王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス

著者 :
  • 光文社
3.90
  • (60)
  • (66)
  • (77)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 546
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075439

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いろいろと一応のケリがついての王都奪還と第二部の幕開けとなる7,8巻

    第二部はちょっとづついわゆるファンタジー色が強まっていくんだよね

    解放王の16翼将って数字をだいぶ最初の方で明かしといて第一部では15人しか出てこないというやり口(やり口て!)にやきもきして読んでたな…
    当時はエステルが戻ってきて幕下に加わればいいなあって思ってましたがはたして?

  • 第1部完。
    そして、第2部の始まり。

    リアルタイムで追っかけてた当時、僕は第2部はないものと思ってたので、「仮面兵団」が出た時は結構驚いた。

    改めて読み返してみると、第2部はパルスの周辺諸国がより個性的になってて、これからが面白くなりそう。第1部は長いプロローグだったとも思える。

  • この巻で、第一部が終了し、その3年後からを描く第二部が開始される。第二部では純真だったアルスラーンもお人が悪く(?)なり王者の風格が見え始め、それにつれて慕ってくる人間もまだ増えてくる。従事たちのキャラクターもだんだん明かされてきて、いよいよ大詰めに向かってきているという感がある。後書きも絶好調で、「増えすぎた分はあとで減らせばいいんですよ」などと、ファンが聞いたら泣き出しそうなことまで平気で書くようになって来た。本編と共に目が離せないのが、この“神”の存在である。

  • 意外とあっさり第一部が終わったな!二部からが本番か・・・パルスが負けるところが想像も出来んが・・・

  • [墨田区図書館]

    なんと懐かしい!
    図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。

    でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。

    このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「カッパ・ノベルス」シリーズで、既刊の10巻を2巻づつまとめたもの。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに第一部の終わる8巻あたりまで読み進んだが、11巻から2巻編成でなくなるらしい。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    第1部の最後と第2部の最初が収められた巻
    この巻からはアニメ化されていない
    王都エクバターナのルシタニア軍はアンドラゴラス、ヒルメス、そしてアルスラーンの3つのパルス軍に三方からの攻撃を受け、絶体絶命だが唯一の救いは三軍が連携を全く考えていないことだ。
    一方でアルスラーンは母親から自らの出自を告げられ、英雄王に自らを問い、新たに王となることを決意する。
    第2部の最初である8章には申し訳ないが、やはり第1部の最後の印象は強烈だ。
    第2部はアルスラーンの治世は安定し、パルスはさらに発展しつつあるが、そこに静かに闇が忍び寄りつつつあるといった感じになるのかな。

  • 7巻王都奪還で第一部完。8巻仮面兵団からは第二部が始まる。
    パルス対ルシタニアはさておき、やはり熱いのはアンドラゴラス対ヒルメス対アルスラーンの親族対決!アルスラーンの秘密はあっさり明かされ、ヒルメスはプライドとメンタルをズタズタにされひとまず表舞台から去った。アンドラゴラスとの決着は意外な形でつくこととなり、拍子抜けの部分もあるが、アルスラーンのためにはこれで良かったと思われる。
    第二部はまだ触りである。ヒルメスと偽ヒルメス(?)が現れ、ザッハーク一派も動き出し、衰えることのない面白さである。

  • 蜀崎ェュ縲ゅ?檎視驛ス螂ェ驍??阪?Kindle縺ァ隱ュ繧薙□縺九i縲御サョ髱「蜈オ蝗」縲阪°繧峨?ゅΝ繧キ繧ソ繝九い霆阪′蜴サ縺」縺ヲ繧よ姶縺??轣ォ遞ョ縺ッ縺ェ縺上↑繧峨↑縺??ょ・エ髫キ蛻カ蠎ヲ謦、蟒?↓蜿榊ッセ縺吶k繝溘せ繝ォ繧??√ヲ繝ォ繝。繧ケ縺後>繧九メ繝・繝ォ繧ッ縺ェ縺ゥ縲√&縺セ縺悶∪縺ェ蜍「蜉帙′繝代Ν繧ケ繧堤漁縺」縺ヲ縺?k縲

  • 1部7巻まで文句なく面白いな

  • 図書館で借りた。
    逆転しちゃいました(苦笑

全35件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中芳樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×