殺生石 (カッパノベルス)

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著者 : 富樫倫太郎
  • 光文社 (2004年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075927

殺生石 (カッパノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • ストーリーが面白く、文章も読みやすいのでサクサク読める。
    肝心の殺生石自体はあまり出てこないが、そのクライマックスまでの盛り上がりかたがむちゃくちゃ楽しめる。
    明治維新前後のアイヌに対する和人たちの悪行の数々に、同じ日本人として情けなさを感じた。
    著者の本はあまり外れがないので、安心して楽しめる。

  • ■「わたしが望むことはただひとつ。この国が混乱することだ」フランス軍事顧問団に紛れて来日した二人の怪人、サン・ジェルマンとカリオストロ。神の山で殺生石を封印し続ける陰陽師・安倍泰成。永劫の時を生きる彼らの激闘に、苦難の歴史を刻む誇り高きアイヌの青年と、勝ち目のない戦に挑む旧幕府軍の物語が絡み合う。かつてない一大伝奇叙事詩。

    ■■箱館三部作シリーズ。「箱館売ります」や「美姫決戦」が普通の歴史小説だったのに、これだけ思いっきりホラーファンタジー。しかもメインの土方さんが出てくるまでが長い。長いけど、前置きも充分面白かったです。土方さんは相変わらずいい男。途中、敵に襲われ馬から転落して気絶しちゃうシーンがあるんですが、思わずすがりつきたくなる。かわいいなぁ。ちょびっとですが京都時代の土方さんと沖田さんのシーンもある。端正な顔と土方さんの容姿を描写。このお話の土方さんはかっこいいけどなんか可愛い人でした。

  • 幕末・フリーメイソン・安部清明・アイヌ等等いろんなものがミックスされており、何が何だか…。主人公がだれだかわからなくて感情移入しにくいです。
    とりあえずアイヌ知識はもういい。
    そして大鳥さんが切なすぎる。
    最後は異様にあっさり終わってびっくりです。

  • 幕末の日本に不死の人サンジェルマン伯爵と山師カリオストロが、というあまりにも荒唐無稽な設定にかなり読むのを躊躇してしまったのだが、西洋オカルティズムも陰陽師も箱館戦争も個別には非常に興味があり、とりあえず借りてみる。カバー絵はブリューゲルの「叛逆天使の墜落」。むしろほとんどこれに惹かれてしまったという……。

    軍事顧問団の誰かさんと誰かさんが偽者ということになっている。一部『ガルトネル』とリンクしているようにも思われるが、そうなるとこの偽者という点と合わせて、かなり齟齬が出てきてしまうのでむしろ別々の作と考えるべき。全体の雰囲気としてはアニメ『シュヴァリエ』と『幕末機関説いろはにほへと』を足して2で割り、それをアイヌで味付したという感じ。

    あまりにも雑多な要素がてんこ盛りでいささか食傷気味。しばらくこの作家はいいかな……。文章下手じゃないけど、上手くもないし。

  • 幕末の蝦夷地で殺生石を巡ってくりひろげられるサン・ジェルマン、カリオストロと安倍泰成の戦い。そこに土方歳三らが絡んできて。って設定はそれだけでおなかがいっぱいなくらい豪華なのに、なんかイマイチ。素材をうまく料理しきれてない感じ。

  • 土方歳三と箱館戦争とアイヌとサン・ジェルマン伯爵と陰陽師と九尾の狐と・・・。まあ、いろいろブっこんであります・・・。

  • 旧作『陰陽寮』の名残か、魑魅魍魎と蝦夷共和国を混ぜ合わせた感じの小説。オリジナル要素強めですが、とりあえず土方歳三がメインで出張っています。大鳥さんがゾンビになったり土方さんが妖魔に襲撃されたりしますので、トンデモ本が好きな方にはオススメ。

  • なんかこう、イロイロてんこ盛りで楽しいです(笑)サン・ジェルマンあり、九尾の狐あり、吸血鬼あり、そして土方歳三ありっ!

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