も背は高くて、頭はいいけどそれだけで、つかみどころがない。
    これはもしかして、事件を解決する度に奥さんをなくした痛みを徐々に軽くして行くのかな。
    最後は前向きになるのかな。なんて、思っていたら、あれ?
    むむむ。
    なんでしょう。子供向けの雑誌の連載ものなのかな?
    ひたすら悶々とする。

  • “しかし真紅郎は今の一件に、妙に引っかかるものを感じていた。高田の奴、奥さんをうまくあしらったな、という感じがしていた。何か心の裡でモヤモヤと蠢いているものがある。それが波の形を取り始める。その波と、彼の考える仮説のひとつが、だんだんとシンクロする……シンクロする……。
    そしてひとつの仮説が完成してしまう。
    「高田、お前さ、岸本の家に行ったの、今日が初めてじゃないだろ?」
    真紅郎はついそんなふうに話し始めてしまった。”[P.126]

    さくさくっと。

    “「何を考えているんです?私も別に先生のことを本気で疑っていたわけじゃない。ただ捜査がこのままだと行き詰まりになりそうで、ああいう考えしか浮かばなかったし、先生がもし別な考えをお持ちなら……」
    「うーん。実はまだ、しっかりとはシンクロしてないんですが」
    「シンクロ?」
    「あ、いえいえ。こっちのことです」
    真紅郎は手を振って誤魔化した。”[P.227]

  • 素人探偵もの。
    暗号の話が面白かった。
    とりあえず解答見ながら読んだのですが、一旦自分でも読んでみればよかったかも。

    きちんと結末まで書かれず推理のみで終わる話が多いので、気になると言えば気になるかも。

  • ちょっと子供向きかな、と思ったけど、さらりと読めるミステリーで面白かった。(間違ってたけど)暗号の解く途中までの経緯とか、興味深かったし。

  • 軽くサラッと読めるワリには、ちゃんとミステリしていて面白い。「過去から来た暗号」で出てくる秘密文字、わたしも小学生のころ友達と作ったっけ(^艸^)懐かしい。

  • 元法医学者の隠居やもおが日常で遭遇した謎に、偶然も考慮して取り組む話。
    複雑な波形が脳裏でシンクロしたとき解けるそうです。
    ・いちばん奥の個室
    ・ひいらぎ駅の怪事件
    ・陽炎のように
    ・過去から来た暗号
    ・雪とボウガンのパズル

    偶然の部分が大きすぎる。心理的な理由も納得いかない。
    ううむ、あまり楽しめず。
    単に私の感性と合わなかっただけなのかもしれない。

    過去から~だけちょっとおもしろかったです。

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著者プロフィール

乾 くるみ(いぬい くるみ)
1963年静岡県生まれ。女性と間違われやすいが、男性。
1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。別名義の市川尚吾では評論活動も行っている。
2004年刊行『イニシエーション・ラブ』が同年「このミステリーがすごい」第12位、「本格ミステリベスト10」第6位、翌年第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補作に。2007年文庫化され、書店員やメディアの後押しでロングヒット。2014年に100万部に達し、2015年映画化され、代表作となった。
2004年刊行の『リピート』も同じくロングヒットとなり、2018年にテレビドラマ化された。

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