監獄島下 (カッパノベルス)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075767

感想・レビュー・書評

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  • シャルル・ベルトラン・シリーズ

    死体の安置されている地下室のギロチンで発見されたガルベス所長の遺体の下半身。上半身は「蝋燭岩」と呼ばれる海岸の岩に突き刺さっているのが発見された。密室の地下室。捜査中の燈台で銃撃され死んだドーニャック看守長と重傷を負ったベルトラン。個室でのカーターボーン卿の死。自殺に見える死の真相。2年前の落盤事故とボールドウィンの組織の復活したダイヤモンド密売ルートの謎。メアリーの隠された秘密。

     2011年3月18日再読

  • なんたるボリューム。そして量的なボリュームに負けず劣らず、猟奇殺人ばかばか発生。監獄の魅力にもうっとり(笑)。わー、とことんめっちゃ好みっ♪ さらに次から次へと密室尽くし。もうお腹いっぱい。
    手がかりはものすごく多いので、それを拾っていけば犯人はけっこう分かるかもね。「この人の行動怪しい!」てのは案外見え見えで、実際私も犯人「だけ」は分かったし。でも数々の密室トリックが……ああ一番単純な一個しか分からなかったわ~。あと動機についてもぜんっぜん考えてなかったので、「そんなことがあったのか!」と驚愕しまくり。……名探偵には到底なれない。
    個人的にはオルランジェ館の○○○にもっとも驚愕。二百五十年の時を経て、てのが絵的にかなり美しいなあ。

  • 上に同じ。
    苦手な人は苦手だと思うのですが、私には久々のヒットでした。

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