バルト海の復讐 (カッパノベルス)

著者 : 田中芳樹
制作 : 山田 章博 
  • 光文社 (2004年11月18日発売)
3.14
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  • 本棚登録 :85
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075880

作品紹介

二十二歳にしてハンザ同盟の豪商から船を任された、若き船長エリック。高価な琥珀を買い付けた帰路、船員の裏切りに遭い、海に投げ込まれる。魔女を名乗る老婆に助けられ命拾いをした彼は、事件の裏にある陰謀を知り、腕利きの騎士や黒猫「白」たちを味方に、自らの濡れ衣を晴らすため立ち上がった。エリックと陰謀の黒幕との対決の行方は。

バルト海の復讐 (カッパノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 若くして船長に抜擢された主人公エリック。しかし、最初の航海の途中で裏切りにあい、冬のバルト海に放り込まれる。という展開が初っ端も初っ端。ちょっと飛ばしすぎじゃないですか、そんな感じで物語が始まります。そしてタイトルの通り、バルト海での復讐。
    ホゲ婆さんやギュンター、ザンナといった主人公の味方のキャラクターの良さと敵役の大物ぽっくでも小物ぽいといったところも物語にいい味付けをしているように思います。

    久しぶりの田中芳樹ノベル。「アルスラーン戦記」と「夏の魔術」に出会って小説を読むことの楽しさを知った私にとって、やはりこの人の作風は合っているようで、今作も楽しく読めました。

    あと、巻末の赤城毅さんの取材同行記が面白い。

  • 図書館

  • 真面目に生きてきた主人公が、船から縛られて
    海へ放り出される所から始まります。
    初っ端から生死危うし! です(笑)

    身の潔白を信じてもらおうと雇い主の所まで行ったのはいいんですが
    まさか…と思ったら、その通りでした。

    この主人公に関していえば、やたらに幸運に恵まれています。
    ひとつひとつだけだったら、あるかも、な事ですが
    こう連続でいくと『すごい幸運』としか言いようがないです。
    最初に出合った人が、良かったんでしょうか…?w

  • 山田氏が関わっていたので中国物じゃないけど購入

  • 書評やらであまし評価されてなかったので期待せずに読んだら、それなりに楽しめた。まあ、ちと盛り上がりに欠けるかな、とか、商業わかんない、とかはあったけど。主人公がいまいち魅力に欠けるてのも難点か。あと小物に見せかけて実は大物?に見せかけて実は・・・な敵役がなー。結局お前も虚勢なのかと。ここの登場人物で一番際立つのはやはりホゲ婆さん。そしてメテラー。婆さんはありふれた大人物タイプだけど、メテラーのキャラは中々気持ち悪くて珍味で人間的。蔑むべきか同情すべきかで、対面すると嫌な気分になること必至。田中氏の書かれる悪役の中でも珍しいタイプなのでは。巻末の赤城毅さんの取材同行記が面白い。

  • 2004/11/18発売済み。未購入。<BR>
    <BR>
    以前に単行本で出たものの新書版。以下、光文社(http://www.kobunsha.com/)の紹介文より。<BR>
    <BR>
    -----ここから引用-----<BR>
    中世バルト海を舞台に裏切られた青年の、
    復讐と冒険の大ロマン!<BR>
    <BR>
    二十二歳にしてハンザ同盟の豪商から船を任された、若き船長エリック。 高価な琥珀を買い付けた帰路、船員の裏切りに遭い、海に投げ込まれる。 魔女を名乗る老婆に助けられ命拾いをした彼は、事件の裏にある陰謀を知り、腕利きの騎士や黒猫「白」たちを味方に、自らの濡れ衣を晴らすため立ち上がった。<BR>
    エリックと陰謀の黒幕との対決の行方は!?<BR>
    -----引用ここまで-----<BR>
    <BR>
    なんとなくデュマの「モンテクリスト伯」、あるいはヴェルヌの「アドリア海の復讐」を思わせる。<BR>
    (タイトルからして「アドリア海の復讐」の様な感じだが、この「アドリア〜」自体が、デュマの友人であった ヴェルヌが「モンテクリスト伯」へのオマージュとして捧げたものであるので、田中氏もそういう意図でタイトルをつけたのかも知れない。)<BR>

  • 田中芳樹を読み慣れている人には「らしい」、読みやすい一冊。ちょっと面白みには欠けるかもしれないけど、話自体はいいかな。

  • この作者さんお得意の「なんとなく続編も書けるような余地」を残した作品と感じました。
    少年少女のための正しい冒険活劇ですが、正直「食い足りない」です。自分がターゲット層でないという部分を差し引いても、手抜き感がぬぐえず。
    これだったら「アップフェルラント物語」の方が面白かったような気がします。

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